米国はベネズエラに対する侵略をやめろ
5月3日の未明に、コロンビアからの傭兵たちが高速艇でベネズエラへの侵攻を試み、ベネズエラ国軍や警察など警備当局に阻止された。AFPによれば高速艇は撃沈され、8人が射殺され、捜索が続行されている。
この侵攻は明らかに米政府の直接の支援のもとにマドゥーロ政権の転覆と新しいクーデターを目指すものだ。米政府は何としても今年行われる国会議員選挙で米の手先であるグアイド派が多数派を失うことを阻止しようとしている。3月には「麻薬密輸罪」でマドゥーロ大統領らを起訴した。新型コロナウィルスのパンデミックの下で、ベネズエラの医薬品の購入を妨害し、ベネズエラ沖に米軍艦を派遣し威嚇してきた。今回の侵攻もこれら一連の侵略的行動の一環だ。AFPは拘束者の一人は米麻薬取締局（DEA）の捜査官で、死者の一人はコロンビアで3月にDEAに投降した元ベネズエラ陸軍将校であったと報じている。
新型コロナと原油価格低下の苦境の下でもベネズエラ政府と人民は結束して立ち向かっている。ベネズエラは米国の者ではない。トランプ大統領と米軍は大統領選挙の得点稼ぎのためのベネズエラに対する侵略を直ちにやめなければならない。
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TeleSUR
Venezuelan Military Foils Terrorist Infiltration from Colombia
ベネズエラ軍；コロンビアからのテロリストの侵入を失敗させる
2020年5月3日公開
5月3日の夜明けに傭兵たちが海上から侵攻を試みた、と内務大臣は日曜日の朝の記者会見で述べた。
ベネズエラの内務・法務大臣のネストル・レベロルは日曜日に、テログループによる海からのベネズエラへの侵入を切断したと発表した。レベロルは、コロンビアからベネズエラに入ろうとするテロリストのグループがベネズエラへの浸透作戦を試みたと言った。レバロルは、この侵略の目的は、革命政府の指導者の暗殺を実施するなど、国内でテロ行為を行うと同時に、南米諸国全体で暴力を促進することであると強調した。彼はコロンビアからのテロ傭兵のグループが、ベネズエラに対してテロ行為を行い、革命政府の指導者を殺害し、暴力のスパイラルを増加させ、国民に混乱と混沌を生じさせ、それによりクーデターの新たな試みを引き起こそうとしていたと説明した。
「これらのテロリストは、ラグアイラ州の沿岸に沿って高速艇でベネズエラの領土（訳注；カラカスから32キロ）に侵入しようとしたが、ボリバル国軍、ボリバル国警察、特別行動警察のタイムリーで効果的な行動のおかげで、一部は殺され、他の者は逮捕された」と強調した。レベロルはまた、これらのテロリストの武器が押収されたが、作戦はまだ進行中であり、詳細は後で提供され、他にも逮捕者が出るかもしれないと強調しました。陸、海、空から徹底的な地上の捜査が行われているためだ。「私たちは常に警戒を続けており、私たちは国に対するいかなる脅威にも抵抗し、私たちの平和を乱そうとするこれらのテログループに力強く対応します、そしてそのことが今も、今後も私たちの主要な勝利なのです」と彼は言った。
