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初めてのRAW現像 デジタルカメラ

2018年02月23日 | カメラ・ビデオ関連

数年前に仕事で使うデジタルカメラ Sony NEX-5R中古を用意した時、説明書を見ているとRAWというのがあるのを目にしました。(ろー、とから ろう とか発音されているのをYoutubeで見かけます。)

いつの頃だったか、デジタルカメラが普及する過程で、データ保存の形式にRAWというのがあるというのを読んだことはあったのですが、まったく身近なものではありませんでした。 先のSony NEX-5Rで、RAWとの接点を得たのですが、個人的に必要なのは「記録画像」「記録動画」だったので、いわゆる 「JEPD撮って出し」でしたし、PCですぐ利用できるMP4形式でデータを扱っていました。

今回、デジタル一眼レフとしてはずいぶん初期のモデルなのですが、EOS Kiss Digital Nを手に入れて、設定画面を見ると当然のように「JPEG」と「RAW」とを選択できるようになっています。

   
     (820万画素のEOS Kiss Digital N 説明書より)

EOS Kiss Digital Nはほんとうに興味本位のカメラ遊び用に入手したカメラなので、このカメラではRAW形式でデータを保存しておいて、いわゆる「RAW現像」なるものをちょっと試してみようかなあと思っています。


最初に仕入れた知識では、RAWについては各カメラメーカーごとに形式が異なる(レンズの世界のように?)ということでした。ということで、CANONのHPへいってツールをダウンロードしてインストールしました。

   


    Canon デジタルフォト プロフェショナル4 (カメラ製造番号入力後にダウンロード)

このアプリケーションで、カメラ内部の記録カードに保存されたデータを再構成して、一枚の写真にすることが出来るわけですね。

このひと手間入った処理作業のことが、「RAW現像」なんですね。(きっと、たぶん!)

あっちやこっちに変なにおいのする液体をいくつも作って用意して、順序に従って液体を入れては移しをなんども繰り返した後、じゃぶじゃぶ水洗いして、最後に物干しで乾かす・・・なんて作業はしなくていいんですね(^-^;)。
( タコ酢が食べたくなるようなこの作業は、個人的には嫌いではなかったです、はい。 )

RAW現像・・・空調のきいた部屋で、PCだけを相手に、あれこれ軽くクリックしながら操作するだけで、カメラで撮ってきたものを一枚の写真にすることが出来るのですね。これはすっきりしていていいですねえ。


・・・さっそく、EOS Kiss Digital Nで机の上のレンズを一枚撮影して、そのデータを上記のアプリケーションをつかって「現像」してみました。

おおおおお、なんか画像が きれい! ひと目見ただけでそんな印象を与える画面になっています。これはずいぶんきれいな画像になっているんだろうなあと思います。

JPEG形式そのものが、もともと画像データを自動的に圧縮した形式なので、カメラ内部で撮影データ情報をJPEG形式に変換した時点で、オリジナルのデータと比べるとある程度失われてしまう情報があるだろうというのは、その基本原理からして納得することが出来ます。

が、RAW現像処理した画像を、一目見ただけで「あれっなんか違う」と感じるほどの差異があるとは想像していませんでした。( あとあとデジタル処理するのにRAW情報というのは都合が良くて、扱う上で具合のいい形式、くらいにしか思っていませんでした)

うーん、これはすごい。RAWデータ処理、ちょっと興味をそそられました。(^-^)










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