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レオレオカメレオンファームの日記

爬虫類と両生類たちの日記

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夜間飼育のススメ その最終回

2013-10-28 | 日記
もう最後です。

今回は、餌とサプリメント

重要です。

冬季の飼育にも使えますのでぜひ。

餌は基本的にいつも食べているもので良いのです。

ただ、手に入らないモノは使えませんから、コオロギ主体が宜しいかと思います。

コオロギは当然、ガットローディングしましよう。
これを行わなければ、カメレオン飼育の難易度はグッと上がります。

私は、当然ですがVMCクリケットフードをコオロギに与えています。
後は水だけですね。


コオロギの育ちが違いますし、低温でも強いコオロギが出来ます。
間接的に栄養価をカメレオンに与える目的もありますが、コオロギを健康に育てることに注目して作ったフードなんですよ。
我が家は昔、錦鯉の養殖をしていて、その名残の養魚場(200坪程度が2棟)を所有しています。
今は、使ってないので、管理人室を地元のバンドの練習場に貸しています(笑)

その時の伝手(つて)で、フードメーカーにコオロギの餌を依頼しています。
なかなか大変なことですが、凝り性なのでメーカーを巻き込んだ作戦を実行したのです。

さて、次にサプリメント。

ここはVMCシリーズの旗艦・・・VMC-プレミアム・・・の出番ですね。


このサプリの誕生秘話は、機会を見てご説明しますが、カメレオン飼育に詳しい獣医さんと共同で開発しました。

3種類のカルシウム+効果的な量のマグネシウムをベースに、必要な栄養素を必要なだけブレンドしたのです。
医薬品メーカーにオリジナルサプリを作ってもらいました。
小ロットにもかかわらず、メーカーも頑張ってくれました。


で、こいつを必ず使う。

3回に1回程度のペースは守ります。
ビタミンD3が入っているので、過剰症に注意が必要です。
しかし、これも必要な栄養素なのですよ。

残りの日は、VMC-メインを毎回使用します。

自然界のミネラルたっぷりで、健康的なカメレオンを育成してくれます。

日光浴も出来ないし、低温にも耐えないといけない。
夜間飼育と冬場の飼育は似たようなところがありますね。

最終回は、オリジナル商品の宣伝になりましたが、なぜVMCシリーズが日本で誕生したのか、ぜひご理解いただきたいのです。

カメレオン飼育に詳しい獣医師が患者のカメレオンを前にしていつも思っていたこと・・・

健康に育成してくれれば「死なずに済むのに」と何度つぶやいたことでしょう。

獣医師が自ら乳鉢を挽いて作った治療用のサプリメントが、今はVMCシリーズとなったのです。

他社さんのサプリメントもとても良いものと思います。しかし、成りたちが違いますので、試しに使ってみてください。

夜間飼育は飼育用品が重要であることを最後に記して、今回のシリーズを終わります。

休日には星と戯れる

2013-10-28 | 日記
飼育関係の日記は、週休二日制で(笑)

週末は色々と忙しくしていましたが、ファームに新人が来たのでさらに忙しくなりそうです。。




まだ来たばかりなので検疫飼育中です。

検査とか投薬とか、来週は楽しめそうな予感がします(笑)

夜間飼育のススメ その3

2013-10-24 | 日記
今回は照明

カメレオン飼育の照明は、太陽の代わりをする紫外線灯、ホットスポット、夜間の保温球などがあります。

特に、夜間飼育となれば日光浴は出来ません。
太陽が沈んだ夜、飼育ルームは昼間になるのですから、照明システムは重要なアイテムとなりますね。

◎紫外線を出す照明のアレコレ

1.メタハラ 70ワットクラス 残念ながらTFWインターナショナル社が現在活動停止中なので、大好きなRexシリーズが入手できません。
他社製の場合、カメレオンに対して安全性が分かりませんが、カメレオンとの距離を離して使えば大丈夫かと思います。


※Rex70UV使用例

ケージ2台に一個のメタハラでも十分な照明効果が期待できます。明るく、UVAも豊富なためカメレオンはとても喜びます。
但し、明るすぎることもあり、ケージもある程度の広さを要求します。年中室内でハイビスカスが咲くほどです。

ちなみに、強い照度とUVBを出すメタハラです。
カメレオンは日光浴でも太陽の下に出る時間は少ないものです。
行動をよく観察してメタハラとの距離を決めてください。

2.専用蛍光灯 
各社より発売中です。直管とスパイラル管がありどちらも使用できます。




UVBの照射量により各社の基準が若干違えど、カメレオンであれば5.0又は10.0の表示のあるモノを使います。
私は、5.0です。

暗く感じる場合もありますが、ホットスポットも併用するため、観葉植物育成目的が無ければ、1灯式でも良いと思います。

明るくしたいのであれば、普通の蛍光灯や2.0表記の専用蛍光灯を併用しましょう。

3.ホットスポット
カメレオンは捕食後の体温上昇に熱を必要しますが、体重が軽いので、パンサーカメレオンであれば25W~50Wで十分です。
専用メーカーから、各タイプのスポット球が発売されており、好きなーカーのものを使って構いません。

但し、ソケットは必ず専用のソケットか耐熱のソケットを使ってください。
火事の原因になりかねませんのでご注意くださいね。


レオレオカメレオンファームでは、火傷防止ネット、みどり商会の「シャトル」が使える、ひまわりを使っています。


◎保温のための照明

日中はホットスポットが作動するので、ケージも暖かいものですが、夜間はエアコンが無ければ冬季の冷え込みはあります。
そんな時、明るくならないナイトスポットやナイトライトと呼ばれる、紫色のコーティングされた電球を使います。

赤色系は、カメレオンが起きやすいですが、紫色(ブルー)はよく寝てくれるようです。

ケージ内に設置する場合、保護ネットは必ず必要です。保護できないのであれば、ケージ内に温度が上がるライトを絶対に入れてはいけません。

◎照明はタイマーで管理します。
また、ホットスポットはさらにサーモスタットを使い、温度管理を行う事が大切です。



レオレオカメレオンファームでは、多数のケージを使いますので電圧の安定化の為に、昇圧器を用いています。

100ボルトを切ることが無く、蛍光灯やメタハラが安定してくれるようです。
一般家庭では不要ですが、なにかの参考になればと思います。

次回は、餌とサプリメントです。

夜間飼育のススメ その2

2013-10-23 | 日記
今回は、生体の管理(ケージ)についてです。

基本的に昼間行動する種類は太陽の光を程度の差はありますが体調維持のために必要としています。

カメレオンに絞っても、よく日光浴する種類、全くと言っていいほど太陽の下に出ない種類。
それをひとくくりに考えてしまうのは良くないのですが、人工的に日光浴をさせている飼育者は簡単なセッティングで飼育環境に差を付けることが可能です。

ケージと夜間のカメレオンの環境

運動スペースも必要になりますから、それなりの大きさのケージを用意してあげましょう。

※画像は、みどり商会「ケースバイケース60L」

若いカメレオンには、45センチクラスでもOK

※画像は、トリオコーポレーション(現在はジェックスでシリーズが販売されています)30×45×45ケージ

照明が点いている間は、餌やり水やりなど決まったペースで管理しましょう。
午前0時には、明日のために飼育者は眠りにつきます。
カメレオンはその後人間のストレスも無く、のびのびとケージ内でくつろぎます。

消灯時間になり、うまくタイマーが機能すれば、皆さんが働く昼間、カメレオン達はぐっすりと睡眠が取れることでしょう。

※午後1時撮影(フラッシュ使用)

我が家生まれのエボシカメレオンも素晴らしい体色を出してお休み中です。


朝、出勤前に飼育ルームをのぞきカメレオン達の寝姿を見て出勤すれば、仕事のやる気も倍増しますよね(笑)


次回は、照明の使い方

夜間飼育のススメ その1

2013-10-22 | 日記
今週は夜間飼育について連載したいと思います。

まぁ、勧めるってほどのモノではありませんが、カメレオン飼育のネックは飼育管理に要する時間ですね。

特に、ハンドリングしたくてたまらないカメレオン大好き人間は、いつでもカメレオンと一緒に居たいものです。

ところが彼らは夜行性のヤモリ君達と違い昼行動しうす暗くなると直ぐに寝てしまいます。

そんな彼らと付き合う人間はと言うと、昼間働き・・あくせく働き・・・ミスして謝りまくりながら働き・・・・一番安い昼定食で幸せになり・・・・・・。。。。。
とにかく大多数の善良な飼育者は(深い意味はありません)カメレオンの起きている昼間は仕事に精を出しているのです。

そんな仕事人間が帰宅した時間帯、カメレオンは寝ている。

起こすか??? カメレオンの体調を気にしている飼育者なのに、起こすのか???

そこで、夜間飼育のススメです。

今週は、今回は夜間飼育について語ってみたいと思います。


夜間飼育では、器具が大切になります。

空調

24時間エアコン使用しても電気代が安い省エネタイプで、自動モードがある機種を選択しましよう。
設定温度は、夏は26℃~28℃付近、冬は24℃~26℃位で良いと思います。

遮光カーテン
昼間も部屋を薄暗くします。これにより昼夜逆転飼育を可能にするのです。

加湿器

我が家は加湿器の代わりに水草水槽です(笑)
結構効きますよ。水草だけなので水中ヒーターは不要。照明はLED4台で20ワット以下。
フィルターはエーハイム。CO2はADAのレギュレーターで緑ボンベ。
水草のメンテ用にオトシンクルスとエビが少数入っているため、消灯時はエアポンプがタイマーで作動します。
※アクアリストでないと生体を入れている意味とエアレーションの必要性が分からないかもですね。

面倒なら、加湿器を使いましょう(笑)

タイマー

この手のタイマーを計4台使っています。

8時間程度照明がつくように時間設定します。

帰宅が18時の事は、18時~2時までとか20時~4時までとか。

ホットスポットは、必ずサーモに接続します。
サーモは爬虫類専用でも熱帯魚用でも構いませんが、熱帯魚用は適正ワットでなければ作動しない事もありますので注意が必要です。

センサーは、ケージの隅に設置して26℃~28℃で切れるようにしておけば安全です。

そて、こんな感じで器具を用意したらセッティングです。

飼育者が寝ている時間も照明器具が作動しますので、シンプルなレイアウトがお勧めです。

次回は、生体の管理です。

ぶりくら市のあと・・・

2013-10-17 | 日記
今年のぶりくら市も大盛況で何よりでした。


主催者の皆様、お疲れさまでした。お世話になりました<m(__)m>

さて、生体にはブリーダーさんが多かったせいもあり、少しディスカウントして販売しました。
予定以上に販売することが出来ましたが、良い子たちが居なくなったファームは少し寂しくなりました。

他のブリーダーさんから仕入れた血の入れ替え用の個体もいますから、飼育頭数自体は下がってはいないのですが、当ファーム生まれの個体は20匹を割りました・・・
※孵化直後の個体を含む

また、残念なことに帰宅して間もなく産卵間近なメスが落ちてしまいました。
カメレオンの産卵は本当に難しいと感じます。
とはいえ、本日産卵予定の個体は元気であり、その世話に追われています。

以前ならイベントが終わると脱力感でしばらく何も手につきませんでしたが、最近はイベントが多く直ぐに現実復帰しないといけません。
時代について行くのは大変ですよね(笑)

12/1は、福岡交通センター9Fにて、毎年恒例の「プチレプ」・・petit九州レプタイルフェスタが開催されます。

もう準備期間も1カ月半となりました。

気持ちを入れ替えて頑張っていきます。

ぶりくら市 神戸へ準備中

2013-10-10 | 日記
10/14はぶりくら市

着々と準備中です。

今回は、パンサーカメレオンとエボシカメレオンを連れて行きます。
また、コバルトブルーゲッコーのベビーも出します。

パンサーは、生後3カ月超個体と生後5カ月と生後10カ月のかなーり育った個体そろいです。
もう極美ですよ。

今年は9月の動愛法改定がありましたが、それにもかかわらずベビー達は巣立って行きました。

しかし、ぶりくら市に向けてじっくり育てた個体をかなりの頭数持っていき、皆様に紹介します。

アンビローブ  ピカソ  ノシベ いかがでしよう。







それてから、オリジナル飼育用品のVMCサプリメントシリーズ。
大好評のエキゾジア(私自身もヘビー愛好者です(笑))
クリケットフードは隠れた良品として増産が追い付かない程の人気です。

レオレオカメレオンファームのブースへぜひどうぞヽ(^o^)丿