*風邪予防・冷え性、胃腸障害の改善に効く*
万能薬味として利用され、ほんのひとつまみ入れるだけで、ほのかな辛みと香りが料理を一味も二味も美味しくしてくれるショウガには、夏に出回る新ショウガ、固くて辛いひねショウガ、谷中ショウガに代表される葉ショウガなどがあり、特に薬効が優れているのは、ひねショウガです。また、漢方薬の処方の5割にショウガが使われているほど、実は様々な薬効成分が含まれています。その効果を挙げれば・・・
1、脂質代謝を上げて体を温める。
辛み成分ジンゲロンやジンゲロールは、ノルアドレナリンの分泌を促進して体脂肪の分解と燃焼を促すことで体を温める。発汗や解熱作用もあり、風邪のひき始めにも効果的。
2、吐き気を抑える。
胃腸を収縮させ、吐き気を誘発するホルモン、セロトニンの働きをジンゲロールが抑える。海外では妊婦のつわりを軽減するという研究報告もある。乗り物酔い防止にも効く。
3、抗酸化作用。
ジンゲロン、ジンゲロール、ショウガオールのほか50種類を超える抗酸化成分を含んでいる。その効果はターメリック(ウコン)と同程度に強いことがわかっている。
4、ガンや胃潰瘍を予防。
ジンゲロールがガンの原因となる遺伝子の突然変異を抑える。水溶性成分「ジンゲルスルフォン酸」が胃潰瘍を予防する。
5、咳を鎮め痛みを抑える。
加熱後に生まれる辛み成分ショウガオールは中枢抑制作用が強く、咳を鎮め、鎮痛効果も発揮する。関節の痛み止めのサプリメントもある。生のショウガには、体を温める作用を持つ辛み成分・ジンゲロンやジンゲロールが豊富に含まれ、さらに、加熱するとジンゲロールが溶け出すだけでなく、咳や痛みを抑えるショウガオールが溶け出します。ショウガを加熱したスープなら、体脂肪を燃やし、冷えた体を温めて風邪にも良いと効果満載です。
ショウガは魚や肉の臭みを消し、独特の香りで料理に風味を加えて食欲を増進させます。お寿司でおなじみのガリは、ショウガの辛み成分であるジンゲロールやショウガオールの優れた殺菌力と、食欲増進効果があり、お寿司に欠かすことが出来ません。またジンゲロールは、アメリカ国立ガン研究所でガン予防効果が最も高いと指定されています。
ショウガには味はほとんどなく、私たちが感じているのは辛みと香りで、ことに香りを食べているといっても過言でないほど、しょうがには200種以上の香り成分が含まれています。ショウガの香りをかぐだけで脳の血流はどんどん増えていき、脳が活性化されるので、頭をスッキリさせたい時にはショウガを利用すると良いでしょう。
青魚の煮物や豚の生姜焼きなどの肉料理にもショウガは欠かせませんが、特に肉料理の際はチューブ入りのショウガではなく、生のすりおろしを使用してください。ショウガに含まれるタンパク質分解酵素が肉をやわらかくしてくれます。
漢方では吐き気止めのほか、鼻つまり、頭痛、咳、冷え性などに利用しています。ショウガの絞り汁とはちみつに熱湯を注いで作るショウガ汁は、身体を芯から温めて発汗を促進させるので、風邪には最適の飲み物です。
また最近の研究から、ニンニクやタマネギ並みの抗凝血作用(血液の凝固を防ぐ)があることがわかり、さらに動脈硬化の原因である血中コレステロールを減少させること、血圧を下げることなどが次々報告されて、高血圧症や心臓疾患にも適用されるようになってきています。
*保存方法*
いつも台所に置いておきたい野菜ですが、冷蔵庫で長期保存をすると低温障害を起こし腐ってしまうので、湿らした新聞紙などに包んで15℃(台所下が適切)に置くか、あるいは、すりおろしたものをラップに包んで冷凍することをお勧めします。
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万能薬味として利用され、ほんのひとつまみ入れるだけで、ほのかな辛みと香りが料理を一味も二味も美味しくしてくれるショウガには、夏に出回る新ショウガ、固くて辛いひねショウガ、谷中ショウガに代表される葉ショウガなどがあり、特に薬効が優れているのは、ひねショウガです。また、漢方薬の処方の5割にショウガが使われているほど、実は様々な薬効成分が含まれています。その効果を挙げれば・・・
1、脂質代謝を上げて体を温める。
辛み成分ジンゲロンやジンゲロールは、ノルアドレナリンの分泌を促進して体脂肪の分解と燃焼を促すことで体を温める。発汗や解熱作用もあり、風邪のひき始めにも効果的。
2、吐き気を抑える。
胃腸を収縮させ、吐き気を誘発するホルモン、セロトニンの働きをジンゲロールが抑える。海外では妊婦のつわりを軽減するという研究報告もある。乗り物酔い防止にも効く。
3、抗酸化作用。
ジンゲロン、ジンゲロール、ショウガオールのほか50種類を超える抗酸化成分を含んでいる。その効果はターメリック(ウコン)と同程度に強いことがわかっている。
4、ガンや胃潰瘍を予防。
ジンゲロールがガンの原因となる遺伝子の突然変異を抑える。水溶性成分「ジンゲルスルフォン酸」が胃潰瘍を予防する。
5、咳を鎮め痛みを抑える。
加熱後に生まれる辛み成分ショウガオールは中枢抑制作用が強く、咳を鎮め、鎮痛効果も発揮する。関節の痛み止めのサプリメントもある。生のショウガには、体を温める作用を持つ辛み成分・ジンゲロンやジンゲロールが豊富に含まれ、さらに、加熱するとジンゲロールが溶け出すだけでなく、咳や痛みを抑えるショウガオールが溶け出します。ショウガを加熱したスープなら、体脂肪を燃やし、冷えた体を温めて風邪にも良いと効果満載です。
ショウガは魚や肉の臭みを消し、独特の香りで料理に風味を加えて食欲を増進させます。お寿司でおなじみのガリは、ショウガの辛み成分であるジンゲロールやショウガオールの優れた殺菌力と、食欲増進効果があり、お寿司に欠かすことが出来ません。またジンゲロールは、アメリカ国立ガン研究所でガン予防効果が最も高いと指定されています。
ショウガには味はほとんどなく、私たちが感じているのは辛みと香りで、ことに香りを食べているといっても過言でないほど、しょうがには200種以上の香り成分が含まれています。ショウガの香りをかぐだけで脳の血流はどんどん増えていき、脳が活性化されるので、頭をスッキリさせたい時にはショウガを利用すると良いでしょう。
青魚の煮物や豚の生姜焼きなどの肉料理にもショウガは欠かせませんが、特に肉料理の際はチューブ入りのショウガではなく、生のすりおろしを使用してください。ショウガに含まれるタンパク質分解酵素が肉をやわらかくしてくれます。
漢方では吐き気止めのほか、鼻つまり、頭痛、咳、冷え性などに利用しています。ショウガの絞り汁とはちみつに熱湯を注いで作るショウガ汁は、身体を芯から温めて発汗を促進させるので、風邪には最適の飲み物です。
また最近の研究から、ニンニクやタマネギ並みの抗凝血作用(血液の凝固を防ぐ)があることがわかり、さらに動脈硬化の原因である血中コレステロールを減少させること、血圧を下げることなどが次々報告されて、高血圧症や心臓疾患にも適用されるようになってきています。
*保存方法*
いつも台所に置いておきたい野菜ですが、冷蔵庫で長期保存をすると低温障害を起こし腐ってしまうので、湿らした新聞紙などに包んで15℃(台所下が適切)に置くか、あるいは、すりおろしたものをラップに包んで冷凍することをお勧めします。
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学名/Stonogobiops nematodes 分布/西部太平洋 全長/7cm
本種は同属の中でアクアリウム・フィッシュとして、最もよく知られた種類である。生息環境は、サンゴ礁域の水深10~30mくらいの砂底で、テッポウエビと共生する。水槽内ではある一定の場所を確保し、自分のエリアに入るものは、大きな相手でも威嚇して逆に傷つけられたりするので、同居する魚(特に同系のハゼ類)を配慮すること。フィリピンやインドネシアから比較的よく輸入される。

