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ジョージィのおとなりさんたち

【個人史】「人生って、とっても楽しいもの」
そんな風に感じている今日この頃。Blogでメモっておきたい。

<農業改革?> 農政指針 「21世紀新農政2007」

2007年04月04日 23時18分40秒 | 格差社会と政治
零細農地を集約、再配分―政府が新方針 (時事通信) 4月4日20時42分配信
【記事全文】食料・農業・農村政策推進本部であいさつする安倍首相(右)。農政の指針として「21世紀新農政2007」を決めた。零細農地や耕作放棄地の利用権を効率経営農家に再配分する仕組みを構築する(4日、首相官邸)(時事通信社)
[記事原文]

「 改革! 改革と云っては 他国の模倣をする政府 」

暫く前に 特集番組で放送された 「小規模(零細)農家を切り捨て、大規模農家を優遇する『農業改革』」 のことであろう。 概念的には 米国農業 を模倣しようとしているのだと思う。

だが この農政改悪にはウラがあるに違いない。
戦前、戦中までは 国内の地方でも 大地主がおり小作人を雇って耕作させ高い地代を取っていた。 いわゆる地方の富豪である。

だが、終戦とともに 大規模農地は小作人に分け与えられ、結果として、楽して得られる収入を失った大地主一族は急激に衰退していった。 (私の友人にもその末裔らが何人かいる)

安倍政府・与党(自民党・公明党) の進める 新農政 は 大規模農地を持っていることが 国家補助を得られる大原則だ。 つまり、複数の農家が一緒になって法人となり一つの大農地として 農業経営をしなければならないのである。

だがどこも後継者不足の昨今、すぐにも元の所有者(共同経営者)は高齢の故に去っていく運命だ。

そこに、有力議員政府委員 等の経験者らが、経営者として農業法人に参加して 社員(小作人)を雇えば 再び 大日本帝国時代 の地方の大富豪に居座る事もできる。

農業改悪だけあって実に 小作(コソク) な考えだ。 農業は知らないが経営なら判る権力者らに日本の農業を委ねるような 改悪農政 であってはならない。

記録しておく。


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