ポコアポコヤ

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「カシオペアの丘で」重松清 重すぎました・・・。

2008-06-18 | 小説・漫画他

上巻はかなり没頭して読ませて頂きました(4つ☆~4つ☆半)、しかし下巻は、シュンの病状がどんどん酷くなって行くのが辛すぎたのと、何か・・こう全体の雰囲気が、あまりにウェットというか、なんというか・・・、そういうのがあまり好みではなかったのです・・・。以前何冊か読んだ重松さんの本で、やっぱり数冊が、こう・・くどい暗さ(スイマセン!!言葉が悪くて・・)というか・・・、気恥ずかしくなる程のクサさ・・というかが、苦手だな・・と思ったことを思い出しました。基本的に、応援調の重松節は好きなんだけれども・・。上下巻平均でトータル3つ☆
上巻読んだ日の夜は、肺ガンとか末期癌の事とかが頭から離れず、ものすごく暗い気持ちで憂鬱なまま寝ました・・。

あと、川原さんのエピソードが、ショッキングで、あまりに不憫でした・・。この川原さんのエピソードをあえて入れるからには、何か入れるに値する大きい理由があるに違いないと、勝手に想像していたんです。でも「許し」という基本テーマが同じだけで、そんなに絶対必要だった訳ではなかったのが、ちょっと気抜けしてしまいました。そして、川原さんの奥さんの影で若い男と不倫していたという行動が、「流星ワゴン」の奥さんとなんだかちょっとだぶって・・・。流星ワゴンも、川原さんも、良さそうな旦那さんなのに、なんで奥さん、そんな事を・・・。重松さんって、もしや深層心理で女性不信みたいな処があるのかな?
あと、ミウさんのエピソードも入っていたものだから、なんぼ「許し」がテーマだとはいえ、もう不幸and過去のとらわれ、のてんこもり過ぎて、暗い話が好きな私でさえ、重すぎで潰れそうでした。

シュンのじいちゃんの倉田千太郎。個人的に、この人について、もっと知りたかったな・・・。好きか嫌いかは別として、興味が沸く人でした・・・。観音像の中に世界各国で集めた観音像などを無造作に並べていたというエピソードも切なく・・、憎むべき悪人とは思えなかったなあ・・・。

あとね、ちょっと違和感感じたのが、なんで過去の恋愛の事とか、この期に及んで明かさなくちゃいけなかったんだろう??相手の過去すべてを知る必要とか無いと思うな・・・。

とはいえ、このカシオペアの丘の舞台は、北海道!私の故郷ですよ~。しかも芦別だそうです。芦別といえば、そこの側に親戚が住んでおり、同様に、かつては栄えた炭坑だった事も同じなのですよ。だから、感慨深く読みました。
札幌から親戚の家に行く際、道沿いに、さびれた遊園地があって、車の中からいつも不思議だなあ・・こんな処に誰も来ないだろうに・・という複雑な心境で見ていたのです(その遊園地の名前は知らず・・)

この「カシオペアの丘で」は、今年の本屋大賞候補作品に選ばれていました
重松清さんの他の本の感想

きみの友だち、流星ワゴン

「ブルーベリー」「うちのパパが言うことには」
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24 コメント

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Unknown (藍色)
2008-06-19 00:52:05
こんばんは。
あまりにも重すぎたみたいですね。
しかも出てくることがすべて暗かったダメージ、大丈夫ですか?
いろんな要素を詰め込みすぎていて、四人にもっと焦点を当ててほしかったのですが散漫になった印象もあります。
私は勢いで読んじゃったので、あまり気に留めなくて(恥)。

道沿いのさびれた遊園地…まるでこの物語みたいでビックリ。
観音像はありますか?
こんにちは (hito)
2008-06-19 12:44:54
TBとコメントありがとうございます。
同じ札幌出身♪嬉しいです~

芦別の観音像寂れてますよね~めったに通らないけど、見ると何故あそこに観音?と思っていました。

私は、重さはそう感じなかったのですが、後半はやっぱりもう少し年齢を重ねてから読んだ方がしっくりくるのだろうな~と思って読んでいました。
前半は好きだったのですけどね~
重松作品では私も「きみの友だち」好きです!!「その日のまえに」「ビタミンF」「流星ワゴン」も好みです。



藍色さん☆ (latifa)
2008-06-19 14:41:27
藍色さん、こんにちは~
>出てくることがすべて暗かったダメージ、大丈夫ですか?
 いや・・・結構引きずってます。一昨日と昨日と、この上下巻を読んだので、気分が上向きになるには、一体何を読めば良いのやら??と・・・

>いろんな要素を詰め込みすぎていて、四人にもっと焦点を当ててほしかったのですが散漫になった印象もあります。
 そうなんですよねー!結構みなさん、そうおっしゃっている方が多かったみたいですね。

でも、藍色さんが、「勢いで読んじゃったので、あまり気に留めなくて」っていうのは、解ります!私もそういうこと良くありますもん。

最近ずっと芦別の方に行ってなくて(もう何年も。。)今はあるのか、どうか解らなくてすいません・・・
hitoさん☆ (latifa)
2008-06-19 14:48:29
こんにちは~hitoさん
遊びに来て下さって、凄く嬉しいです。ありがとうございます~~

>芦別の観音像寂れてますよね~めったに通らないけど
 ということは、今もあるのですね?最近何年もあの辺りに行ってないので、知らなかったのです。

私も前半は好きでした。だから、上巻読んでいる最中に、急いで下巻を図書館にリクエストし、中断しない様に下巻がすぐ届きますように・・・って願いました。運良く、次の日に下巻が回って来て、ノンストップで2日で読むことが出来ました。

う~~ん、やっぱり病気もの、しかも主人公が段々弱って死にゆく内容は、基本的に苦手なのです・・。

hitoさんの「きみの友だち」の感想も拝見させて頂きましたよ~☆ 同じ作品が好きなこと、嬉しかったです。今度映画化されるそうですね。。。
「その日のまえに」「ビタミンF」は、未読なのです。今度読んでみよう~~っと
Unknown (エビノート)
2008-06-19 22:45:15
こんばんは。
重松さんの作品で、生と死をテーマにした作品は読むのにちょっと勇気がいります。
ついつい引きずられて気持ちが沈んじゃいますもんね。この作品では、遺される男の子の健気な様子がもうたまりませんでした。
おひさしぶりです~! (neko)
2008-06-19 23:27:34
こんばんは!
さっき偶然にfuniさんちにたどり着き、なんだかとても懐かしくなってlatifaさんちに…♪

「カシオペアの丘で」私も読みました。
そう、そうなんですよね。私も前半は面白く読んだのですが、後半は「なんか違うな~」って感じでした。
「相手の過去すべてを知る必要とか無いと思うな」同感です!

私のところは閉めたままになっていますが、また寄らせていただきます。
なんだかとても嬉しい気分です~!
今知ったのですが、絵文字がぶいずん増えてるんですね。
エビノートさん☆ (latifa)
2008-06-20 08:36:23
こんにちは、エビノートさん
あの息子が父から病気を告白されるシーンが一番ぐっと来ました。その場では泣かず、お母さんに会ったとたん泣き出しましたよね・・・。
サッカー好きで、元気で、陽気で活発。絵に描いた様な、満点息子でしたね(重松さんの小説に出て来る子供って、そうじゃないタイプも多いですよね)
nekoさ~~~~~んヾ(≧∇≦)〃 (latifa)
2008-06-20 08:42:45
ワ~~~~イ!!!おれんまにえよ~~~nekoさん~~~
嬉しいですー!私もnekoさんちに、どうしているかな・・って立ち寄ったことがあります(今年に入って)

ブログ始めた頃とは、話題が変わって来てしまったけれども、まだやってます・・・。
nekoさんや、funiさん、レイさんとかと韓国ものの話しをしていた頃が懐かしいです。凄く楽しかったなぁ・・
今も、ボチボチですが、ドラマも見ています。凄く見る数は少なくなってしまいましたが・・・。現在は「白い巨塔」1本のみ見てます。

ところで、この本、nekoさんもお読みになってたんですね~
同じ処に反応していたなんて、うっれしいな~~

あの頃は、あんまり本を読んでなかったのですが、最近は、ドラマを見る時間が減ったせいか(爆)、読書もするようになりました。
昔nekoさんちで、奥田さんの本(空中ブランコとか、あのお医者さんシリーズ)について話した事とかありましたよね。

また、いつでもお気軽に立ち寄ってください~
 
こんばんは! (funi)
2008-06-22 00:02:04
latifaさ~ん、おひさしゅう・・・。
前回の記事のコメントにレスつけてなくって。

でも、「T.E.ロレンス」のお話だったんで、やっぱりお話しなきゃ!と思って。
そしたらnekoさんからのコメントが新しい記事(っていうか日記w)についてて・・・。
goo同窓会みたいですね!

ロレンス、面白く読んでもらってなんか嬉しいです。
この本結構色々な人にすすめてるんで・・・。
史実がどうであるかは別として、本当に切ないなあーと思ってしまいます。
最近、切ない漫画ってあんまり読んでないなあ。
現実逃避しなきゃ!!
本も積ん読状態で、映画も全然見てなくって、どんどん中身が乾いていく気がします・・・。

またぼちぼちお願いしますね♪
funiさん~~☆ (latifa)
2008-06-23 15:09:51
わ~~~い!!funiさん、お久しぶりです~~~
なんだか、nekoさんといい、funiさんといい、ここのところ、懐かしい方々とお話出来て、とっても嬉しいです~

TEロレンスは、かなりハマって、爆読してしまいましたよ。ロレンスが女嫌いになった経緯が、丁寧に描かれていたので、すごく納得が要ったんです。
あのお母さんねぇ・・・。こういうのって、解る気がします。
あと、登場人物が、純粋な少年とか、ワイルドな魅力の人とか出て来て、キャラが立っていました。

ところで、本とか映画は、恋愛にご隠居した後に、一杯読んだり見たり出来ます。 
自分が物語の主人公で、色々と事件が起こったり、気持ちにアップダウンがある時は、それに一生懸命で、他のそういう本だの映画だのの事に時間かける余裕は無いというか(精神的に^^)そういうもんだと思いますよ!! 
それって、素敵な事ですよ~。羨ましい位です~☆がんばって下さい!!

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