ポコアポコヤ

食べ物、お菓子、旅行、小説、漫画、映画、音楽など色々気軽にお話したいです(^○^)

「春の雪」三島由紀夫 映画・小説見ました 妻夫木聡

2006-05-26 | 映画感想 他

評判がいまひとつ・・良くない「春の雪」を見てみました。見終わった感想は、やっぱりいまいちでしたが、でも、日本の大正時代にも、ヨーロッパっぽい、貴族デカダンスというか、日本華族退廃美学?みたいなのがあったんだな~って今回ひしと解って、とてもその部分は興味深かったです。以前にも大正の頃の文化が好きっていうのを書きましたが、こういうひねくれた、退廃・破滅思考的な雰囲気は初めてで、さっそく三島由紀夫の「豊饒の海」を図書館でリクエストしちゃいました^^(単に私が無知過ぎただけですが)。

小学校の頃「太陽」という大正時代を特集した写真の多い雑誌と、はいからさんが通るが好きだったので、この映画の衣装とか家具とか建物とかの、豪華絢爛なヨーロッパ趣味的な日本テイスト?が、結構目にとっても愉しくて、映像も何故か無国籍な感じの東南アジアっぽい感じの日本で、なかなか独特の感じが素敵でした。
撮影は、台湾の李屏賓(リーピンピン)さん。90年代の「ホウ・シャオシェン」作品を担当し、その後、夏至(2000ベトナム)、花様年華(2000香港) 、春の惑い(←いまいち 2002中国)、ミレニアム・マンボ(←途中で挫折 2001) など、ミニシアター系御用達?どちらかというと退屈系の映画だけど、映像が綺麗で雰囲気で見る映画?みたいな(こんな事言っていいのかな(^^;)

いまいちだった理由は、やっぱり嫌な予感がしていた通り、主役の妻夫木君が適役ではなかったことです・・・。でも私は日本の若手の俳優さんの中で好きなのは、妻夫木君とオダギリジョーなんです。殆ど無名の頃「ドラマ・リミット」の悪人の妻夫木と、「仮面ライダー1話」、友達に「あの人よくない?」コールをしまくったものでした。あの時から今の地位に至るまで、全然ファンって程じゃないけれど(全部の出演作を見て来たわけでもないし)いつも2人をなんとな~く遠くから見守って?来たので、何か思い入れがあるんですナ。リミットの頃、妻夫木君をyahooで検索したら、2,3しか記事がヒットしなかったんですよ。その後「WATER BOYS」があんなにヒットすると想像してなかったけど、大当たりして嬉しかった。でも私はあの「リミット」での可愛い顔して極悪人の役と、そして「ジョゼと虎と魚たち」が一番好きです(なんか前にも妻夫木君の話題で、同じ様な事書いた様な記憶が・・(^^;))

そういや、この前「お水の花道」にちょい役で出てるのを、ちらっと見たら、顔が全然違ってた(整形とかじゃなくて!)やっぱり人間、注目される・人気が出ると、変わるもんですね。妻夫木君は、背が小さいとかスタイルが良くないとか、そういうマイナス面はふまえた上でも、可愛いと思っているし(ガスパッチョもなごむ~)、彼の真っすぐで、いつも一生懸命な仕事に対する姿勢?とかから人柄が見えて、応援したくなっちゃう人なんですな。でも、この春の雪は、残念ながら、彼に合ってなかった。演技が上手い・下手は無関係に。

この役は、高貴な感じのする人がしなくちゃ絶対いけない。妻夫木君は庶民にしか見えなかった・・・。でも、それじゃ、誰が演じたら良かったか?ってず~っと1日悩んだけれど、現在の日本の若手の俳優で誰も見つからなかった。むしろ誰か全く知らない人無名の人が演じたら良かったんじゃないかな?って思いました(それじゃ客入らんのか・・) 
それとも私が普段妻夫木君を良く見て来ているので、勝手なイメージが出来上がっていてた為、この春の雪で違和感を感じただけなのかもしれない。三輪さんが褒めていたところを見れば、まんざら合ってなかった訳じゃないのかな。普段妻夫木君の存在を知らない人がこの映画を見たら、良い・合ってるって思うのかもしれない。竹内さんは、綺麗だったし、結構合っていた気がしました。でも胸を見せる必要は無いけれど、裸の背中のショットくらいは有って良かったんでは?あまりに肌の露出部分が無い故に、2人のラブシーンは、キスシーンばかりでしか表現出来ない状態になっちゃってました。

世間では、最初の内、聡子が自分に気があるのは重々解ってるのにもかかわらず、冷淡な態度をとり続けていたのに、聡子がいざ宮家の人と婚約して絶対手が届かない状態になってしまったら、彼女を追う様になった部分が、自分勝手・幼稚・理解出来ないって方が結構いらっしゃったみたいなのですが、私はなんかそういうのが解らんでもなくて・・・(^^; その部分に興味が沸いて、小説を読んでみようとまで思った理由です。今一度、小説で、もっと具体的に、しっかり読んでみたいと思います。 
→読みました。今は三島由紀夫「豊饒の海」シリーズの第2部の「弄馬」を読んでます。映画で3つのホクロがちょっと写っただけだったけれど、あれって結構重要なポイントだったんですね。主役の清顕は、小柄で細身で体型的には妻夫木君に合っていたんですね。

ところで、シャム(タイ)の王子2人の内の片方が、あら!可愛いかも・・・と目に留まり、映画見終わってキャストを見たら、な、なんと!かねてから見たいと思っていた「風の前奏曲」の主役を演じたタイのスター、アヌチット・サパンポンAnuchid Sapanphongという人だったんですねー!これは、風の前奏曲を見る楽しみがまた一つ増えました!!早く見たいな~~~!!!

やっと見ました「風の前奏曲」感想とキャプチャー写真 アヌチット・サパンポン

風の前奏曲の監督・アヌチット・サパンポン日本来日時のインタビュー
後日「ジャンダラ」というタイのセクシー映画を見たら、もう片方の人が主役青年時代を演じていました!
ジャンダラ感想と、スウィニット・パンジャマワット Suwinit Panjamawat

妻夫木聡 / 竹内結子 / 高岡蒼佑/ 石丸謙二郎 / 及川光博 / 田口トモロヲ / 石橋蓮司 / 岸田今日子 / 榎木孝明 / 大楠道代 / 若尾文子(赤字の人達は、みなさん、すっごい適役で、ぶったまげる位ハマリ役でした)

監督 行定勲(岩井俊二監督作品の助監督を幾つか担当)
世界の中心で、愛をさけぶ 、きょうのできごと、Jam Films、ロックンロールミシン、GO を見たことがあります。GOは面白かったです。セカチューはいまいちでした。 妻夫木君と一緒に仕事をしている映画が結構あるんですね。

聡子の婚約相手(ミッチー)が舶来レコードのコレクターとのことで、一曲レコードをかけるのですが、それがなんと、ベニスに死すの、あのマーラーの曲でした

コメント (6)   トラックバック (5)   この記事についてブログを書く
« DEARフランキー 5つ星あげ... | トップ | 甲田益也子 82年anan金子功... »

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
潮騒 (hide3190ymo)
2006-05-27 20:02:42
高校の国語の先生が、三島由紀夫が大好きで、夏休みの宿題で鑑賞文を書かされました。「仮面の告白」とか「金閣寺」とかは退廃的でしたが、「潮騒」はちょっと違うイメージで純愛ものでした。



しかし、「金閣寺」はとうとう読破できず、最初と最後だけ読んで、テキトーに鑑賞文を書いたら、学校内コンクールに入選してしまい、小冊子に掲載されました。(笑) ホントは、その国語の先生も読破していないのでは?と内心疑いましたが。
hideさん☆ (latifa)
2006-05-27 21:43:12
こんばんは~hideさん

国語の先生が三島由紀夫ずきっていうの、ありそうですなぁ~~!!潮騒は、山口百恵の映画でちょっと見たことがあるだけです(^^;)



金閣寺、、、実は私も途中で挫折しまして・・・

でも、hideさん、すごーい!!

適当に読んで書いたのに、入選するだなんて
幼稚 (kimion20002000)
2006-06-15 14:28:20
TBありがとう。

主人公を、わがまま、幼稚、という感想が多いのですが、ちょっと違うと思いますね。たしかに、少年から青年への成長期では在りますが、十分、ナイーブだし、教養もあります。僕は、逆に、早熟すぎるぐらいだというように、みています。

王朝文化では、10代から、ほとんど、恋の駆け引きが大きな文化でしたからね。
kimion2000200さん☆ (latifa)
2006-06-15 19:30:37
こんばんは~、TBとコメントどうもありがとうございました

今、kimion20002000さんの処から戻って来た処なのですが、衣装担当が伊藤佐智子さんだということが知れて、そうなんだ~~!と嬉しかったです。



主人公、頭は早熟なんだけど童貞だったんですよね・・・、本を読んだら、ちょっとその辺りで、何か彼の中で、こう・・・なんていうか・・(上手い表現が浮かびませんでスイマセン)率直になれない処があったのかな~なんて感じました^^
Unknown (みどり)
2006-06-25 00:04:35
すみません。春の雪見てないのに参加させて頂いてます。リミットのとこや、SABU監督のとこで書かせてもらったみどりです。

妻夫木ファンなのにまだ見てなくてお恥ずかしい・・・でも、もうあまり良い子ちゃんの妻夫木は見たくないというか。そうそう、DVDで出てるんですが、『スジナシ』っていう、鶴瓶が司会兼役者で、毎回変わるゲストと即効のお芝居をする面白いのがあります。何巻か出てるんですが、妻夫木と私の好きな宮藤官久郎がゲストの回のものが中々よかったですよ。

やっぱりあの笑顔、最高ですね!!

あと、オダギリジョーさんは、ライフカードのHPで、コマーシャルの続きが見られたりして楽しいです。こちらもほんとかっこいいですね!あ、SABU監督の疾走、かなり重かったんですねー。原作も読んでないので今度とりあえず原作読んでみようかな・・・SABUさんのは、MONDAYって映画もかなり重かった。ひとつが良くてもほかもいいとは限りませんよね。

春の雪の感想じゃないのに長々とすいません。lafitaさんには映画の話を詳しく読ませていただけるので、このブログにくるのが楽しいです。私も面白い映画があったらお教えしますね!
みどりさん☆ (latifa)
2006-06-25 14:43:39
あ!やっぱりあのみどりさんだったのですね~☆

こんな風に、時々訪ねて来て下さってコメント残してもらえて、とても嬉しいです~

そうそう、そうだ、みどりさんとは、妻夫木君とリミットの事もお話したんでしたよね!!

>もうあまりよい子ちゃんの妻夫木は見たくない

うふふ、解ります。凄く良い人ってイメージが付いて回ってる感じがしないでもないですよね・・・

今度は、どろろですか。

>スジナシ

知ってます!見てましたー!つるべえと一緒に出てるやつですよね!!



> ライフカードのHPで、コマーシャルの続きが

今見て来ました!CMで続きはHPで・・って出てたのですが、たいしたことないんだろうな~なんて、見もしなかったので、感動しました。すっごいですねー!過去の土下座編もあったので、家族みんなで今のやつと両方見て楽しむことが出来ました。教えて下さって、どうもありがとうございます。

あ~昔のやつも、あったのかな・・・見逃してしまった!!オダギリジョーって、カッコイイ時と、変てこな時(すいません)の差が激しい気が・・・。私は過激なファッションとかヘアスタイルはちょっと苦手なんです。

 MONDAY、実は30分見たまま、止まっちゃってます。手元にあるんですが・・・・。そうですか・・やっぱり重いんですね・・・。でも色々見るのって楽しいですよね。またみどりさん、色々教えて下さいね

コメントを投稿

映画感想 他」カテゴリの最新記事

関連するみんなの記事

5 トラックバック

世界の中心で、愛をさけぶ DVD-BOX (世界の中心で、愛をさけぶDVD-BOXが発売!)
世界の中心で、愛をさけぶDVD-BOXが発売!感動を永久保存!
NO.153「春の雪」(日本/行定勲監督) (サーカスな日々)
「春の雪」から五年、連作最終話を渡して、 三島由紀夫は転生への旅に出た。 「勝ち組と負け組みの二極化社会」「セレブ主義」「六本木ヒルズ族」・・・超社会主義国家といわれた日本にあって、少し「格差」が露骨にみえる現象がおきると、すぐにマスコミによって ...
タイ映画「風の前奏曲」早稲田松竹にて2本立てで上映中 (白田麻子のアジアな毎日  Asia Entertainment Diary)
 タイの音楽エンターテイメント映画、『風の前奏曲』が密やかに東京で上映中です。(16日(金)まで)お帰りなさい! 早稲田松竹公式サイト  カップリングが「歓びを歌にのせて」というスェーデンの音楽映画。確か去年の12月にほぼ同時期に公開だったせいか、T ...
春の雪 究極の愛!? (★☆★梅の役者生活★☆★)
春の雪妻夫木聡 (2006/04/28)東宝 この商品の詳細を見る ぷち情報 2005年10月29日 劇場公開 監督 行定勲 出演 妻夫木聡 、竹内結子 、高岡蒼佑 、スウィニット・パンジャマワット 、アヌチット・サパンポン、
妻夫木 聡(ツマブキ サトシ)コラム1 (妻夫木 聡 (ツマブキ サトシ)映画、テレビ、CM と大活躍中!)
妻夫木 聡(ツマブキ サトシ)ってとっても素敵です。かっこいいし、演技力も抜群♪男前だけどなんとなくはかなげなところもあってどれが余計に女性の気持ちにアピールするのかもしれないなぁなんて。妻夫木 聡(ツマブキ サトシ)ってパソコンで入力する時に「ツマブキ」...