昨日から今年初めての真夏日となりムシムシして暑いですね
昨日はろりぽっぷのお隣にある「あいすデンタルクリニック)から、歯科医師の山﨑佑介先生にお越しいただいて歯科講座を行いました
毎日の育児のなかでお子さんの虫歯予防対策には、皆さん高い関心を抱いていらっしゃいますね。支援室に遊びに来られるお母さんたちからも、
お子さんの歯についての相談が数多く聞かれています。大切なお子さんが虫歯のない健康な歯を保ち続けるために、「これで大丈夫かな?」と
不安や疑問を抱きながらも日々奮闘されているのがよく伝わります。
今日は山崎先生から口の中のこと、虫歯になる仕組み、歯並びについてなどとても丁寧にわかりやすく説明して頂きました。
一つ一つのとても興味深い内容に、お母さんたちは頷きながら熱心に聞き入り、時間が足りなくなるほど積極的に質問や相談をされていましたね
沢山大切なことを教えていただきましたが、その中でいくつかをご紹介しますね。
・虫歯を予防するには、だらだら食いをに気を付けよう。
口の中は中性を保っているが食事をすると酸性になり、歯が溶けやすくなり虫歯になりやすい時間帯になる。
その後唾液の力で中性に戻していく性質がある。おやつを食べてもよいが、決まった時間にまとめて食べて、唾液が
中性に戻せる時間を作ることが大事。小さいうちから、甘いものや味の濃いものはあげない、麦茶よりは味のない水を飲ませた方がよい。
・歯が生え始めたら歯磨きを始める時期。
歯が生える前から授乳後や離乳食後に歯磨きシートを指に巻き付けて口の中を拭く。口の中へ物を入れることに慣れさせておくとよい。
・子ども用と仕上げ磨き用の歯ブラシを分けること。
0~2歳位まではシリコン製で柄にストッパーが付いたものを子どもに持たせて食後に歯磨きの習慣をつける。
仕上げ磨き用は子どものものを使わない。動かしやすく持ちやすいもので仕上げ磨きをする。
・歯が生えたらフロスを使う。
歯ブラスだけでは汚れは取れない。歯と歯の間の汚れは歯ブラシでは取れない。
歯ブラシだけでは虫歯になるので、小児用の歯間ブラシやフロスを使って掃除する。
・上唇小帯について
歩き初めの子どもは転びやすい。顔から転んで上唇小帯を切ることが多い。出血が多いので驚くと思うが、ティッシュやガーゼで押さえると10分程度で
止まる。押さえて受診してほしい。
唇の裏にミルクや母乳のカスが付きやすいので必ずめくって確認してほしい。
歯ブラシが上唇小帯にあたると痛がるので、押さえながら歯ブラシをするとよい。
・歯科医師からの見解では1歳半までに卒乳してほしい。
母乳やミルクは虫歯になりやすく、特に夜間は唾液の分泌が少なくなるので虫歯が出来るリスクが高い。できれば授乳の度にシートで拭いてほしい。
・一日に1回はしっかり仕上げ磨きをして菌ゼロにするのが望ましい。
食べたらすぐ磨くのが望ましいが、出来れば夜寝る前にしっかり磨くことが大事。(就寝前でなくても一日に1回行うことが大事)
全部歯が生えたら3分程度を目安に歯磨きをするとよい。
※歯ぎしりをしている子どもは心配しなくてもよい。歯がはえている状態を確認したり、歯並びを調整している意味がある。
※下唇を吸って遊んでいる子どもは心配しなくてもよい。乳歯の歯並びが永久歯に影響することはあまりない。
4歳になってもその癖がある場合は相談してほしい。
※イヤイヤ期になると暴れて歯磨きを嫌がることもあると思うが、押さえつけてがっちり仕上げ磨きをしてほしい。(虫歯になる方がもっとかわいそう
お母さんならトラウマになる心配はありませんね)
※「歯磨きしないと歯医者さんに歯を抜かれるよ」などと歯医者さんを脅しに使わないでほしい。
歯医者さんと仲良くなって、定期的に受診して歯周病の管理をしてほしい。
たくさんの質問に優しくわかりやすく丁寧に答えて頂いた山崎先生の温かいお人柄のおかげで、アットホームな雰囲気の『歯科講座』になりました。
ありがとうございました。
本日ご参加くださった皆さん、ありがとうございました
大切なお子さんのお口のケアについて、学びの多い充実したひと時になりました。毎日の歯磨きで虫歯ゼロを目指していきましょうね
令和5年1月に開催しました前回の『歯科講座』はyoutube「ろりぽっぷ泉わらすこチャンネル」にて配信しております。「歯科講座 子育て支援室」と
検索するとすぐ閲覧できますので、是非アクセスしてご参考になさってくださいね
次回の山崎先生の『歯科講座』は令和6年1月31日(水)の予定です。ご興味のある方は、楽しみにしていてくださいね
昨日はろりぽっぷのお隣にある「あいすデンタルクリニック)から、歯科医師の山﨑佑介先生にお越しいただいて歯科講座を行いました
毎日の育児のなかでお子さんの虫歯予防対策には、皆さん高い関心を抱いていらっしゃいますね。支援室に遊びに来られるお母さんたちからも、
お子さんの歯についての相談が数多く聞かれています。大切なお子さんが虫歯のない健康な歯を保ち続けるために、「これで大丈夫かな?」と
不安や疑問を抱きながらも日々奮闘されているのがよく伝わります。
今日は山崎先生から口の中のこと、虫歯になる仕組み、歯並びについてなどとても丁寧にわかりやすく説明して頂きました。
一つ一つのとても興味深い内容に、お母さんたちは頷きながら熱心に聞き入り、時間が足りなくなるほど積極的に質問や相談をされていましたね
沢山大切なことを教えていただきましたが、その中でいくつかをご紹介しますね。
・虫歯を予防するには、だらだら食いをに気を付けよう。
口の中は中性を保っているが食事をすると酸性になり、歯が溶けやすくなり虫歯になりやすい時間帯になる。
その後唾液の力で中性に戻していく性質がある。おやつを食べてもよいが、決まった時間にまとめて食べて、唾液が
中性に戻せる時間を作ることが大事。小さいうちから、甘いものや味の濃いものはあげない、麦茶よりは味のない水を飲ませた方がよい。
・歯が生え始めたら歯磨きを始める時期。
歯が生える前から授乳後や離乳食後に歯磨きシートを指に巻き付けて口の中を拭く。口の中へ物を入れることに慣れさせておくとよい。
・子ども用と仕上げ磨き用の歯ブラシを分けること。
0~2歳位まではシリコン製で柄にストッパーが付いたものを子どもに持たせて食後に歯磨きの習慣をつける。
仕上げ磨き用は子どものものを使わない。動かしやすく持ちやすいもので仕上げ磨きをする。
・歯が生えたらフロスを使う。
歯ブラスだけでは汚れは取れない。歯と歯の間の汚れは歯ブラシでは取れない。
歯ブラシだけでは虫歯になるので、小児用の歯間ブラシやフロスを使って掃除する。
・上唇小帯について
歩き初めの子どもは転びやすい。顔から転んで上唇小帯を切ることが多い。出血が多いので驚くと思うが、ティッシュやガーゼで押さえると10分程度で
止まる。押さえて受診してほしい。
唇の裏にミルクや母乳のカスが付きやすいので必ずめくって確認してほしい。
歯ブラシが上唇小帯にあたると痛がるので、押さえながら歯ブラシをするとよい。
・歯科医師からの見解では1歳半までに卒乳してほしい。
母乳やミルクは虫歯になりやすく、特に夜間は唾液の分泌が少なくなるので虫歯が出来るリスクが高い。できれば授乳の度にシートで拭いてほしい。
・一日に1回はしっかり仕上げ磨きをして菌ゼロにするのが望ましい。
食べたらすぐ磨くのが望ましいが、出来れば夜寝る前にしっかり磨くことが大事。(就寝前でなくても一日に1回行うことが大事)
全部歯が生えたら3分程度を目安に歯磨きをするとよい。
※歯ぎしりをしている子どもは心配しなくてもよい。歯がはえている状態を確認したり、歯並びを調整している意味がある。
※下唇を吸って遊んでいる子どもは心配しなくてもよい。乳歯の歯並びが永久歯に影響することはあまりない。
4歳になってもその癖がある場合は相談してほしい。
※イヤイヤ期になると暴れて歯磨きを嫌がることもあると思うが、押さえつけてがっちり仕上げ磨きをしてほしい。(虫歯になる方がもっとかわいそう
お母さんならトラウマになる心配はありませんね)
※「歯磨きしないと歯医者さんに歯を抜かれるよ」などと歯医者さんを脅しに使わないでほしい。
歯医者さんと仲良くなって、定期的に受診して歯周病の管理をしてほしい。
たくさんの質問に優しくわかりやすく丁寧に答えて頂いた山崎先生の温かいお人柄のおかげで、アットホームな雰囲気の『歯科講座』になりました。
ありがとうございました。
本日ご参加くださった皆さん、ありがとうございました
大切なお子さんのお口のケアについて、学びの多い充実したひと時になりました。毎日の歯磨きで虫歯ゼロを目指していきましょうね
令和5年1月に開催しました前回の『歯科講座』はyoutube「ろりぽっぷ泉わらすこチャンネル」にて配信しております。「歯科講座 子育て支援室」と
検索するとすぐ閲覧できますので、是非アクセスしてご参考になさってくださいね
次回の山崎先生の『歯科講座』は令和6年1月31日(水)の予定です。ご興味のある方は、楽しみにしていてくださいね