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リートリンの覚書

十八日粥

十八日粥

今読んでいる本で
一月十五日と十八日に

小豆粥をいただくと
風邪をひかないおまじない
があるという事を知りました。

自分の家には
そういうおまじないが
伝えられていなかったので、

これはぜひ挑戦してみたいと思い
十八日に小豆粥、初挑戦しました。

小豆を煮るのは面倒なので、
コープで
このような商品を見つけました。

お赤飯用あずき水煮


研いだお米と缶詰の小豆を汁ごと入れ、
足りない分の水を注ぎ、
炊飯器のおかゆコースで炊飯。


簡単に出来上がりました。

おかゆだけだと飽きてしまいますが、
小豆の味、食感がアクセントになり、
ペロリと食べられました。
なかなかいけます。

来年は
十五日・十八日両日
食べたいと思いました。

今、読んでいる本はこちら


出典:amazon


「皇室の祭祀と生きて」
高谷朝子さんの本です。

彼女は内掌典として
57年間宮中祭祀に奉仕された方です。

現在内掌典は交代制が定着しており、
生涯をかけて
伝統を継承した最後の方です。

高谷さんの文章は美しい敬語と
御所言葉(賢所で平常使う言葉)で
書かれています。

自分は普段敬語に馴れていないので、
ちょっと読むのに
苦労していますが(笑)。

この本を読むと宮中祭祀のしきたりや
年中行事のことがよくわかります。

伝統に興味のある方に
おススメの本です。

前の記事で宮中祭祀の事を
少し勉強したのですが、

実際携わってこられた方の本を
読みますと、

ますます「女性天皇」について
疑問を抱きました。

血に関することは
穢れとなり

様々なしきたりがあります。

生理は「まけ」と呼ばれ、

その際のしきたりが
そりゃもう、

メンドクサイ

血に関する事は穢れですから
もちろん祭祀には参加出来ません。

やっぱり、
「女性天皇」無理ですわ。

大切な神事の際、
「まけ」になったら?

内掌典の方々は、
「まけ」になったとしても
他の方と交代することが出来ますが、

「天皇」の代りは誰にも出来ない

のですから。

しかし…様々なしきたりを
守り続けてこられた
高谷さんたちには、
もう頭が下がってあげられない。

今も宮中三殿では
祭祀行われているのですね。
本当にご苦労様です。

日本のいや世界の平和を
祈り続けていらっしゃる方々、

「本当にありがとうございます」

今日はこれにて
読んでくださって
ありがとうございます



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