goo blog サービス終了のお知らせ 

花と文。(暮らしと本と花と)

日々の心に残る記しておきたいこと。

何も持たないものの身軽さで。

2014年12月19日 | 言葉
どこかで読んだ詩の中にあって、気になる言葉です。
自分は、こうであるといえるすべてのことについて。

 何も持たないものの身軽さで

今では、なかなかそういう心境になれないと気づく。
持っているものばかりに目が行ってしまうので。
そして、その持っているものは
風のように過ぎていくものだと薄々気づいていながら
そこにしがみつくクセがある。
多くの人がそうであるから、また影響も受けるものでもある。
せめて、そうならないように、している努力。
それだけに、支えられている。

これはマイナス思考とは違う。

何も持たないものの身軽さは
かつて、子どもの頃はそうだった。自分はそうだったと。

その頃の、心境を遡って探ってみると
絶対的な幸福感というものに辿りつく。
その時のありのままで、いいのだということ。

何がこうだったからとかなら、たとえば喜びも一瞬は味わえる。悲しみも然りで、時が行けば忘却したり
状況が変わることで救われる。時は流れていく。

日々進んでいく日常の延長線上に未来があると知っているから
そうありたいと思うことにやっきになっても
めぐり合う偶然だけは、選び取ることはできないだろう。

何も持たないものの身軽さで

いつも、そんなふうでありたいんなぁと思うことは、思うんです。
なかなか、そうはなれないのですけどね。


最新の画像もっと見る

post a comment

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。