明日、静岡のジャパンレプタイルズショーに行きます。
なのに、パンサーカメレオンのノシベブルーの孵化が始まりました…>_
そして今日。
大量に卵たちが収縮してきたのです。
どうすりゃいいんだぁぁぁぁぁーーー
3日間暗いインキュベーターの中で耐えておくれェェェ‼︎‼︎
もちろん、インキュベーターは超高性能だから、安心ちゃ安心なんです。
しかし、間が悪い。
予定より1ヶ月早く孵化してきたのです。
なんか間違えたのかな(笑)
生きててね。
エボシが産卵の穴を掘り始めました。
で、産卵終了。
35個の、何とも言えない卵たちを回収しました、
毎年お馴染みの光景ですが今回はエピソードがあります。
オスは特に問題無く、レオレオカメレオンファーム生まれの個体。
メスは、ペア用に買ってきました。
順調に成長していましたが、冬場に感染症を患い、ほぼ失明状態になりました。
通院して抗生剤投与など、出来る限りのケアを施し、最後は流動食で1ヶ月ほど生かしていたのです。
もう諦めていましたが、児玉先生よりある薬剤を勧められ、試してみました。
すると、翌朝元気に動き回っていたのです。
目も薄く開けて、コオロギを欲しがるしまつ(笑)
それから日に日に状態が上がり、1ヶ月まえついにオスと交尾したのです。
そのメスが産卵したのです
新しい治療法なので公開はしばらくお待ちを(^_^)
先日紹介した、福岡市の児玉どうぶつ病院で手術を受けたパンサーカメレオンのメス。
卵巣全摘したにもかかわらず、術後一週間で、ケージ内を動き回れるようになりました。
縫合後が生々しいですが、完璧な技です。
傷の化膿や、開いてしまう部分もありません。
元気に動き回っている様子から、痛みも無いのでしょう。
低カルシウム対策は、児玉どうぶつ病院での手術日まで間に合わないと児玉先生が判断し、直方市にあるこれまた凄腕の獣医師、アミノどうぶつ病院へ依頼して、検査と注射してもらっています。
レントゲンで、卵を抱えていることを指摘してくれたのも、アミノ先生。
レントゲン写真や血液検査の結果も児玉先生へ伝えてくれました。
おかげさまで、震えていたメスも落ち着いています。
アミノ先生にも感謝感謝です。
そんなスーパー医師の素晴らしい連携もあり、危機を乗り越えられました。
メスは水もよく飲み、経過は順調です。
現在、24g。
痩せてしまったのですが、餌食いも良くなんとかなりそうです。
投薬は二種類。
抗生剤をしっかり飲ませて、サプリメントはVMCオンリー。
サプリメントに関しては、これが最良です。
児玉先生オススメ(笑)
当の児玉先生から、処方箋みたいなものを渡されて、信じられないくらいの種類のビタミンなど配合したものが、VMCサプリメント(笑)
他のメーカーさん、ごめんなさいm(_ _)m
比べものになりません。
さて、今から投薬。
おなじみのクールインキュベーターです。
すでに各地は梅雨明けし、記録的な猛暑日が続いていますね。
友人のブリーダーも、この猛暑には頭を抱えています。
ただ、彼らには強い味方、クールインキュベーターあります。
外気温が40℃であっても、真冬の朝であっても、庫内は設定温度のまま。
温度に敏感なカメレオンの卵もスヤスヤと孵化の日を待ち続けることができます。
この時期、お盆休み前にメーカーは生産しないため、2台だけ在庫しました。
三菱エンジニアリング社は、精密機械のトップメーカー。
一流企業なので休みも長い(笑)
インキュベーターをケチってはいけません。
早い者勝ちです。
2台は、代引き、オンラインクレジット、銀行振込可能です。
このクラスでは類を見ない低価格。
98500円(^_^)
台数に制限がございますので、お早めに(^_^)
メーカーの一年間保証付きで、全国の三菱エンジニアリング社が対応します。
正規代理店は、レオレオカメレオンファームだけです。
病院に無理言って、早朝からの診察でした。
時間をかけて検査し、症状を確定。
オスは予定通り腫瘍切除手術。
無事終了。最先端の機器を用いてくれましたが、手術は鮮やか(^_^)でした。
メスは、厄介な症状なので入院して手術することになりました。
難手術になるため、助からないと思います。
あの症状にも関わらず、手術を勧めてくれた先生に感謝です。
彼女の(カメレオン)は、福岡のゴッドハンドの元にいます。
http://www.kodama-ah.gr.jp
某学会の責任者をされている為、超多忙を極めているそうです。
現在、エキゾ診療は行なっていませんが、研究など昔と変わらず続けられており、ホームページにも症例集を公開しています。
十年以上前から変わらぬ情熱と高いクオリティ。
爬虫類診療に復帰してくれたら、どんなに素晴らしいでしょう。
幸い、レオレオカメレオンファームは研究目的で(もちろん他にも理由はある)お付き合いさせて頂いています。
福岡にはエキゾチックアニマルを専門に診てくれる病院もありますし、北九州市や直方市にも情熱的で腕の良い先生や病院があります。
本当に恵まれています。
お住まいの地域では、エキゾチックアニマルを診てくれないと嘆いている飼育者さん。
諦めず色々な病院へアタックしてみてください。
必ず良い先生に巡り会えますよ。
私も、断られてもめげずに、色々な病院を訪問し、そして巡り会いました。
福岡は梅雨明けの真夏日なんですが、我が家のツリーハウスは、山から湿気を帯びた風が通り抜けます。梅の木ツリーハウス、完成(^_^)
エボシの巨大オスとヤングパンサーのオスがケージ越しに覇権争いしてたけど、距離感がつかめた様で大人しくなりました。
次のツリーハウス予定の梅の木も明日剪定しておこう(笑)
去年数ペア飼ってて、全部死んだけどケージをそのままにしていたら、春頃わらわら孵化してた。
いつもそんな感じ。
どうも、二種類いるようだ(笑)
アフリカンは、簡単に孵化する。
可愛いからレイアウトケージに入れたまま適当に飼育してます。
先日の、大阪レプタイルズでワイルドを販したけれど、結構受けたので静岡に持って行こうかなぁ。
野外飼育
なかなかいい感じ。
エボシは、晩秋まで、パンサーは暑さを見極めながら、例年だとお盆頃一旦室内に取り込み、9月後半から晩秋まで野外飼育します。
田舎ならではの飼育法ですね。
細かい作業は面倒なので、いつもは、嫁さんの出番なんだが、今日は女子会とやらでお出かけ中。
なにやら、ゴチになりますと言う番組に出た、美味しいお店らしい(笑)
私と言えば、借りぐらしのアリエッティを観ながら、作業(^_^)
明日は、カメレオン外に出せるなぁ(笑)
数あるローカリティーの中でも、独特な発色をするパンサーカメレオンです。
その中で、レッドタイプは、フル発色時に、ウルトラマンの様になります。
いや、紅白だからもっと綺麗。
極美とはこの種の為にある言葉かも知れませんね。
古くから紹介されてはいますが、彼らの良さは変わりません。
素晴らしいタマタブです。