ミドリサンの上海紀行

いくつになっても、発見と驚きの連続…そんな海外生活の喜怒哀楽
上海版 風の向くまま。。気の向くまま。。

新学期

2011年08月22日 | Weblog
今日からオチビは新学期、お姉ちゃんは登校日。
お天気だとよかったんですが、あいにくの曇り空
今のところ雷は鳴り始めてはいませんが、今日はこれから少し荒れるかな…

オチビは明日から通常授業、お弁当作りも開始です
お姉ちゃんは今日の登校日で夏休みの宿題を提出してくるので、残りの夏休みは少し気が楽になるのかな

それでもローカル学校の中学生は、この夏休み外で遊んでいるというかあまり見かけません。
小学生くらいの子供たちは見かけることもあるのですが、いったいどこでどうやって長い夏休みを過ごしているのか、、
ずっと疑問でした

7月の終わりごろにちょうどお姉ちゃんと同じ年の女の子を持つ中国人ママさんとお話しする機会があり、
質問してみました。

① 夏休みに入ってから、中学生くらいの子供たちを見かけませんが、皆さんどうしてるんですか?

> みんな朝から、塾で一日勉強しています。


それはなんとなくわかっていたんですが、その方のお嬢さんは小学校に上がる年に日本から上海に戻られたそうで、
始めの一年は授業に追いつくのが大変だったそうです。(ちなみにご両親ともに中国人です)
特に、上海は中国の中でも最も授業内容のレベルが高いそうで、外地から上海へ転入してくる子も授業についていくのが大変なんだそうです。
なので初めの一年で何とか追いついて小学校ではいい成績をとれるようになっていたけれど、中学の予備班(日本では小6)に上がってからは体育系の習い事で合宿があり1週間授業を休んだ休み明け、山のような宿題を渡され、そのうえ授業も遅れてしまって初めての中間試験で今まで取ったことのない成績だったことに親子で驚き、大好きなその体育系の習い事もやめて塾で補習を始めたんだそうです。

中1になるとまた一段と授業の内容も難しくなるということで、この夏休みの間補習と予習のためにお昼前から夕方の6時までずっと塾で毎日通っているということでした

だから、みんなそのくらいの年ごろの子供たちを夏休みに入ってから見かけないんですね。

そして、うちのお姉ちゃんに対する状況を話をしたらすごく頑張ってるから褒めてあげてと言われました。
結局、お姉ちゃんも夏休みに入ってからも宿題の量も多いし、今まで中で理解不足の内容の総復習に追われていました。
でも、他の中国の子供たちに比べたら少ないんだなと感じました。
それが悪いとは思わないですが、それでも同じラインに並べないまでももっと努力しなくてはいけないのかと改めて思いました

やはり、好奇心と積極性。 この部分だけでも持ち続けたら、何か新しい光がのぞいてくるような気がします。



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