Lに捧げるちいさな図書館

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BOWIEはそして星へ

2016-01-15 | 気になる表現者



BOWIEはそして星へ



 先日のBOWIE逝去の報。

悲しいというよりも、実感がわかなくて、

これから先、BOWIEの話題があがらないというのを、

半年だとか1年だとかのスパンで、かみしめるような気がします。

そのとき、少しずつ悲しみのような淋しさが降り積もっていくんだろうなあ、

BOWIEがいた時間が遠ざかってゆくことに。



 BOWIEの日本公演を見たのは万博記念ホールでした。

内容をまったく覚えていないんですが、

BOWIEの人気がすごくて、

立ち上がったひとたちがステージ下に殺到して、

あわや将棋倒しに、というときに、

BOWIEが「だいじょうぶですか。おちついてください」と

日本語でおろおろしながら言ってくれたのでした、

そのことは今も忘れられません。

私はそのとき、そんなこと言わないでよ、超然としていてよ、

などと罰あたりなことを思ったのですが、


すごい人気だったんだなあ・・・・・・・・・・








>デヴィッド・ボウイ(1947年〜2016年)には数々の鉄板の名曲があり、
そこから40曲を選出するのは至難の業だった。
しかし、サーストン・ムーアやセイント・ヴィンセント、
ジョニー・マーやワイルド・ビースツなどの力を借り、
40位から1位までの名曲のカウントダウンを行なっていきたい。
                          (NME JAPAN)

ランキングはこちらから→http://nme-jp.com/feature/12521/



1位はね、HEROES,

なるほどなあ、と想いました。

でも40位からのカウントダウン、

自分が若いころ聴いていたBOWIEを

やっと懐かしくたどれるというかね。


映画主演作「地球におちてきた男」が好きでした。


THE MAN WHO FELL TO EARTH - Trailer



水が枯渇した星から水をもとめてやってきた男が

やがて研究対象となってしまい、

コンタクトレンズを焼き付けられてしまって、

もう二度と故郷の星に帰ることができない・・・という物語。


BOWIEがあまりにもスタイリッシュで美しかったので、

また追悼上映があるといいなあと想います。


最後のアルバムのすべてを視聴することができます。

記事はこちらから→http://nme-jp.com/news/12045/




BOWIE,たくさんの美しい衝撃と優しさをありがとうございました。







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2 コメント

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Unknown (Bella)
2016-01-17 00:25:10
樹さん、こんばんは。
ボウイの訃報は衝撃でした。最初に聞いたときよりも、数日たった今になってから、心の中が湖面の波紋のようにゆらゆら揺れています。
揺れるたびにいろんな曲が思い出されます。
最近の曲は聴いてなかったけど、A面とB面ではまったく違うおもむきだったり、アルバムを通して聞くと物語のようだったり、レコードを聴くたびにわくわくしました。
CDじゃなくてレコードの時代。大昔の思い出ですね。今もレコードは実家にあります。
「HEROES」は特に好きな曲です。CDで持ってないアルバムが多いから少しずつ買おうかな。
そして聴くたびに失ったものの大きさに気づき、もっと悲しくなるんです。きっと。
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Unknown ()
2016-01-24 23:40:49
Bellaさん、
こんばんは。
お返事遅くなってすみません。

私、リアルタイムで聴いていたときは、
あの声、なんとかならないの、なんて思っていたんです、
ジギースターダストのころなんか。
でも、時代につれて、歌い方が変わっていきましたよね、
ヒーローズのころなんて、
もう昔とは別人。かっこよすぎます。
だからと言って、ヒーローズの歌い方でジギーは歌えないし。
ということは、役者がその人の人生を生きるように、その時代の歌を生ききっていたのかなと。

私、知らなかったのですけど、
ヒーローズはベルリンの壁を壊す原動力のひとつとなったとか。
朝日新聞の記事で読みました。
社会面で、というのは、今となってはBOWIEらしいなあと思います。

昔、まだジギーを生きていたころ、
BOWIEが「自分はステージで殺される最初の人間になるだろう」と言っていたのを覚えています。
その予言だけは外れたことが嬉しいです。

>そして聴くたびに失ったものの大きさに気づき、もっと悲しくなるんです。きっと。

BOWIEの歌はこれからも必要とされるから、その不在は悲しいですよね、きっと。
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