2018年11月14日夜、低気圧通過後の冬型気圧配置初日、夜中まで少し風があって、最低気温も下がって来ている今夜、星空がきれいだったので撮影してみました。
撮影の遠征は、家の玄関を出て真っすぐ6歩・・・へ遠征地域を変更し(今までは裏庭の台所勝手口の先)、現地に到着後すぐ三脚を構え、カメラ・Sony NEX-5R+レンズ・SonySEL1628(換算24mm単焦点)を「固定」(手動赤道儀ハヤブサでの追尾なし)で、撮影しました。
(クリックで拡大)「16mm f3.2 10秒 ISO1600」
今まで35mm(換算 55mm)レンズ、50mm(換算約75mm)レンズで撮影していたのですが、今回入手した16mm(換算 24mm)は、過去に撮影不可能だった広範囲に夜空を撮影できることになります。
そこで、今夜は 「オリオン座と、その右上の明るい星+左下の明るい星」が、画角に入るかなと試してみました。
結果は、上のようにAPS-Cセンサーサイズカメラに16mmレンズで、右上の「アルデバラン」、左下の「シリウス」 (どちらも全天21星ある一等星になっています)が、画面の中でひとつにおさまりました。
赤道儀での追尾なし、カメラ固定で10秒間の露光をしていますので、拡大してチェックすると、すべての星が日周運動によって少し流れています。ただ、16mmのような広角レンズで撮影すると、星が小さく、小さく撮影されるので、普通に眺めるだけであれば、「止まって点のように見える」・・・・と思います。
今夜の遠征地、玄関先の夜空・・・です。
(クリックで拡大)(16mm f3.2 8秒露光 ISO1600)
・・・ところで、SEL1628、16mmレンズの開放f2.8を少し絞って撮影したほうがいいとなると・・・標準ズーム18mm-55mmF3.5-F5.6 でも良かったんじゃあないかな・・・(--;)
SEL1628 F3.2のオリオン座 8秒 ISO1600 6秒 SEL1855 F3.5のオリオン座
なんとなく、SEL1855・標準ズームで開放F3.5の方が、抜けの良さと、すっきり感で優れているような気がします。なんとなくですが。
ただ決定的に違うのは、パンケーキレンズ16mmでは、星が三角で撮影されてしまいます。開放f2.8だとその現象がさらに目立つことになります。
それに対して標準ズームSEL1855の方は、解放F3.5から、同じオリオン座の星が「丸く点に」写っています。
この16mm/18mmでの両者の比較だけでは、パンケーキSEL1628を入手する必要があったのかな、と思えてきます。・・・・が、SEL1628はSony純正のワイドコンバージョンレンズがあります。そのオプションパーツはSEL1628専用ですから、他のレンズには使えないようです。
そして、このSEL1628は、その別売りのコンバージョンレンズと組み合わされた場合に、単焦点レンズ単体よりも基本的な性能が維持、か、もしくはアップしているように思うのです。(いくつかのサンプル作例写真をその視点で眺めてみた結果) 16mm(換算約24mm)が、さらに広角レンズに「変身」して、広々とした星空を撮影できるというのは、とても興味を引かれてしまいます。(^-^)
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