マシッソヨ♪ チェミッソヨ♪ 日記 (*^-^*)

備忘録です(^.^)ご飯とハングル中心

人魚が眠る家 ネタバレ

2018年11月21日 15時23分32秒 | 映画
ハングル帰りに豊島園のユナイテッドシネマへ

「人魚の眠る家」を観に行きました。

「脳死」について日本人に考えて欲しい!と願って作られた作品だと思いました。

だから話や台詞、展開は読めてしまう
次こう言うかな、と思った台詞が次々出てくる

でも泣けてしまう…
気持ちが痛いほど伝わってきて…!!

ある日突然、大切な人が「脳死=死」と言われても
すぐになんて受け入れられない!!

普通に死んだら冷たくなって腐っていくけど
暖かいまま鼓動を打っている…無理…!!

医療だって絶対じゃないかもしれない!
目を覚ますかもしれないって絶対思っちゃうよ

欧米では「脳死」が受け入れられているって言うけど本当にそうかな?

医療保険やなんや金銭的な問題もあるのでは??

日本で脳死や臓器提供が進まないのは
生死観もあるかもしれないけど
周りにそういう例が無さ過ぎるからも大きいのでは?

脳死や移植に「慣れ」て無さ過ぎて
より抵抗が大きいんだと思う

宗教観や思想がないとは思わない

母は「次生まれた時、目が見えなかったら嫌だから角膜提供したくない」と言う

そんな話を聞いて育つと
生まれ変わりとか信じてなくても何となく抵抗がなくもなく…

やっぱり環境も重要!!

韓国では以前、脳死移植が大きく報道されて脳死を考えるきっかけになったそう

本当に人それぞれで、様々な選択肢があるべきだと思う


映画の話に戻ると

あんなに怒鳴り散らさず別居中の妻を見守り続ける旦那、凄い!!
おかしいと思ってもずっと見守り続けて
だからこそ最後にあの場所を見つけられて
彼女もやっと!やっと納得できた

「死」を受け入れる為に必要な時間と工程だった

旦那が先に出した結論を押し通してたら
彼女は娘の死を一生消化できなかったと思う

離婚に際しては
「君は考えを変えないから言っで無駄だと思った」という旦那に彼女は
「それでも!言い訳して謝って欲しかった!!そしたら…」
…というような事を言う

…これ…物凄く共感!!(≧ ≦)

結果じゃない

仕方ない事は沢山ある

ちゃんと向き合ってくれたかが
すごく大事な事なのに…!!

映画なので最後は優しい展開で
重い話だったけど、後味は爽やか

だからこそ目を背けずにこの問題を考えられる

自分がいつどの当事者になるかなんて分からないから
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ウォーキング・デッド 1話、2話 | トップ | 湯の道 利休、鶏めし登利平 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿