君のいる場所

春も夏も秋も冬も
    昼も夜も
君がいればしあわせ

入院日記

2012-07-21 | about
かなりずれてしまったけど

今回の入院はかなり衝撃的なものだったので
絶対語ろうと決めていました。

先月の22日(金)
診察に行ったらいきなり
検査/手術/入院となってしまった私。

絶対安静から一夜明けた朝の事

麻酔も切れ、挿入してあるカテーテルの違和感からか、
妙~な尿意を覚え、それからというもの10分おきのトイレ

幸いトイレが近い所にあったから良かったものの
見舞いに来てくれた姉としゃべっていても、
気休めに本を読んでいても、

「トイレ」

それは夜中も続き、
明かりの落ちたリノリュームの上を
私の連れて歩く点滴の音だけが
『カラカラ・・・』と響き、トイレを往復

『カラカラカラ・・・・バタン・・』

『カラカラカラ・・・・バタン』

「ここでもなーい、ここでもなーい」

なんて言おうものならまるで『本当にあった怖い話』そのもの。笑


殆ど眠らないまま朝を迎え、見かねた看護婦さんから

「お一人しかいないからポータブルを置きましょう」※

※4人部屋だったけどその時は私一人だった

と言われたけど答えは「NO」

次の日も、5分だけ延びた15分おきに『カラカラ・・』

お昼の食事中もまた

食べかけのまま『カラカラ』


と・・・・・


トイレから戻ると、空いていた向かえのベッドに
横たわるおじいさんと、付き添いらしく椅子に座るおばあさんの姿

#あー、入院してきたかなぁ。。。

そう思いながら食べかけの食事の前に座ると
私の顔を訝しげにじーーっと見る2人のご老人。

#そうだっ挨拶しなくちゃ失礼よね、と

「入院してます、○○(苗字)です。よろしくお願いします」

とペコリとお辞儀をし、お箸を取ろうとしたとき

「あの~~」

おばあさんに話しかけられる

私「はい?」

おばあさん「病室お間違えでは?」

私「はい?」

気が付くと
足元に置いてある見た事のないスリッパや
テーブルの上の見た事無い荷物、
ベッドの上に無造作に置かれた見た事無いタオル

おばあさん「ここ703号室ですよ」




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


#私の部屋は確か・・702号室。。。。

「し・し・失礼しました」

慌てて、ホラー映画で欠かせない点滴君と一緒に
隣の部屋へと戻ったのでした。


以前、カラオケの部屋を間違えしばらく気が付かない事が
あったけど、それより悪い?・・・

************
それともう1つ、

3日間ずーーーっとホラー点滴君をつれていた私は
それが当たり前になっていて、ある時、
数時間だけ点滴が外れたのだけど
その時も空のキャスターを握ってトイレへと行こうとし、
たまたま来ていた娘に

「お母さん、それ連れてかなくていいんじゃない?」


「そうでした。。。。」





相変わらずおバカな入院日記でした。