レオレオカメレオンファームの日記

爬虫類と両生類たちの日記

HPへ戻るには「レオレオカメレオンファームのHPへ戻る」をクリックしてください

強制給餌の難しさ カメレオン限定

2014-01-29 | 日記
拒食についての続編です。

カメレオンは食欲旺盛な個体が殆どで、飼育者はその様子が普通だと思っていますね。
私も食べている個体が食べなくなるなんて想像できません。

しかし、突如食べなくなることがあります。

季節の変わり目、飼育管理を数日さぼった後しばらくして・・・等
原因が特定できればまだしもですが、???何で???と言う場面もあります。

カメレオンは気まぐれと言いますか、ストレスも持ちやすい種なので拒食に関しては気構えておきたいものです。

さて、拒食時の対応は前回記した通り、まずは給餌ストップし様子観察します。
・餌を探しているのか?、大人しくじっとしているのか?
・飼育環境が変わっていないかチェック。
・水飲みの確認。

ここで、異変があればそこを改善しましょう。

何もない場合は、餌飽きも疑います。
・2~3日餌抜き
・コオロギならピンセットで枝に乗せて反応を見る。
 食べるようなら、2匹位食べさせて、2~3日餌を抜き、ピンセット給餌を繰り返す。
 反応が上がれば、通常給餌に切り替える。

何をやっても食べない場合は、必要によって強制給餌を実施する。
・口を自ら空けるのであれば、後ろ足を取ったコオロギを与える。
・コオロギを食べないのであれば、餌食いストップしてから1週間後に、動物病院に経腸流動食を処方してもらう。
  流動食は、ぬるま湯で薄く溶いておき、注射器のシリンダーで強制的に口を開けさせ飲ませる。

但し、弱っている個体などには流動食をサラサラに薄く溶いて与えましょう。
飲ませる時に吐き出したりむせたりするようであれば、量を調整します。

特に誤飲はしないようにします。呼吸器官に流動食が入り込むと命の危険もあります

強制給餌はお勧めできる飼育法ではありませんので、慣れているショップさんにも相談してみてください。


カメレオンの拒食

2014-01-27 | 日記
今回は拒食についてです。

年間を通じて、ヘルプメールの一番は「疾病・・感染症について」ですが、次は「拒食」が多いです。

病気を防ぐには、飼育管理を丁寧に行うに尽きますが、拒食は突然訪れ、飼育者を悩ませますね。

◎よく食べていた個体が、食べる数が減少する◎ 困ったことです。

1.食べすぎで肥満してしまい、サプリメント不足などによりクル病を発症した。又は、痛風(まれに見られます)になった。


2.飲み水の量が少なく脱水している。

3.一種類の餌に飽きた。

これらの対処法をいくつか紹介しておきますね。

1.の疾病は動物病院となります。
2.は病院で点滴受けるとよいですが、そもそも原因が分かり難いので、霧吹きの回数を増やしたり直接飲ませたりした方がよいです。
3.餌飽きは、根気よく改善していかなければなりません。お腹がすけば食べるようになりますが、頑固に食べず痩せる個体もいますので厄介です。
 ピンセットで枝に餌を止まらせる。ネットケージを使いコオロギをケージ全体に走り回らせる。
 
それでも食べなければ、餌を変えてみるのも良いです。
但し、ミルワーム系はカメレオンには良くないことを記しておきます。
シルクワームを食べる個体ならシルクワームを使ってみましよう。
餌のガットローディングも大切です。


一番の対処法は、疾病なら病院ですが、飼育者的には「数日間は食べさせない」ことから始めましょう。
3日間位食べ無くても平気なので、その間よーく観察することが必要です。


以上、徒然と書きましたが、まだ原因が分からない拒食もありますよね。
重篤なカメレオンの対処とは違いますが、拒食もカメレオン飼育の奥深さを感じさせられます。

また思いついたら投稿しますので、よろしくお願いいたします。



最近の動向

2014-01-27 | 日記
なんだかご無沙汰しています。

最近は情報発信をツイッターとミクシーになってしまって、自身のHPではなかなか書き込みにくい状態です。

他のSNSツールは画像もスマホで簡単なのに、ブログは結構面倒なところがあります。

しかし、プロ句形式も良いところが沢山ありますし、今年も続けていきたいと思います。

今後は、スマホからの投稿も増やしますのでよろしくお願いします。