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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション  浅野いにお

2024-05-09 | 小説・漫画他
デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション


浅井いにおさんの漫画を読むのは久しぶり
10数年前に「ソラニン」とか「おやすみプンプン」を途中まで読んだ程度でした。

本作は12巻まであるので挫折するかも・・・と思って読み始めたのですが全然大丈夫でした。
身近なお話、女子高生の日常とかが前半は多かったので気軽に読めていました。

本作の魅力は、なんといっても絵が上手なところ!
特にSF的な飛行船とか町の中に浮いてる映像とか都会の街の描写とかビックリするほどで、AKIRAみたいな凄さでしたよ。あんな絵を描ける自体凄すぎ。
女の子は、いにおさんは美女とかセクシー系じゃない、ごくごく普通の女の子を可愛らしく描くのが凄く上手だと思うんですよね。
本作も多分現実世界では一般的には可愛いとは言われないであろう主役の2人の少女が微笑ましくてね。

今年のGWは、この12巻を読むのに結構な時間を費やしていたのですが、一気に読んだので私はラストの展開もすっと受け入れられたけれど、でも長年8年に渡って読まれていた方にとっては、最終巻12巻の展開は、なんだかなあ・・・って思うかもしれないな・・・。

★以下ネタバレ★
後半は、まさかのデスノートっぽい悪い奴は消して行く。
それは良くないよ!と、とがめるおんたん。その後なんと自殺しちゃう。それはショックだよね、目の前で親友が。
最終巻、メインの2人が出てこなくて、意外にもお父さんが・・・・。
それと、これは個人的な希望?なのだけれど、並行世界というのは何でもありな感じになっちゃうので・・・この作品でもそういう設定が出て来て、ちょっと残念に思いました。タイムマシンだけならまだしも並行世界というのがあまり好きじゃなくて。 
以上

お兄ちゃんとか妙な犬とかちょっと好きだった。
いずれにしても、楽しく読めました。4つ★ちょっと。
絵はホントに凄かった!

これ、映画化されてるんですね。
割と最近前編が。
これから後編も公開されるそう。そちらは未見。
映画版も是非配信始まったら見てみたいです。

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション
最終12巻 2022/3/30 浅野いにお
3年前の8月31日 突如 『侵略者』の巨大な『母艦』が東京へ舞い降り、この世界は終わりを迎えるかにみえた
その後、絶望は日常へと溶け込んでゆき、大きな円盤が空に浮かぶ世界は今日も変わらず廻り続ける。
小山門出(こやまかどで)、中川凰蘭(なかがわおうらん)、2人の女子高生は終わりを迎えなかった世界で青春時代を通行中!
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