キャスト ジェニファー・ローレンス、ジョシュ・ハッチャーソン、リアム・ヘムズワース、
ウディ・ハレルソン、エリザベス・バンクス、レニー・クラヴィッツ、スタンリー・トゥッチ、ドナルド・サザーランド、アレクサンダー・ルドウィグ、ウェス・ベントレー、トビー・ジョーンズ、ブルック・バンディ、イザベル・ファーマン
2012年 アメリカ
ジャンル:アクション、サスペンス
【あらすじ】
大規模な戦争によって文明が崩壊した未来世界。独裁国家パネムは富裕層の住む首都以外の土地を12の地区に分け、毎年1回、各地区から10代の男女1人ずつを選び、ゲームに参加させていた。それは、生き延びるために自分以外の23人を殺さなければならない、という過酷なゲームだった。第12地区の少女カットニスは、“プレイヤー”に選ばれた妹の代わりに志願し、男子のプレイヤーに選出されたピータと共に首都へと向かう。
【感想】
こういう欠点が誰が見てもわかりやすい映画に対して日本人は必要以上にけなす傾向にあると思う。アメリカを中心に世界ではかなりヒットしたのに日本だけここまで酷評されているのは少し引く。個人的には「ヴィレッジ」あたりと被る。両者とも評判は良くありませんが雰囲気が出ていて私はそこそこ楽しめました。
裕福層が貧困層に住む住民をランダム24人の男女を選び、殺し合いさせて一人だけ生き残る権利を与えるバトルロワイアルもの。
かなり異質な内容なので事前に確認して自分に合わないと思ったならば見なければいいだけのことだと思います。批判されているポイントは設定そのものに無理がある。殺し合いのゲームが途中でコロコロ変わり過ぎて白ける。ラストが消化不良というものが多く、たしかにごもっともだと思います。
私はそれよりも、主人公の味方についた人間が主人公と対決することもなく敵に殺されていったのが、面白さを半減させたように思います。殺し合いなのだから、最終的には味方とも戦った方が盛り上がったように思います。戦いが始まるまでが非常に長く無駄なシーンが見られたのでもっと激しくサバイバルしてもらいたかった。
それでも独自の雰囲気はあってこの部分だけは評価したいと思います。こういう映画がなくなってしまうとB級映画そのものが滅びてしまうのではないかと危惧しております。
お薦め度:★★★★★☆☆☆☆☆
ハンガー・ゲーム [Blu-ray] | |
クリエーター情報なし | |
角川書店 |