風の向くまま 気の向くまま

風と気の向くままに、日常を。

夏旅2

2007-08-19 09:01:03 | バイク
朝4時、テントに張り付いたセミが鳴き始める。なぜに日の出前からそこで鳴く?至近距離からの高周波はキツイ。すっかりたたき起こされたので、お湯を沸かして味噌汁と夕べ買ったおにぎりで朝食。5時過ぎには出発。くぁー、今日も良い天気だ。

まずは南に下って海沿いの国道185号にでて、西の呉市を目指す。で、この道が実に良い。朝で車も少ないからですが、瀬戸内を望みつつのんびりと流します。昨日一日ひたすら山中だったので、なおのこと開放感。



さて、7時半には呉市に到達。しかし目的の施設は9時開館。時間もあるのでちょいと回り道するかとブラブラしてる時に発見。



おお、あそこにいるのは「おおすみ」型輸送艦の「しもきた」と「くにさき」じゃないですか。2隻同時に見ることが出来るとは、とよだれをたらす。
さらに自衛隊呉桟橋に移動。



おお、手前にいるのは「おやしお」型じゃないですか。後は「はるしお」型か。潜水艦が6隻も並んでると壮観だねえ。あと音響測定艦「ひびき」とかもいたりして大興奮さね。



そしてドックに入っているのは「はるな」型護衛艦の「ひえい」じゃないです。あなたの模型、作ったよ。ドック入りして喫水線下が見える状態ってのは初めて遭遇したな。
などなどいろいろ興奮してたわけですが、一つ残念だったこと。毎週日曜日は護衛艦の一般公開をしているのだが、この日は公開しないとのこと。ふむ、呉に来た楽しみの1/3が喪われました。しょうがないのであとの2/3を愉しむとしよう。



さあ、まずはこれだ。海上自衛隊呉資料館「てつのくじら館」。入館無料。退役した潜水艦「あきしお」をそのまま展示してやがります。ちなみ建築基準法によると、この潜水艦は建物として扱われるらしい。
いやしかし、でかいな。



こんなのが海の中をうろちょろしてるわけだ。すごいな。艦内の見学も出来るのでもちろん入ってみました。それにしても狭いわ艦内、でもすげー、おーなどいいつつ満喫。していたら前を歩くいかにも興味なさげなカップルの会話が。

男「うわ、せま。人多すぎるって」
女「なんでこの人らこんなに真剣に見てるの?」
男「知らねーよ」
女「ねえ、もう早く出よーよ」

人が愉しんでるところででかい声でこんなこと喋るなや。とっといにさらせ。てか来るな、ここに。全くもう。

まあ気を取り直して最後まで愉しんで、次はすぐ隣の施設の呉氏海事歴史科学館「大和ミュージアム」へ。





1/10の「大和」や零戦や他にも色々、呉と海軍と戦争と造船に関しての展示あり。兵器マニアとか戦争云々はともかくとして、一度は見てみる価値のある博物館だなと正直に思います。変に右でも左でもなかったのが特に良かった。


で、見物開始が午前9時からで、気がつくとすでに午後1時。ふむ、じっくり観すぎたか。いやでも次いつこれるか分からんしな。
呉をあとにして、再び国道185号を今度は東へ尾道へ。せっかくだから尾道ラーメンと思ったら、2時半という中途半端な時間なのに行列できてます。空腹なのと暑いのとで並ぶ気がしない。でもまあなんとか列の短そうな店でラーメンを。あ、尾道ラーメンて初めてなんだよな。うん、うまかった。しかし写真は撮ってねーわ、店の名前は覚えてねーわで、かなり暑さにやられていた模様。


尾道から隣の因島へは渡し舟で。



こういう雰囲気は好きだなあ。

あとはしまなみ海道で島を渡り、大三島の入浴施設「Mare Gracia大三島」の海水風呂などに浸かりつつまったりと。
そしてさらに隣の伯方島に渡ってこの日の宿泊地、沖浦ビーチに到着。景色の良いちょっとした高台にテントを張り、海を眺めながら地鶏を炭焼きにしつつビールを呷って二日目終了。


この日の走行距離 263km

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