FIVENINE佐久間雅一独言

いつまで続くか....
佐久間くんの悪戦苦闘仕事日記
たまに脱線あり

北京レコーディング

2013-08-31 17:28:57 | Weblog
北京に録音で行ってきました。
前回この都市に来たのは今から13~4年前だったと記憶しています。
その時は韓国映画「武士」の製作出張所が北京にあって、今や我が良き友であるキムソンス監督との初面談の場所でした。
あの時は別に録音があるわけでもなく、当時の映画のプロデューサーの一人だったKさんに北京を案内してもらった事を覚えています。
正直まだまだ日本の方があらゆる意味で進んでるなぁと感じていました。
その時のイメージしかないわけですから、到着してから彼方此方移動する際に観る北京の様子は本当に驚きでした。
無論、様々なメディア等で紹介される中国発展の様相は僕とて知らないわけではないのですが、やはり目の当たりにされると
驚愕度って違いますよね。きっと北京オリンピックを経てものすごい勢いで変貌を遂げたんだろうなぁ....

そして音楽制作の現場に入ると、これまた多くの事に驚かされます。
そう、今や、もしかしたら日本にはない活気に溢れているような気がします。
僕は日本の音楽産業の「活気」の中で生きてきました。
自分が歳を取ったから自国の中ではそういった若さ溢れる活気に気がつかないのかなぁ....
こちらでは若いフレッシュな人たちの溢れんばかりの活気が自国より多いような気がどうしてもしてしまいます。(幻想かな...)
ともかく短い滞在でしたが一言で言うと「圧倒」な感じで帰国....
そして思う事はひとつ。
昔はよく「西に追いつけ追い越せ」っていうフレーズがありましたよね。
今はもうそんな事言ってる場合じゃないような....
気がつくと後塵を拝する事になってしまいます。
我武者らにやれば良いという時期は日本はとっくに過ぎてるとは思います。
でもよく考えていつまでも活気はある素晴らしい日本ではありたいものです。

僕のような小物がそんな事言ってても仕方ないとは思いつつ....戯言失礼。