『犬達のSОS』片目を失った黒猫☆らん丸日記

片目を失った黒猫☆らん丸との毎日や、猫虐殺・虐待が頻発する愛媛県松山市が管理する松山総合公園のことを綴っています☆

犬達のSOS京都の野良猫ちゃん達の無料の去勢避妊の取り組みについて

2012-11-19 19:08:48 | 日記

FC2の『犬達のSOS 歌って踊れるミニスカ乙女隊より』の新記事を紹介します

犬達のSOS京都の野良猫ちゃん達の無料の去勢避妊の取り組みについて2012年11月18日00:15

【純情であれ、しかし、愛の心のない卑怯な策士(自分が有利なよう策略して立ち回る人)と戦う時は、賢くなれ!(ミーママ談)】

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12/11/14 島の恵さんコメントです       
『京都市の無料避妊手術について朗報です』
無料避妊手術をしている京都市に問い合わせした結果、すごくいいことがわかったので、コメントします

電話に出てくださったのは、とても仕事ができそうな男性の方。
「まちねこ活動についてお聞きしたい」と伝えると、お忙しい中、お時間をさいて教えてくださいました。 

京都市の「まちねこ活動」とは?
地域の合意のもと,住民が自分たちで決めたルールに基づいて,地域の野良猫のエサやりや、片づけ,猫トイレの設置や清掃,避妊・去勢手術の実施などの活動を,獣医師会のボランティア獣医さん達と地域住民で取り組み,野良猫を適正に飼養する活動

問い合わせ内容

まちねこ活動はH22年度から始めた。

どんな猫でも避妊手術をするというのはさすがに障害が多くできないので、地域で3名以上の活動者がおり、町内会等の理解がある地域を認定し、その地域の猫の避妊手術を無料でしている。

現在の登録地域は53地域、手術頭数は280匹になり、どんどん増えている

「避妊手術には1匹2~3万円かかるが、新しく予算をとるのは本当に大変だったのでは?」と聞くと、京都市の予算はなんとゼロとのこと!
予算がないのに、新しい事業を起こすなんて不可能できたとしても本当に大変だし、ふつうの公務員ならあきらめてしまうのに、京都市の獣医師さん達はすごい

避妊手術は獣医師会のボランティアでされており、薬代等の費用は、今まで犬猫の捕獲や殺処分のために使われていた経費を削り捻出している。
パンフレットも企業等のボランティアにお願いしたり、少ない予算から切り裂いて出したりしている。
ボランティアは、HP、イベントでの募集、ボランティアを希望する住民の方から申し出てくれることもある。

猫の処分頭数は軒並み減少傾向にあるが、猫の寿命(5年くらい)を考えると、目に見えて効果が表れるのはあと3~4年後だろう。
しかし、野良猫の苦情件数は、目に見えて減ってきている。
たとえば、エサやり、糞尿、発情期の鳴き声等の苦情が格段に減った。
このような効果によっても、地域の方々の理解が深まり、まちねこ活動が推進されている。

「ブログに載せてもいいですか?」と聞くと、「どんどん載せてください。そのほうが、我々もまちねこ活動がしやすくなるし、愛護が促進されるので」とのことでした。

最後に、「本当に感動しました。応援しています」
とお礼を申し上げて電話を切りました。

京都市の家庭動物相談所の獣医さんは6名とのこと。
大きな市のを、この人数でこなすのは本当に大変なのに、すばらしい

高い意識、すばらしいアイデア、無理難題をやってのける強いパワーと行動力に本当に感動です。
この意識と行動力を全国の愛護センターの職員獣医師達に持ってもらいたいものです。

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お目目の小さなキヨ丸さんのパトロールエリアの野良ちゃん、猫仲間の話ではある日突然飼い主に捨てられたようで、大きくなって、このエリアに現われたそう。『よしよし』となでてもらうのが大好き。『最近2ヶ月くらい姿を見なかったので、すごく心配していましたが、ヒョッコリこんなポーズで再会できました。』とメールを頂きました。無事でよかった。

12/11/15 愛をまといたい高知の可奈ママさんからのコメントです       
『京都市獣医師会に問い合わせました(・o ・)ゞ! 』

こんばんはo(^-^)o島の恵さんがコメントを下さった朗報に嬉しゅうなって、もっと詳しく聞きたいと思いました(・o・)ゞ!

11/15(木)10:52

対応は《大阪のおばちゃん!》って感じの気せわしく話される女性職員さん。

【まちねこ活動】についてお話しをお伺いしました(*^-')b

*家庭動物相談所=役所は捕獲業務をするだけだそうです。
*避妊去勢は(去勢もされているそうです)獣医師会の獣医さんが手術は行っている。
*手術をする獣医さんは獣医師会の獣医さんだけで、家庭動物相談所や京都の動物愛護センターや、保健所などに勤めている公務員獣医は手術しないとのことです。
(「あぁ~手術には全然関係ないですねぇ~┐(・◇・)┌ 」とも大阪のおばちゃん風職員さんが言われる)
*獣医師会の獣医さんとは獣医師会の会員で動物病院の先生だそうです。
*手術は毎週2回。
*野良猫限定
*京都市からも「年間にいくらって、ちょっとだけ」って微々たる割当てのお金(財源)をもらっているが全然足りない。
出動費(交通費など)程度を獣医師会から獣医に渡す。

『あたしら詳しい事は分かりませんわ(・o・)ここは事務所で、あたしら事務なんで、すんません(^^;』

ん(@_@)?? 捕獲・殺処分に回していた財源を麻酔などのお金に変えていたのでは?
京都市の獣医師会(つまり街の獣医さんたちの会員費?)から 交通費等が出て去勢避妊手術はすべて
街の優しい獣医さん達のボランティア(ToT)?
えっ??京都の街の獣医さん達と市民が動いただけで、京都市の行政はなにもしとらんがか(°Д°)?
京都市の市役所の職員さん達が、【まちねこ制度】の何をしたんか聞いてみないかんがよ(-ω☆)彡彡

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12/11/16 島の恵さんコメントです。      
『京都市の無料避妊手術の補足です』
可奈ママさん、「京都市のまちねこ制度」について読んでくださり、ありがとうございました

私も、可奈ママさんのコメントを読みました

私の説明不足で、分かりにくいところがあると思ったので、せっかくの素晴らしい取り組みを再度詳しくコメントすることにしました

獣医師会に電話されたようですが、獣医師会というのは、公務員獣医や、開業医など公務員以外の獣医さんが任意で加入している団体です。

会員からの会費や、委託された事業(動物愛護事業など)の委託費で運営しており、主に会員向けの勉強会や情報発信などをしています。

「あたしら詳しい事は分かりませんわ。ここは事務所で、あたしら事務なんで、すんません。」と言われたことに、「え?業務をしらん?」と思われたのかもしれませんが、獣医師会の事務所は、先ほど述べた会費の管理、会員向けの情報の発信(封筒づめとか)など、運営にかかる事務をしているだけなので、「まちねこ制度」についてわからなくて当然なんです。

街のやさしい獣医さんが働いているだけで、京都市の行政は何もしていないようにも思われたようですが、行政が発信し獣医師会が賛同するという協力がないと、「まちねこ制度」はできないんです。
この発信をするのが、本当に大変なんです。また、京都市が捕獲・殺処分に回していた財源を薬代などのお金に変えているのは事実です。
行政と獣医師会との関係、運営費・予算の仕組みの話になると説明が大変なので、すみませんが省略します。

また、公務員獣医が捕獲のみで避妊手術をしないのは、委託できる事業(避妊手術)は外部機関に委託している(するべき)から(なかには福岡県のように殺処分まで委託している県もありますが)ではないでしょうか?各県の動物愛護センターでも、愛護事業の多くは獣医師会などに委託して運営されていると思います。公務員が避妊手術をすることが開業獣医の仕事を奪うという理由もあると思います。

せっかく全国に先駆けた良い制度があるので、こちらも確認して詳しく補充のコメントをさせていただきました
m(_ _)m

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猫なのに毎日の散歩のかかせないキヨ丸君


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