昨日の18日。久々にバイクで遠出。
宇都宮に来てからもちょくちょく半日程度のツーリングには出ていたけれど、走る距離はせいぜい300KM未満。
今回は朝の6時に出発。さすがに氷点下でバイクを走らすと恐ろしく寒い。防寒グローブをはめていても指先が凍りそうな気がする。
そんな凍てついた指先を熱い缶コーヒーで温めるのは冬季ツーリングの醍醐味と思う俺はマゾなのか?
とにもかくにも東北道を南下。途中、日の出を拝み、さらには栃木県佐野市のあたりでとおく富士山を望み、なんだか得した気分。
東京に入る頃には日は昇り、気温も上昇。朝の首都高の渋滞には閉口したがどうにか通り抜け東名高速へ。さらに厚木から小田原へ向かい、箱根峠を目指す。
峠を登り切ると再び猛烈な寒気。山肌に雪が残る箱根の峠から熱海峠に向かい、伊豆スカイラインへ。東京の温かさがウソのような再びの寒さに震えつつも、スカイラインを走り抜ける楽しさと、富士の姿にそれなりにいい気分。

空は青いし、雲がかかった冠雪の富士もまたよろし。
スカイラインを駆け抜けて、伊豆半島を一気に南下。
そう、目指すは伊豆半島は河津町。河津桜の見物なのだ。
スカイラインの終点からは半島東部の海岸沿いをさらに南下。海沿いに来ると一気に気温上昇。完全防寒装備はむしろ暑くなってきた。
11時過ぎには東伊豆町に到着。朝飯も食ってなかったので桜見物の前にお昼ごはん。
適当に入ったお店のメニューの高さに閉口しつつも漁師煮丼(1800円也)を注文。

金目鯛の煮付けに同じく金目鯛のそぼろが乗ったどんぶりに、ワタリガニ入り大名味噌汁。お値段高いがこれがうまくてね。特に煮つけの皮のトロトロ感と身のほっくり感が素晴らしい。満足しました。あとはお値段だけの問題だ。
飯もすませていよいよ河津の桜見物。しかしだ、この日は平日水曜日。なのにこの人ではなんじゃらほいな?びっくりしたわ。そんな感じでしたが桜の写真はまたあとで。
そして桜見物も終えてさて帰ろうかと思ったら、おばちゃん二人におばあちゃんの3人組が何やらお困りの様子。どうしたのかと気になって声をかけてみたならば、どうも乗ってた車が無茶なことして段差に乗り上げ、お腹がつっかえて立ち往生。
見て見ぬふりもできないので、どうにかしようとジャッキで車体持ち上げたりいろいろ試してみたがうまくいかず。さて困ったもんだと思っていたら、まずは郵便配達のお兄ちゃん、次に静岡ナンバーの車に乗ったご夫婦、さらには工務店の軽トラ3人組などが次々現れた。
これだけ人手があるならばと、強引に車体を持ち上げどうにかこうにか脱出成功。
なんだかんだでみんなで助け合い。日本もまだまだ捨てたもんやあらへんね。
だがしかし、このあとちょっと困ったこと発生。無事に脱出できたということで
助けてくれた皆さんも立ち去り、あとには俺とおばちゃんたち。おれも立ち去ろうかと思ったら、おばちゃんがぜひお礼をさせてほしいとのこと。
最初におれが止まってくれたからみんな助けてくれた。だからお礼をさせろと言うのですよ。
でもね、おれも旅してていろんな困ったことがあって助けてもらったことがあるから逆の時はできるだけ手助けしたいと思うだけで、別にお礼が欲しくやったわけじゃないんです。だからお礼なんてかまいませんから、と言うもおばちゃん聞く耳持たず。
なんだかんだで押し問答の挙句、おばちゃんがついに実力行使。上着のポケットにコーヒー代にして、とお札のようなものを無理やりねじ込む。こっちも根負けして、わかりましたいただきますありがとうございます、と。
それじゃお互い気をつけて、そうしてあとからポケットのお札を見たら、なんと諭吉さん。てっきり漱石さんぐらいだと思ってたのに。
これにはまあびっくりよ。むしろこんなにもらっちゃったら罪悪感ですよ?
でもあばちゃんたちとはすでに別れた後。今さら返せる状況にもなく。しょうがないのでありがたく押頂きました。まさに情けは人のためならず。
そんなこんなで帰路につき、来た道戻って宇都宮へ。帰ってきたのは夜8時。日没後は一気に気温が下がって、まあその寒いこと。
で、帰ってすぐに友人夫婦の子供誕生祝いに馳せ参じ、寿司とケーキのご相伴にあずかって。
うん、よい一日でした。
ちなみに、友人宅で集まった人々に伊豆まで行ってきたと言うと、奇人扱いでした。やれやれ、おれはこんな人間なのでいちいち驚いかれるといささか困るのですよ?
この日の走行距離 656km。うむ、よく走った。
宇都宮に来てからもちょくちょく半日程度のツーリングには出ていたけれど、走る距離はせいぜい300KM未満。
今回は朝の6時に出発。さすがに氷点下でバイクを走らすと恐ろしく寒い。防寒グローブをはめていても指先が凍りそうな気がする。
そんな凍てついた指先を熱い缶コーヒーで温めるのは冬季ツーリングの醍醐味と思う俺はマゾなのか?
とにもかくにも東北道を南下。途中、日の出を拝み、さらには栃木県佐野市のあたりでとおく富士山を望み、なんだか得した気分。
東京に入る頃には日は昇り、気温も上昇。朝の首都高の渋滞には閉口したがどうにか通り抜け東名高速へ。さらに厚木から小田原へ向かい、箱根峠を目指す。
峠を登り切ると再び猛烈な寒気。山肌に雪が残る箱根の峠から熱海峠に向かい、伊豆スカイラインへ。東京の温かさがウソのような再びの寒さに震えつつも、スカイラインを走り抜ける楽しさと、富士の姿にそれなりにいい気分。

空は青いし、雲がかかった冠雪の富士もまたよろし。
スカイラインを駆け抜けて、伊豆半島を一気に南下。
そう、目指すは伊豆半島は河津町。河津桜の見物なのだ。
スカイラインの終点からは半島東部の海岸沿いをさらに南下。海沿いに来ると一気に気温上昇。完全防寒装備はむしろ暑くなってきた。
11時過ぎには東伊豆町に到着。朝飯も食ってなかったので桜見物の前にお昼ごはん。
適当に入ったお店のメニューの高さに閉口しつつも漁師煮丼(1800円也)を注文。

金目鯛の煮付けに同じく金目鯛のそぼろが乗ったどんぶりに、ワタリガニ入り大名味噌汁。お値段高いがこれがうまくてね。特に煮つけの皮のトロトロ感と身のほっくり感が素晴らしい。満足しました。あとはお値段だけの問題だ。
飯もすませていよいよ河津の桜見物。しかしだ、この日は平日水曜日。なのにこの人ではなんじゃらほいな?びっくりしたわ。そんな感じでしたが桜の写真はまたあとで。
そして桜見物も終えてさて帰ろうかと思ったら、おばちゃん二人におばあちゃんの3人組が何やらお困りの様子。どうしたのかと気になって声をかけてみたならば、どうも乗ってた車が無茶なことして段差に乗り上げ、お腹がつっかえて立ち往生。
見て見ぬふりもできないので、どうにかしようとジャッキで車体持ち上げたりいろいろ試してみたがうまくいかず。さて困ったもんだと思っていたら、まずは郵便配達のお兄ちゃん、次に静岡ナンバーの車に乗ったご夫婦、さらには工務店の軽トラ3人組などが次々現れた。
これだけ人手があるならばと、強引に車体を持ち上げどうにかこうにか脱出成功。
なんだかんだでみんなで助け合い。日本もまだまだ捨てたもんやあらへんね。
だがしかし、このあとちょっと困ったこと発生。無事に脱出できたということで
助けてくれた皆さんも立ち去り、あとには俺とおばちゃんたち。おれも立ち去ろうかと思ったら、おばちゃんがぜひお礼をさせてほしいとのこと。
最初におれが止まってくれたからみんな助けてくれた。だからお礼をさせろと言うのですよ。
でもね、おれも旅してていろんな困ったことがあって助けてもらったことがあるから逆の時はできるだけ手助けしたいと思うだけで、別にお礼が欲しくやったわけじゃないんです。だからお礼なんてかまいませんから、と言うもおばちゃん聞く耳持たず。
なんだかんだで押し問答の挙句、おばちゃんがついに実力行使。上着のポケットにコーヒー代にして、とお札のようなものを無理やりねじ込む。こっちも根負けして、わかりましたいただきますありがとうございます、と。
それじゃお互い気をつけて、そうしてあとからポケットのお札を見たら、なんと諭吉さん。てっきり漱石さんぐらいだと思ってたのに。
これにはまあびっくりよ。むしろこんなにもらっちゃったら罪悪感ですよ?
でもあばちゃんたちとはすでに別れた後。今さら返せる状況にもなく。しょうがないのでありがたく押頂きました。まさに情けは人のためならず。
そんなこんなで帰路につき、来た道戻って宇都宮へ。帰ってきたのは夜8時。日没後は一気に気温が下がって、まあその寒いこと。
で、帰ってすぐに友人夫婦の子供誕生祝いに馳せ参じ、寿司とケーキのご相伴にあずかって。
うん、よい一日でした。
ちなみに、友人宅で集まった人々に伊豆まで行ってきたと言うと、奇人扱いでした。やれやれ、おれはこんな人間なのでいちいち驚いかれるといささか困るのですよ?
この日の走行距離 656km。うむ、よく走った。
美味しそうです