[個人史]: 日記 思想・信条・宗教 終末感
※ Series: 『来世への行進』: 密葬 身内葬時代 肉体の死 日本人的感傷 死に花願望
※ 日米崩壊 Sequence( 8th Stage )実行中 - ヒト/サル属分離 大陸再構築 Sequence 実行 「 山麓池 縮小 」
私は日々益々 「死にそう」 である。 ただ、『死』 の言葉を多用しても とうてい死にそうにはない。
また 脳ミソが大炎症し始めている感である。 焼け付くような..ズッシリと重いような..。
脳が働かないと”見えない”ので 視野角は健常者と同じでも 認識できる範囲は中央のみ数%。
目からの情報による影像と、 脳が作り出した光溢れる影像との ダブルプレーン合成像だから 目を開けていること自体「疲れる」。
こんな私の状態で 明日も市場は開く...。
<本 文>
誰しもがそうであるように 自分が死んだ後のことを予想できる者はいない。
いまや 老齢者は自分の葬式がどうなるか を心配するありさまだ。
日本の '80年代初頭、 都市部から始まった 核家族否定運動 により、 3世代同居の日本文化が崩壊したことが原因にある。
死んでしまった後の葬儀の事を心配しても仕方がない。
とはいえ、
実際のところ私自身も 「来世」 についての明確な理解はあったが 自分の葬儀 については漠然と気にかけていたと思う。
だが、私の意識を変えた出来事は誠に得がたいものだった。
10数年前、 私はたったひとりで通夜を行ったことがある。
精神病院に入院したままひっそりと息を引取り 葬儀屋の3畳ほどの事務室の床に置かれた棺を前に 故人の家族に代わって一晩を過ごした。
私が引き受けたのは、
成人前後に起きた男女のトラブルで精神を煩った後 実の両親にも見捨てられたまま 数十年の人生ほとんどを病院の中で過ごした女性だと聞いたからだ。
翌日、葬儀屋の事務所からまっすぐ焼き場に運び 骨も拾って つくづく考えた。
『これほど悲しい人生を送り、こんな葬式で世を去る者がいた。 自分の葬儀を心配する事に何の意味があるのか』
(続)
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'10.11/27 生前葬の勧め(2)- 葬式革命「葬儀済」の安心感
'09.01/14 日記: 死ぬことの「意義」(5)- 間際の走馬燈【1】
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私は日々益々 「死にそう」 である。 ただ、『死』 の言葉を多用しても とうてい死にそうにはない。
また 脳ミソが大炎症し始めている感である。 焼け付くような..ズッシリと重いような..。
脳が働かないと”見えない”ので 視野角は健常者と同じでも 認識できる範囲は中央のみ数%。
目からの情報による影像と、 脳が作り出した光溢れる影像との ダブルプレーン合成像だから 目を開けていること自体「疲れる」。
こんな私の状態で 明日も市場は開く...。
<本 文>
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死んでしまった後の葬儀の事を心配しても仕方がない。
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実際のところ私自身も 「来世」 についての明確な理解はあったが 自分の葬儀 については漠然と気にかけていたと思う。
だが、私の意識を変えた出来事は誠に得がたいものだった。
10数年前、 私はたったひとりで通夜を行ったことがある。
精神病院に入院したままひっそりと息を引取り 葬儀屋の3畳ほどの事務室の床に置かれた棺を前に 故人の家族に代わって一晩を過ごした。
私が引き受けたのは、
成人前後に起きた男女のトラブルで精神を煩った後 実の両親にも見捨てられたまま 数十年の人生ほとんどを病院の中で過ごした女性だと聞いたからだ。
翌日、葬儀屋の事務所からまっすぐ焼き場に運び 骨も拾って つくづく考えた。
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