＜失敗か？＞『戦後レジュームからの脱却』 （私見）

［現代日本史］： 安倍首相 構造改革（小泉改革）

久間防衛相による 原爆投下容認発言（核容認思想） で世間が騒いでいるなか、 安倍首相に対する支持率も下降気味だ。
当然のことながら 次期政権党首 の話も出そうなモノだが、 当初の安倍内閣同様に 深く潜行したままである。

だいたいが、 「次はオレにやらせろ」 程度で 政権党首に 収まる事ができるらしい 自民党体質 なのだから、 その内容のない 政治的行動・発言 は 動けば 叩かれるだけの 粗悪品 だ。

＜考えるべきはその姿勢＞
一見解決がついたかの様に 印象づける 『 年金記録問題 』 である。
これまで 政府・与党（自民党・公明党）は、 組合加入の職員らが 仕事をしなかったせいである。 と、 社保庁の民営化 を急ぎ、 再び 数の力にモノを云わせての 強行採決 に至った。

＜マイナス評価制度の温存＞
日本には 古くから マイナス評価制度がある。　失敗は許されず、 たとえば 何もやらなければ 失敗 もないから 昇進 できるのだ。　つまり 仕事をしない人物ほど 出世街道 をばく進できる 日本特有の成果主義 である。

こんな 人事評価制度の故に、 決して先行行動は起さず、 いよいよ問題が表面化してから 火消し の為に行動を開始するのだから なにごとも後手後手 行政となる原因の 典型 である。

＜閣僚はどうなのか？＞
自民党という強引な 強行（凶行）組合 を後ろ盾にした 現安倍政権 の中にも 次期政権党首 を狙う 閣僚がいたはずである。

「はず」 というのは、 「マンガ大使」程度しか報道されないほど、 実に平和な世界に住んでいるらしい。　さっぱりその 政治実績（成果） が世間の話題に上らないのだ。

安倍首相が 選んだ 閣僚 が、 特段の成果も国民に示すことなく 次期政権党主になるくらいなら 日本をダメにした最大の戦後レジュームである 官僚体質 をなんら 改革 できなかった事になる。

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