ミドリサンの上海紀行

いくつになっても、発見と驚きの連続…そんな海外生活の喜怒哀楽
上海版 風の向くまま。。気の向くまま。。

花文字 卒業

2010年02月24日 | 花文字
習い続けてきた花文字教室、いよいよ今日で最後となりました

今日は『一期一会』を描こうと思って、まずこの言葉を書くと…

『一期一会』ってどういう意味だ?? と老師が聞いてきました。

えっ これって中国も同じ言葉あるんじゃないの??

と聞くと、『無い』そうだ

なので、、 じゃあ、この字を見てどういう意味だと思う?? と聞いたら。

『一週間に一回会う』  この答えにはちょっと大笑いしてしまいました

確かに中国語で曜日を表わす言葉は『星期』なんです、一週間というと『一個星期』なんですよね
だから、老師は『一期一会』を見て『一週間に一度会う』と思ったんでしょう

『一期一会』と同じような意味を持つ言葉は中国語では、
《萍水相逢》とか《一面之像》だって言ってました

でも、微妙に一期一会の本来の意味とは違う気がするんですが、、
一生の間に一度だけの出会い という意味が理解できなかったかもしれません

なんで一生に一回だけの出会いなんだ?? と言って老師の頭の上に疑問符だらけになってました

そして、お稽古。
自ら選んだお題、ですが 
自力で描くとかなり苦悩の跡がお解りいただけると思います

         


もっと早く描けよと老師作 


 
見事です

早く描けたら、もう豫園で仕事してるよ
という私に対して 『そうだな』 と老師。

そしてお稽古が終わると、老師から卒業証書が渡された



2年弱の間、老師はあまり褒めてくれなかったけれどあまり上達しない私に一所懸命教えてくれました もう教えることは何も無いって十分上手に描けてるからあとは何を描きたいのかを自分で描いてみろって、それを見てやると老師は言ってました

最後の最後まで、、老師は、、


『多練習!!』  
と送る言葉をくれました