LIFE - music. journey. new york.

ニューヨークとわたしの日々

9/11 灯籠流し

2008年09月11日 | new york


911 同時多発テロから7年
ワールドトレードセンターはあそこにありました

今年は、The New York Buddhist Church ニューヨーク本願寺 主催の 911同時多発テロ犠牲者追悼式典・灯籠流し に、ボランティアとして参加しました。道行く人々に911への鎮魂や平和のメッセージを書いてもらい、それで灯籠を製作してハドソン川に流します。あれから7年、移り変わりの早いこのニューヨークで、あの日の衝撃や悲しみ、狂乱や騒擾といったものが人々の記憶から次第に薄れていく中、亡くなった方への慰霊と平和への思いを新たにし、人々がメッセージを書いていきます。



白人、黒人、アジア人、子ども、大人
ここでメッセージを書いていくあらゆる人々は
イデオロギーを超えて心から平和を望んでいます




PEACE FOREVER 9.11
灯籠は全部で108個
世界で今現在進行中の紛争においても
 大切な人命が奪われ続けていることを忘れないで。

私も1つ、灯籠にメッセージを書きました。何を書こうか迷ったけど、浄土真宗で読まれる「正信偈(しょうじんげ)」の冒頭の一節、帰命無量寿如来 と書きました。

ニューヨーク本願寺の中垣顕實住職による読経もありました。また、ボランティアで作業中の私たちに、シーク教徒の人々から炊き出しもありました。これは灯籠流しのセレモニーに参加した一般客にも振る舞われました。シーク教には、コミュニティ・キッチン(=Langer)というフィロソフィーがあり、さまざまな困難や活動に対し平等の名の下に互助の精神で炊き出しを行うのです。私は個人的に深く感銘を受けました。

シーク教徒の方にいただいた豆のカレー、とてつもなくありがたく、美味しかったです。

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