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ジョージィのおとなりさんたち

【個人史】「人生って、とっても楽しいもの」
そんな風に感じている今日この頃。Blogでメモっておきたい。

<教育改革?>「ゆとり教育犯人説」を笑う

2008年04月08日 21時55分28秒 | 格差社会と政治
[現代日本史]: 終焉の科学立国 ゆとり教育 偽教育改革 官民(業)癒着 国民ダマシ政治
※ IT過信 素人化政策 ニッポン復活の遠き道のり

先月末、NHKの 新BSディベート で、 自民党支援の経営委員長と、出身畑違いの新会長が喜びような いかにも政府・官・財界 の国民ダマシと思えるテーマ「どうなる科学技術立国ニッポン」が放送された。

<偽りの「ゆとり教育 犯人説」>
日本の人的資質低下の原因が いかにも 「ゆとり教育」犯人説 にこじつけるかのように 有馬 朗人(ありま あきと)氏も招かれ、 孤軍・応戦していたようである。

そして、 氏の主張する「学力は低下していない」 と聞いても、現代日本の実情ではなかなか 世間からの同意は得られないだろう。
それだから、 「ゆとり教育犯人説」 に コロリと騙されてしまう。

<主張する 有馬 朗人>
個人的にも 有馬氏 を応援する理由は無いが、 実は発言中に良い点(Point)を突いていたので コレを記すのである。 (と、云っても、氏の発言した内容はNHKアーカイブスでも見て欲しい)

<実は無かった「ゆとり」教育>
「ゆとり教育」 が発表された頃は 都市部の「塾」熱が高まり、 学習塾ビジネスが活況だった。 (その時期 学習塾経営の補助を頼まれたので記憶している)

単に子どもの親たちは 学校での授業に対する不信感を植え付けられ、「ゆとり」で生まれた時間を 夜遅くまで 塾や教材に費やす事を強いられたのだ。
官・業癒着の策略である。

<成長の芽を摘まれた子>
子どもたちの人格形成に重要な時期に 家庭ではなく 開塾ビジネスに送り出し、 ”夜遅くコンビニでの買い食いが子どもたちの息抜き時間” を 「ゆとり」と呼ぶのだろうか?
あるいはまた、
子どもにせがまれて買い与えたテレビゲームに明け暮れる子どもの姿。 テレビゲームは 遊びではなく、 大人のパチンコと同様に 仕事 である。 (「実りの少ない残業の実態と同じ」 と云えば理解も早いだろう)
それだから 一旦始めると 満足することなく いつまでも長々と続けてしまうのだ。

<押しつけ型「子育て」の害>
子どもには 真のゆとりを与え や 健全な育成環境 を備えなければ、 大人になっても生きる為の基礎が無い。 悪く進めば 事件や犯罪が多くなる。

そのことの一端を 有馬氏が 番組の中で発言したが、 他の出演者から無視されたのだ。
つまり、 結局は実らなかった「詰め込み教育」が復活するだけの日本に戻るのである。

記録する。


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