レオレオカメレオンファームの日記

爬虫類と両生類たちの日記

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絶好調に・・こだわる冬の飼育法

2012-01-27 | 日記
真冬のど真ん中・・

カメレオンに限らずアフリカ系爬虫類飼育者はかなり気を使う季節になっています。

あと、2か月

あと2カ月頑張れば、アフリカ系爬虫類も安心な季節になるのですが。

とはいえ、カメレオンに関しては冬こそチャンスでもあります。

ここで落ち着いた飼育が出来れば、春先から絶好調で飼育管理が出来るのです。

さて、レオレオカメレオンファームでは、このシーズンは給餌は程々に抑え、飲水に気を配ります。
これは、消化器官を労わる期間でもあるからです。
お腹を暖める仕草は、それだけ周囲の温度が低いことを彼らが示しているのです。

消化には適切な温度が必要ですが、人間が感じる(体感)快適温度は、夏と冬では5℃以上の開きがあります。
そのあたりは変温動物であるカメレオンには通用しません。
食べた後に、十分な体温上昇が無ければ調子を崩すのは当たり前です。

また、一年中大量摂取させていては、肥満などで調子を崩しますから、気温の低い冬を使って落ち着かせるのです。

但し、ベビーカメレオンには大量摂取も必要ですから、環境設定には十分に配慮しましょうね。

雌雄判別

2012-01-25 | 日記
パンサーカメレオンの年末孵化個体は、約一カ月が経過しています。

そろそろ脱皮も始まるころですが、今のところ食欲旺盛ですくすくと成長しているのです。

さて、この時期になると雌雄判別が割合簡単に出来るようになります。
もちろん、ブリーダーでなければ分かりにくいとは思いますが、撮影していて分かりやすい画像が撮れましたので紹介します。

まずオス


※画像の無断転用は禁止します。

次にメス


※画像の無断転用は禁止します。

分かりやすいですよね。
カメレオンなので体色をコロコロ変えますので、バスキングが終わった時間帯に判別するのが良いですよ。

詳しくは、東レプで説明しますが、この時期は色彩の差が出てきやすいので、よく観察してれば分かります。
孵化後2か月以降になると身体的特徴で判断していきますが、多分これは説明しにくいです。

もっとも、孵化後6カ月もすれば間違いないく判別可能になります(笑)
だって、大人のカメレオン体型に近くなりますもの・・・

商品入荷ラッシュ

2012-01-19 | 日記
販売コーナーでカメレオンがなかなか入荷しないのですが、冬季は飼育用品がよく出ます。

特に、照明関係は次々と注文が入ります。

もっとも、当ファームからご購入頂くお客様は、飼育情報と共にお買い上げいただいています。

それこそ、私の望むところで、私が使ってみて良いと思った商品しか置きませんから、お勧めするのも楽しいです。

15年ほど前は、サプリメントなんかは、満足のいくものが無かったのです。
そこで、獣医さんと色々と相談した挙句、色々な原料を乳鉢でゴリゴリしていた頃が思い出されます。
それから、満足のいくものが出来たため、VMCシリーズのサプリメントを作り上げたのです。

Vは、ビタミン
Mは、ミネラル
Cは、カルシウム

そのまんまやん(笑)

プレミアムは、肉食用に特別にプレンとしたもの。
サラダは、草食爬虫類専用。
メインは、全ての爬虫類・両生類に毎日使っていただけるブレンドです。

お買いになるなら、ぜひ2種類をお買い上げくださいね(*^_^*)

レオレオカメレオンファームだけでなく、ワイルドモンスターさん、ペットショップレオンさん、その他の熱帯魚店さんに置いています。
※他店は名前を出すのに了解を頂いていないので・・

思い入れのある器具は、結局、どれも長く使えるものばかりなのですよ(笑)

ブログ再開・・メタハラの活用について

2012-01-18 | 日記
正月明けから随分と日記をさぼっていましたm(__)m

丁度、子供の受験なんかがあったりして、大変と言えば大変な時期ですね。
センターも色々とトラブル続きですし、この際入試制度も見直せばよいのに・・・(笑)

さて、色々と見直すことは、爬虫類飼育にも当てはまります。

飼育環境の面からいえば、冬季には様々な器具を使用することになります。

特に、昼行種においてライティングシステムは重要な意味合いを持ちますね。

レオレオカメレオンファームでは、メインライトとしてUVBを照射する、いわゆる爬虫類専用ライトを多用しています。
使っているライトは以下のものです。
1.ズーメッド社 レプティサン20W 5.0 蛍光灯
2.トリオ社 レプティーグロー20W 8.0又は10.0 蛍光灯
3.TFW社 Rex70UV 70W メタハラ

蛍光灯については、バスキングライトと併用する必要がありますので、ワット数もバスキングライトがプラスされます。
20W(蛍光灯)+50W(バスキングライト)=70W
これらのライトは、光は弱いですが広範囲にUVBを照射してくれますので、他のライトを併用して代謝を高めることが出来ます。

TFW社のメタハラは安全性が高く、光も強いうえに少し暖かいため、バスキングライト不使用で現在の大型種に使用中です。
発熱する安定器が外部にありケージ内に設置できますから、使い勝手が良いのも魅力ですね。
出力は70Wです。結局、蛍光灯使用時とワット数は変わりません。
むしろ、蛍光灯のように瞬間電力を多く使わないため、経済的かも知れません

どちらがよいかは使用方法にもよりますので、結論はつけられません。
しかし、少なくとも大型種や砂漠など生息している種では、メタハラが圧倒的に効果的です。

また、ライトについては火傷防止が施されている安全性が高いものでなければなりません。

TFW社のメタハラは、メーカーの在庫がいつも少ないために入荷が困難です。
ただ、修理などのメンテナンスもメーカーが引き受けてくれますので、私自身はお勧めできると思っています。

もうすぐ、新型のRex70UVが一台だけ入ります。
少し試してみて、新型の性能を検証してみたいと思っています。

ファームでは、あの超高級種「サンエステバントゲオイグアナ」のペアがRex70UVで元気よく暮らしています。
パーソンカメレオンは、木陰を作ってやれば、ご機嫌ですし、パンサーも生き生きと行動するようです。

蛍光灯については、信頼性が申し分ありませんから、いつもお勧めしています(笑)

ライトのことは、やはり重要なアイテムなので、適切に使って頂きたいものですね。

1月1日生まれ

2012-01-02 | 日記
予想通りとはいきませんでしたが、1匹だけパンサーカメレオンが孵化しました。

この個体は「はじめちゃん」と名付けて可愛がろうと思います。

ちなみに昨日孵化した3匹は、みっちゃん そっちゃん かっちゃん で大晦日と(笑)

ところで、年末年始はお世話になった叔母さんの葬儀とかで忙しくしています。

通常の時間では飼育管理も出来ないため、活動時間を深夜帯に移しました。
飼育部屋は完全遮光なので、活動時間を自由に変更できます。

現在は、飼育部屋はブラジルあたりの時間帯かな(笑)