キュピリちゃんのNEWS FLASH

児童文学作家の名木田恵子さんに関するニュースを
どこよりも早くお伝えします♪

<ふーことユーレイシリーズ>文庫で復活!!!

2006年03月31日 | 新刊情報
名木田先生からあかねちゃんのお部屋に、嬉しいニュースが届けられました!!!
ついに、<ふーことユーレイシリーズ>がポプラポケット文庫から文庫版として再登場することが決定しました!!!

***************************


さくら茶を飲みながら 投稿者:名木田恵子 投稿日: 3月30日(木)22時48分13秒


>さくらさんとるるちゃん、しょうこさん MAYUKOさん ほたるさん
・・・感想を寄せてくださっているみなさまに

うれしいご報告です。<ふーこと和夫君>の物語が5月から毎月、ポプラ文庫になって再登場と決まりました。これで>SATORUさん、通勤電車で読める?・・・ってもう読んでくださっているけど。新しい読者のみんながどんな感想か・・楽しみです。
文庫化決定も、みなさまに強い後押しあってのことと思います。
ほんとうにありがとう!

<一部抜粋>


***************************


どれだけ・・・この日を待ったことでしょう。

ふーことユーレイシリーズが再開されて完結編が出版された時も、『夢じゃないの・・・?』と、信じられないくらい嬉しかったですが、今回の文庫化も、ずっと前から妖精村でも話題にのぼっていましたから、夢がかなった・・・思いがさざなみのように心に押し寄せてきます。

今度は14冊、全部、文庫化してくださいね!!>ポプラ社さま

5月17日発売、決定! <バースディクラブ>

2006年03月17日 | 新刊情報
去年の名木田先生のお誕生日チャットで、先生からこっそり聞いた、青い鳥文庫の新シリーズ<バースディクラブ>。作画者がなかなか決まらなくて、発売は春以降・・・ってことでしが、5月17日に発売決定です~~!

挿絵は・・・なんと、亜月裕さん!!!伊賀野カバ丸の漫画家さん・・・っていえば、あぁ~~!って思い出す人もたくさんいることでしょう。

さて、気になるストーリーは、というと・・・

主人公のてまりちゃん(12歳)は、中学校で知り合いになったリズちゃんといっしょに、自分と同じ日に生まれた子を探すために<バースディクラブ>なるホームページをインターネット上に立ち上げることにするのだけど・・・、そのHPを通じて何が起こるのか!!??


インターネットって、本当に不思議な世界だよね。
現実の世界では出会うはずのない人に、距離を越えて出会うことができるんですもの・・・。
(ちなみに・・・さくら夫のいとこは、インターネットを通じて知り合った女性と、1000Kmの遠距離恋愛で、2回会っただけで結婚したんだよ~。)

青い鳥文庫から出てる名木田先生の本は、どれも普通はありえないような辛い現実を受け止めて、それを乗り越えていかなくちゃならない・・・っていう、シビアなお話が続いていますが、今回のシリーズは、名木田先生ご自身もとっても楽しく物語を書いたそうで、肩の力を抜いて安心して読めそうですよ♪

本の発売より先に、挿絵が見たい人は・・・今すぐチェック!
講談社:青い鳥文庫=>もうすぐ出る本

さくらは5月まで待てません~~(*^^*)


・・・カバ丸と聞いて、焼きそば・・・食べたくなっちゃったよ!!

初恋コレクション(5)~<風の言葉>

2006年03月08日 | 新刊情報
・・・先日来、新刊ラッシュですが~、もう1冊ご紹介します。
同じく岩崎書店からシリーズ化されている<初恋コレクション>第5巻、<初恋は雨のにおい>が2月28日に発売になりました。
このシリーズは、毎回いろんな作家さんによる初恋にまつわる短編が収録されたアンソロジーなんだけど、初恋物語といえば・・・名木田恵子!第5巻目にして、ついに初登場です♪(・・・先生、呼び捨てして、すみません ^_^;)


岩崎書店
ISBN : 4-265-04555-3
定価 840円(本体800円+税)


桜並木をわたる風がつれてきた、<桜モチ(桜の葉)>の香り。
そんな香りの中、引っ越してきたばかりのマンションの隣に住む男の子と・・・偶然ベランダ越しに言葉を交わした主人公の少女。

ごくごく普通に・・・初恋が始まるのかな?と思ったら・・・。(うふふ・・・*^^*)

これ以上は、ここでは言えませ~ん(笑)
読者の想像を越える(?!)意外な展開に、『こんな初恋もあってもいいかも』・・・と、そう心に響く、物語です。

まだ、同時に収録されている他の作品を読んでいないので、名木田先生の作品だけご紹介しました。
 

新刊ぞくぞく! <シャンプー王子と大あくとう>

2006年03月07日 | シャンプー王子関連
漫画<GO GO!プリン帝国>で人気の、くぼたまことさんの挿絵がかわいい~シャンプー王子シリーズの第3弾<シャンプー王子と大あくとう>が、先日発売になりました♪



岩崎書店
ISBN : 4-265-06262-8
定価 1050円(本体1000円+税)


シャボン王国の王子であるシャンプー王子は、いつも清潔できれいな自国を飛び出して『きたないって、どんなこと?』と汚いものをさがす旅にでた。
その旅の途中に今回出会ったのは、大あくとうのベボ!
ベボはものすご~い大男。手足はけむくじゃら!くちびるはタラコ、まゆ毛はノリのよう!!
なんと、シャンプー王子はこのベボに誘拐されてしまうんだけど、さて・・・王子の運命はいかに???
今回出会う<汚いもの>は、いったい何???

既刊のシリーズ1巻には<シャボボン体操>、2巻目には<シャンプー王国の国歌>という、なんともユニークなお楽しみのページが付いていましたが、今回も名木田先生の茶目っ気たっぷりのおまけのページが付いていますよ♪
(・・・何かは、ネタバレになっちゃうので・・・まだナイショね *^^*)

とてもほのぼの、かわいいシャンプー王子、あなたも読んでみてねvv

封印作品の謎 2/安藤健二:著

2006年03月04日 | 妖精村からのお知らせ
キュピリちゃんのお部屋に『どうしてキャンディの漫画は売ったらダメなの?』というご質問をいただいたことは、まだみなさんの記憶に新しいことでしょう。その時に、わざわざ名木田先生からも詳しく説明をいただきましたが、第三者の手によって、漫画<キャンディ・キャンディ>が休眠となったいきさつを詳しくまとめた本が発売になったそうです。
イソノ武威さんがキュピリちゃんのお部屋でお知らせくださった本を、改めてご紹介します。




安藤 健二

出版社:太田出版
発売日:2006-02-16
定価:¥ 1,554(税込)

第1章  引き裂かれたリボン(『キャンディ・キャンディ』)


『冬ソナ』の影で/プリクラから始まった混乱/裁判へ/『キャンディ』誕生の背景と講談社/判決の行方/増殖するグッズ/単行本とアニメも巻き添えに/裏目に出るキャラクタービジネス/漫画原作システムのはらむ矛盾/そして2人の母親が残った

(*その他に、封印漫画数点収録)
 



元新聞記者である著者:安藤健二氏が、漫画<キャンディ・キャンディ>が闇に葬られるに至った経緯を、そのジャーナリストとしての目と地道な長期取材を通じて、一つ一つの事実の裏をとり1冊の本としてを書き上げたルポルタージュです。

『錯綜した事情を公正に分かりやすく整理して書いてあるので、この本を読むのが一番だと思います。』(談:イソノ武威さん)

・・・実は私、まだこの本を読んでいなくて(ただいま取り寄せ中です)、こんな紹介の仕方しかできず・・・またまた、イソノさんからの情報を元にさせていただきました。(>イソノさん、ありがとうございます)

ちなみに、この本より先に、先日図書館で<封印作品の謎>の第1弾を借りることができ早速読みました。この本を読んで、安藤氏がどんなタッチでレポートされているのかが、よく分かりました。
第1弾は、映像ものをメインに、お蔵入りになり日の目を見ることのない幻の名作を取り上げ、決してゴシップ的におもしろおかしく書きたてることなく、各方面へ可能な限り取材を行った上で、実に丁寧にまとめられていました。

巻末には、<戦後の主な封印リスト>として、テレビ、漫画、ゲームの作品一覧が掲載されていますが、すでにその中に<キャンディ・キャンディ>の文字も。
それに添えてある簡単な説明文に・・・『原作者と漫画家が著作権料の配分をめぐり訴訟に発展。全単行本が事実上の絶版状態。アニメの再放送もされなくなった。』・・・とあります。それを読んで、ものすごく気分が悪くなったのですが、もちろんこの時には、まだ本格的な取材はされていなかったようなので・・・、深くは突っ込みませんが。
ある意味この安藤氏の言葉は・・・世間一般的に事件のことを熟知していない人たちが、この事件に対して持っているイメージなのだろう、そう思いました。
だから、いまだに名木田先生に対する心無い誹謗中傷となって、ネット上でそこはかとなく聞こえてくるんだな・・・と。

第2弾の<封印作品の謎2>では、名木田先生への取材はもちろん、キャンディ事件関係者に直接取材がされている・・・ということなので、手元に届き次第ぜひ読んでみようと思っています。