きょうはうんざりするくらい暑かった。
でも、その暑さのせいで台風が少しだけずれてくれるのかと思うと複雑な感じ。
ずれた先でも被害は起こるのだろうけど、直撃するよりは…
ごめんなさい。
「病む女はなぜ村上春樹を読むか」を読む。
小谷野さんがハルキさんについて、どんなことを書いてるのかなあと思ってみたら、
ほぼほぼハルキさんとは関係ないことだった。
いつもの小谷野さんという感じの本。
初めて読んだのは「すばらしき愚民社会」か「日本人のための世界史入門」
「司馬遼太郎で読み解く幕末・維新」のどれか。
身もフタもないことが、わりとあっさり書かれてて、
手放しで賛成するわけでもないけれど、見つけるとついつい読んでしまう感じ。
自分の中では、小林信彦さんとか中島義道さんとか大塚英志さんと同じような位置。
ノーベル文学賞をとるためには…みたいなくだり。
そういうこともあるのだろうかな。
ハコちゃんさんをほめているのは意外な感じだけど、
「通」ぶる人が滑稽なのは本人にはなかなかわからないこと。
おぼろげだけど「AVANTI」でよく聞いてた「コニサー」の意味はじめて知ったかも。
「エンスー」とはちょっと違うのかな。
他人から言われると尊敬の意味が含まれる気がするけど、
自分で「ぶったり」仲間内で言いあってると、
「中二病」とちょっと近い感じで、ちょっとアレな感じになるのかも。
ハルキさんは、もう彼なりの方法で私小説を書いているのでは。
『入管施設での外国人死亡は餓死 入管庁「対応問題なし」』朝日新聞デジタル
これだけ聞くと、なんでひどい国だって感想になるかもしれないけれど、
『収容外国人の「ハンスト」拡大=仮放免求め、死者も-入管庁調査』時事.com
『不法滞在外国人、ハンスト続出で入管苦慮…約4割は元刑事被告人』産経新聞
インターネットでこういう記事をいっしょに読むと、
感想は違ってくるのではないかと思う。
世間で起こっているものごとを知るためには、
新聞だけ読んでいたのでは足りない、ということを示しているということでは。
『消費税軽減税率の適用にあたって』という文章のなかに、
「正確な記事と責任ある論評」とあるけれど、そこにも疑問符はつくし、
インターネットで補足しないとまちがった印象を持つような状態で、
「信頼できる情報を手軽に入手」とかって言っていいもんなんだろうかな。