実は8月末からこっち
母の住むマンションの外壁の塗装工事が始まって
建物はすっぽり蚊帳の中。
昔は足場を組むだけだったような気がしますが
最近こういう蚊帳の中の建物をあちこちで目にします。
そもそも築37年ともなれば
いろいろとメンテナンスも必要になり
手当てをすればあと20年ぐらいは保ってくれる…
このために住民は長年積み立てをしてきたそうです。
密閉されているわけではないのですが
外の景色がうすぼんやりと感じられるだけなので
止むを得ないこととはいえ
母はこうなった初めから嫌がっていました。
おまけに五棟ある建物の内
母の住む号棟の工事の進み具合が一番遅いのです。
早いところはもう1週間も前に蚊帳がとれたので
まだかまだかと気が揉めるようで
「穴を開けちゃおうか」などという
物騒な発言も飛び出しました!
しかし
本日目出度く終止符が打たれました。
「蚊帳の外」というのはマイナスのイメージですが
今回ばかりは、万万歳!
ずっと「緑を見たい」と言っていた母から
「木の葉はみんな落ちちゃったけれど、うれしい!」と電話がありました。