l'isle et potori

イルと灯鳥 ごはんとものとのまわり

肉のこと

2011年12月29日 | オフごはん
イルとぽとりの料理は基本的にお肉は使いませんが

私自身はベジタリアンではないので

たまには気が向けばいただきます。


今日はトマトソースのパスタで

リコピン元気もいいかなーと思っていたので

長野県産赤ワインを購入。

ついでにぐるりと店でつまみっぽいものを探して見たら

鹿肉の味噌煮缶詰を発見。


昨年の11月に生き物を食すという衝撃の体感は

私にとって正に事件で

(そのあたりの記事参照)

それから鹿肉があると気になってしまう。

でも缶詰にもはや命は感じられない。

その缶詰を食べながら思い出した。

10年くらい前に旅行した群馬の旅館で

追加オーダーしたシカサシ。

臭くて美味しくなかった。

半冷凍のね。


この、鮮度の差の違いは

フレッシュなグリーンピースを食べたことのある人は

想像できると思う。

冷凍のミックスベジタブルや

センター給食のグリーンピースご飯しか知らなかった

グリーンピース嫌いっ子が

あの春の香りを知ったなら

あれは一体なんだったんだ⁉と思うはず。


そうして鹿肉を食べながら、

黒板ペンキで塗ったドアに

チョークで「肉」と大きく書いたままだったのに気づいた。

いつもぽとりで使う卵を産んでいる鶏さんのOGをしめたのを

いただいて冷凍庫にいれていたのですが、

得意そうな友人に忘年会用に託すため

持ち出すのを忘れないように書いたもの。

「肉」って。

隣の家から見えたら面白いな。


ぽとり本店@白州は昨日から冬休みです。

小さなこと大きなこと

たくさんの進展があった一年でした。

年初めのフライヤーに書いた

「踊りながら歩むような」だったかな

そのようになったと思います。

ぽとりスタッフとして数度目を迎えるものたちや

今年新しく加わったスタッフたち、

季節の臨時スタッフたち

それぞれの色が合わさって

どんどん新しく進化してゆきます。

急に決まった年末年始のリゾナーレ出店の

お祭りのような日々の中で

改めて実感したり新しく発見したりで

2012年のぽとりが始まります。

どんな一年にするかの抱負は

お祭りが終わってから

私の冬休みにゆっくり考えてみようと思います。

今年もいいレシピがいくつかできました。

新しい生産者さんとのつながり、

いつもの生産者さんとの新しい関わり。

一緒に企画をしてゆく人々。

同じ場所に在りながら

変わってゆくこと

変わらないこと

良くも悪くも変わることを受け入れていくことに

改めて身を慣らす年だったように思います。

商売を始めた約7年前のテーマだった

「待つ」こと、「信じる」こと。

当時の私ができなかったこういうことが

少しはできるようになったことに

今後の希望を託して新年を迎えます。

あと二日。

さあさあ、いい仕事しまっせ。

のんとふたりでたっぷりいいもの伝えます。

お正月準備のおいしいお買い物にお出かけください。

米も豆もチョコもパンも服も靴も器もお茶も

着々旅立っていますよ。

リゾナーレにお泊りのお客様かき分けて

お早めにぽとりオーガニックマルシェにお出かけくださいね。

初日盛況!

2011年12月22日 | ぽとり日記
考えていた以上の盛況でした。

意外と近くに住んでいる方も多くて良い宣伝に。

リゾナーレのスタッフさんたちも楽しみにしてくださっていたみたいで

休憩時間にお買い物モード。

夕方はバスツアーの大勢のお客さんで賑わっていたかと思ったら

入れ替わりにしっとり個人のお客様。

いろんな顔が立ち寄ってくれて楽しかった。


ご飯を食べる暇もなく、

結局閉店後に食べ終えた。

明日は少し配置換えをしてクリスマス連休に臨みます。


リゾナーレのお客様、さすがおめが高い!

いよいよ なんとか

2011年12月22日 | ぽとり日記
間に合ったーというべきか?

なんとか店らしく形だけはできました。

照明関係のパーツはやっぱり間に合わず

究極リゾナーレさんの倉庫から

いろいろ引っ張り出してきていただいたものでセーフ。

まだ値段つけとか終わってないけど

明日の午前中でなんとかなるでしょう。


今日は

身体気象農場によって豆などを受け取り

黒岩さんと浅川さんが納品に来てくださり

ヴァルトさんやフォグさんから送りますの電話をいただいた。


身体気象農場からは白大豆、青大豆、赤米。

俺が自分の野菜を褒めることってほんとにないんだけど

今年の大豆は20年やってきた中でも

惚れ惚れするいいできなんだよ、と先日の電話。


浅川さんからは小豆、ウズラ豆、白インゲン。

いつも美しい豆たち。

10キロもまとまってるとうっとりです。

すでに仕入れてあるなんぶ小麦粉も量り売り。


黒岩さんのかぼちゃ始めまして。

噂通り、驚きの値段。

自然栽培だから手間がかかり収量が少ないから高くなるのですが

食べ物としての価値が高くなければそんな値段では売れない。

数十分、ふたりで無肥料のやさいの味わいについて談義。

そのあたりの話は後日詳しく書きます。

品種は「かちわり」でその名の通り硬くてずっしり。

あ、これはおいしいですよ、絶対おいしい、

と、黒岩さんが少し赤みがかかったのを持ち上げた。

他のよりもひときわぷっくりと元気のいい膨らみで

種も膨らんでいるはずという。

無肥料の野菜は派手さはないけど密で余韻が長く

優しいエネルギーに満ちていると思う。

そのエネルギーが口に入ると

静かに心が落ち着く感じ。


世間は狭く、いろんな人があれっぽとりだ。

って、よってくれる。

早くもリネンのワンピースなどお取り置き。


明日、いや、今日か。

ヴァルトさんからシュトーレンなど、

fogさんから再入荷のウールブランケット、

有香房さんからハーブ商品が届く。

みなさん急いで準備をしてくださり

本当にありがとうございます。

白州の本店は今年の営業残り一週間です。

青大豆味噌ラーメンの味噌が着々と底に近づいています。

本当に評判がいい。

お急ぎください。


さあ、ぽとりオーガニックマルシェ店リゾナーレ店

いよいよオープンです!

ふたつのぽとり模様替え

2011年12月20日 | ぽとり日記
昨日のショップスペース大移動。

総出で商品を梱包して積み込むと、

エントランスはガランとさみしげに、

でもさっぱりした感じもする。

私たちは急いでリゾナーレヘ向かい、

残されたスペースの模様替えを残ったスタッフに託した。

今朝行ってみるともう新しい店になっている。

みうは本当に、早くて上手。

奥の客席をこちらに移動させて小さなカフェに。

陽だまり広場から陽光が射してテーブルを温めている。

小さいながらも

窓に向かったカウンター席、

スタッフと話がしやすいカウンター席、

そして明るいテーブル席と

気分で選べるようになった。


キッチンのゆかに弁当を作ってもらい

再びリゾナーレ店へ。

夜までかけてもやっと入り口付近の売り場ができたくらい。

間に合うのか?

店の奥の方では

のんがあるものをうまく使って試着室を作った。

実はここにもともとあった結婚式用の金屏風。

入ってびっくり黄金の試着室。



ピーマン通りのツリーに灯りが灯り始めると

平日だというのにたくさんのお客さんが通りにあふれる。

とりあえずきれいになったところを残して

パーティションで隠していても

足を止めて眺めてもらえると安心して

また作業に集中。


休憩にするかと外に出たら

電球がたくさん入った紙袋をかかえたさち登場。

お茶行くー

ということで斜め向かいのラティスさんへ。

おいしい紅茶とおしゃべりでリフレッシュして

店へ戻ると

長い会議を終えたリゾナーレのN氏が現れた。

先ほどの会議で今回の出店のことを伝えていただいたとのこと。

私のざっくりしたオール手書きのフライヤーがプロジェクターで

大きく映されたと‥。

支配人さんも期待してくださっているみたいで安心。

N氏は早速写真を撮っていました。


先日、諏訪湖のサービスエリアでばったりあった黒岩さん。

自然農のかぼちゃを提供してくださることになり

明日の午前中届けてくださる。

その前に友人から秤をかりて

身体気象農場で急ぎで選別してもらった豆を3種受け取り、

ぽとりに寄って

そしてリゾナーレで商品をならべまくります。


照明の部品がまだ届かなかったり、

商品が届かなかったりで、

初日は少し不完全なスタートになりそうですが

クリスマス連休前のしっとり平日。

お出かけくださいませ。


いよいよ引っ越し

2011年12月17日 | イル日記
今夜もまた鹿。

家の近くで、親子の2頭。

横断待ちだったので停車してどうぞと合図して見たら

あ、すいません、という感じで遠慮がちに渡って行った。


帰宅したらすでに給湯器凍結。

電熱ヒーターのスイッチを入れてチョロチョロ流してたらすぐ復活。

薪ストーブじゃなかったら毎日帰りたくないだろうな。

炎が心底ありがたい。

ビールは冷蔵庫知らず。

今夜は夜のデリバリー料理の味見をしていたら

お腹五分目だったので

厚揚げと月草農場ほうれん草のコチュジャン炒めのみ。


リゾナーレ出店の準備がなんとか進んでいるので

明日はオフにして頭の中をリフレッシュの予定。

とは言ってもショップの参考にしたい展示を見に行きつつ

年の瀬の集まりの美味しいものを買いに少し遠出。


月曜日からはショップスペースのお引越しです。

スタッフみんなの協力を得て着々と

でも大急ぎの開店ですが

いい店作りができますように。

今回は短期とは言え、

店を出すのは三つ目。

要領はわかっていてもちょー緊張しています。


今日はフライヤーの印刷入稿、

そして白州本店の紹介を兼ねたディスプレイ用に

かなりの枚数の写真を印刷。

必要な資材なんかをネットで調べたりしていると

一日あっという間だなぁ。



にわかに大仕事になったけど、


準備を進めてくれるぽとりオールスタッフ、

受け入れ協力をしてくださるリゾナーレさん、

備品をかき集めてくれる友人たち、

正月は帰省できなくなった親不孝な娘を待っていてくれる母、

急ぎの大量注文に対応してくださる作り手の皆さん、

寒い中通ってくださるお客様、


たくさんの方との関わりがあってこそ動けるということを

強く確認できたことがこのプロジェクトの

一番の収穫かもしれない。

だからこそ、躊躇なくいい素材を伝えて

じゃんじゃん売って

先につなげますよ。



あ、またストーブの前でうとうとしてしまった。



お知らせです!!

2011年12月16日 | ぽとり日記
まずは小さな報告。


先日買い物に行った某店で

あ、昨日行ったお店の方ですよね、と

二人の店員さん。

あー、冷たいカフェオレの!

(前回の記事の話)

もう一人はこちらの店長さんだとのこと。

自転車で行ったから暑くって~。

そりゃそうでしょ、ずっと登りだもん。

なぞが解けました。

その後商品について本当に丁寧に対応していただき

ありがとうございました。

結局その商品は不要になってしまったので買わなかったのですが

引き続きちょいちょいお世話になることと思います。


さて、大きなお知らせ‼

この冬リゾナーレさんにて期間限定の

オーガニックショップをオープンすることになりました。

リゾナーレと言えば観光界のカリスマ星野リゾートが手がける

小淵沢のランドマーク。

素敵なショップが並ぶ小さな街のような

ピーマン通りに仲間入りさせていただきます。

クリスマスまでは300本のクリスマスツリーが並び

シックできらびやかなヨーロッパのクリスマスの様。

そして今年から焚き火が加わり

温かな煙の香りが春まで続く冬の楽しみに。

「リゾナーレ」で検索してみてください。

ホテルはずーっと満室のようです。

人気ですね。


「今だけぽとり」

リゾナーレ店 potoriオーガニックマルシェ

期間は12月22日~1月9日

無休です。

営業時間は10時~19時

お問い合わせはワタクシひのぼりの携帯電話へ。

090-9378-1619


お食事はありませんが

いつものぽとりショップのラインナップ

☆自家製クッキー

☆オーガニックなお菓子

☆オーガニック食材

☆水車むらの国産紅茶

☆作家もの陶器やガラスの器、竹カトラリー、草木染め、アクセサリー

☆BigHug、fog linen work 麻や綿やウールの衣類

などに、加えてスペシャルは

★八ヶ岳オーガニック量り売りマルシェ(玄米、豆 15種くらい)

★オーガニックチョコレートコレクション(10種くらい)

★ドイツパン職人工房Waldのシュトーレンとパン

★fog linen workの冬のウールリネン追加入荷

自然食や自然療法や農の本の読書コーナーも作りたいと思っています。

ぽとりのキッチンスタッフが店に立ちます。

玄米の炊き方や料理のことなどもお伝えできれば。


「いつものぽとり」

森のカフェレストラン灯鳥potori. 白州の本店は

12月28日~1月6日までお正月休みをいただきますが

営業日が重なっている期間は

変わらず美味しい香りを漂わせてオープンしています。

ぽとりでランチ、それからリゾナーレでショッピングと

イルミネーションや焚き火を楽しむ休日を、ぜひ。

二つの灯鳥、車で15分ほどです。


帰りの夜道は気をつけてくださいね。

今日は20号線で!うそ⁉

鹿が横断していました。

そんなの山に食べるものないのかな。

動物のことも含めて

食のこと守っていきたいですね。








体の不思議

2011年12月12日 | ぽとり日記
昨日今日のドリンクのご注文。

アイスコーヒー、冷たい清里ミルクカフェオレ、冷たい有機豆乳カフェオレ、、。

えーっ、冷たいのですか?!

温泉がえりの方はまだわかるけど、

どうみてもそうではなさそうなカップルさんとかも。

考えられるのは、

体が寒さに慣れて暖房や厚着が同じでも暖まりやすくなってるのかしら。

若者3人組にいたっては

外の席でもいいですか?って。

日が当たっていれば私も毎朝の習慣であるけれど

日暮れ前の薄暗いテラスですよ。

でも確かに、ぐっと冷え始めた日は

何をしても体が温まらない感じだったけど

もう芯から冷える感覚はないみたい。

それにしても暑いっていうのは何を着ているのか。

ヒートテック?

かなぁ。すごいなその効果。

でもやっぱり買いたいと思わないけどね、

ガンコに。


昨日今日といえば、

近くで素敵な場を持っている方に

料理や店をすごく褒めていただく事が続いた。

それもすごーく先輩な方々に。

割と新しいスタッフが接客して戻り、

自己紹介されてここのファンなんですよと言われました、と。

ホロリとしてしまう。

あー、しっかり前を向いてがんばらなきゃ。


月夜の帰り道、

道の脇に人が集まってる?と思って減速したら

たくさんのオレンジ色の目がこちらに向いている。

うわっ、鹿だ!

そんな近くで立ち止まってないでーー

7頭以上はいた感じだ。

飛び出してこないように祈りつつ

恐々通り過ぎた残像に残る立派な角。

冬の透明な薄明かりに照らされた彼らは

クリスマス前の夢のトナカイに思えた。

冬のデザート

2011年12月10日 | レシピ開発日記
ようやく今日からデビュー。

「はっさくスパイスケーキ 水上さんの百花ハチミツがけ」

身体気象農場さんから電話があったのはたしか春。

静岡に来ているんだけど(茶畑があるのです)

隣の畑に無農薬のはっさくがあるけど

使うなら採って行くよ。

お願いしまーすととりあえず答え、

数日後に米袋に半分ほど入ったものを受け取った。

夏にかき氷にしようかなと想像しながら

加工して行った。

皮の黄色いところを何度か茹でこぼして苦味を抑え

細切りに。

実は薄皮からはずしておく。

全部一緒にルクルーゼに放り込み

粗製糖に漬けて水分が出たら火にかける。

煮立ったら蓋したまま一晩おいて

水分だけ煮詰め、合わせてまた煮た。

それを保存して夏は慌ただしく

かき氷は今年もまた実現しないまま

秋になり、冬になった。


また、柑橘の明るさが恋しい季節。

デザート増やしましょうよーというスタッフたちに

そうは思ってるけど安易なもんじゃないのよ

まあ、イメージはあるから待っててと

ちょいちょい降ってくるものがあれば試作していたのが

ようやく完成。

三回試作しなおして修正したのは

はっさくの煮たのんの量と

アーモンドプードルの細かさ(ホールのナッツをミルで挽きます)と

スパイスの割合。

スパイスは結局カルダモンとジンジャーに落ち着いた。


バターや卵は使わないビーガン仕様であるけど

日が経つごとにしっとりしまって薄切りが似合う。

夏のこぴの庭で出会った笛吹市御坂の水上養蜂場の

百花蜂蜜をかけてみたら

自分の中で、はいオッケー、カランカラン!

と鐘が鳴った。

実はデザートは得意分野ではないので

試作しながらも完成しないことがあるのです。

スタッフたちは喜んで試作品を食べているけど

見た目がうまくいかないとか、問題ありで座礁する訳。

このケーキははっさくの煮たのんがなくなれば終わりで

限定8本くらいかな。64食くらいということ。

一月終わりまで持つかしら?

あ、次の試作しなきゃですね。

今度は珍しく自然卵を活かしたロールケーキに挑戦して見たい。

構想、妄想だけはすでに膨らみつつ、

ずいぶん手間のかかったはっさくたちが

美味しく巣立っていく想像でわくわく。


今夜の仕事終わりにスタッフのMちゃんが

どっぷりハマってくれて

たっぷりお勧めしてくれることでしょう。


もう一つ冬ならではの甘いものがメニューに加わりました。

ドイツパン職人工房ヴァルトさんのシュトーレン。

ぽとりのみんなが毎年楽しみにしているもの。

今年は少しリニューアルして

バターや卵を使わない、

そしていつも通りゆずピールやみりん、国産小麦粉の

日本のシュトーレン。

完成度はそのままに

いろんな食のスタイルの方が楽しめる素材で構成されている。

やっぱりすごな、ヴァルト。

ぽとりではデザートメニューに、

そして店頭販売も。

大小サイズがあるけれど、

大きいサイズは結局スタッフのほとんどが買い占めて

すでに残り一本。

また仕入れます。

冬はいいねー。


今夜は帰りが遅かったので

ちょこっとつまみながら

薪ストーブの上のポットを相手に

お手頃ブレンデッドスコッチで

ホットウイスキーをやりながらの振り返り。

ダブル味噌スープ : ぽとりの本棚

2011年12月09日 | オフごはん
今朝は向こうの山々がすっかり真っ白。

いよいよ冬っっって感じ。

さみー


体が凍っていくような感覚が恐ろしくて

今夜のご飯は具たくさんの味噌汁に。

小玉ねぎは丸ごと、

大根や里芋は大きめに切って

白菜もざくざく切って。

米味噌であっさり仕上げて

よそった器の隣には

豆皿に八丁味噌。

野菜にこれをちょこっと載せて

ひとつひとつ味わう。

ポトフ的に野菜を楽しんで

残った汁は旨味たっぷりやさしい味噌味。


今日の日中はケーキの再々試作やなんかをして

夕方はぽとりの本棚の整理をした。

料理本は水色のワゴンにまとめて

詩集と絵本のコーナー、

写真集のコーナー、

小説やエッセイのコーナー、

洋書のコーナー、

自然療法や食の本のコーナーとざっと分けて

雑誌コーナーも整理。

ナチュラル系、料理系、田舎暮らし系、

ファッションや大人の趣味系という風に。

雑誌は結構古いものもあって、

大学生の頃に買ったカメラ雑誌とか

高校生の時のananもある。

ananは最近のとは違って当時は

恋愛がらみはの特集はあまりなく、

手元に残っているのはアンティーク特集。

オリーブよりananがかっこよくて好きだったな。

ロンドン特集とかね。

買った時は新書だったのに

いつの間にか古本の味わいになっているのに気づいた時が嬉しい。

整理しながら捨てようかなーなんて迷って開いてみると

今読みたい内容を見つけたりしてしまう。


、、と書いている間に

自宅の本の整理を始めてしまった。

ここには読みかけのものや今傍らにおいておきたい本しか置かない。

スピーカーの上に10冊だけ。に、今なりました。

勉強中のアーユルヴェーダとインド関連と

ワインと日本酒の資料、

憧れのレストランNOMAの写真集、

ナーガの詩集。

それとフィルムで撮ったモノクロのアルバム。

残りの10数冊の本を紙袋にまとめた。

明日ぽとりへお引越し。