ジョージィのおとなりさんたち

【個人史】「人生って、とっても楽しいもの」
そんな風に感じている今日この頃。Blogでメモっておきたい。

生前葬の勧め(2) - 葬式革命 「葬儀済」 の安心感

2010年11月27日 23時56分13秒 | Weblog
[個人史]: 日記 思想・信条・宗教 終末感
※ Series: 『来世への行進』: 密葬 身内葬時代  肉体の死  日本人的感傷 死に花願望
日米崩壊 Sequence( 8th Stage )実行中 - ヒト/サル属分離 大陸再構築 Sequence 実行 「 軸傾斜 」

アタマを使おうとするたびに 強烈な睡魔が襲うところを鑑みると どっかの回路がショート(癒着)したか??
痛みのある目からはボロボロと”結晶”が出て来て、 誤嚥 も頻発気味。 むせてむせてエライコッチャ。

せめて 三日三晩くらい死んでいれば 症状も治まるだろうか..?

<葬式の遺言>
出席して始めて知った ”宗教葬はしない。皆から見えるよう顔は隠さず式を執り行い、最後に会葬者皆で棺に収めるように” との遺言に従った葬儀は 私はもちろん親族も参加者からもブーイング続出だった。

その点 私の遺言なら、
『葬式はいらん。(法律に従って)焼いた後の骨や灰はどっかに捨ててしまえば良い。』
『灰の持ち帰りが面倒なら焼き場のゴミ箱にでもこっそり捨てたらどうか』
とまで言い放っている。

そこまで言い切れるのは ”私の葬儀は済んだ” と安心しているからだ。

<死後の”たましい”>
無呼吸が頻発していたらしい 今年の夏、 自分の葬式の夢が私に安心感を与えた。

黒光りする紋付き姿の列席者が膳を前に 一人1mほどの幅で一辺に30~50人ほどが四角く理路整然と座った大広間。
縁側にある全面障子の向こうから明るい光が大きな部屋いっぱいを照らしていた。

その厳粛過ぎる雰囲気では わたし持ち前の芸人魂も発揮し損なった。 何の集まりか戸惑ったからだ。
しかし、
新参者の叔父たちに続き 祖父母が困ったような心配顔で座っていたから 列席者はすでに亡くなった人々だと分った。

あの荘厳な式を経験してしまえば、 この世のいかなる葬式もチンケなものに感じてしまう。
しかも、
”自分は死んだ” と認めた時点で 現世のことなどすっかり頭から離れ去る。(どうでも良くなる)

誰にも知られず埋もれたまま化石になろうが、数人の僧侶で盛大な葬儀をやろうが 意識(魂)はもうそこにはない。

<葬式革命>
自分が死んだら 一晩放っておいてただ焼いてもらうだけ。
そんな安心感は 生前葬 で得られるだろう。

ただし、できれば 「生前”密葬”済」 の連絡状だけのほうが参会者としては面倒がない。

(終)

関連記事
11/27 生前葬の勧め(2) ・・・ 本記事
11/21 生前葬の勧め(1)- 序章
07/29 死ぬことの「意義」(12)- 夢体験(1)