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太平洋上電離層の低い臨界周波数

2016年05月26日 | CQ HF+50MHz
このところ日本列島周辺で、夕方にEスポが発生し、夜にかけて少し発達していく動きが連続しているのですが、それに対して日中に太平洋上で発達する電離層の臨界周波数が少しずつ下がってきているように感じていました。

   

今日見てみると、その最大値が10MHzあたりになっていて、画面に赤い傾向の色がなくなりました。ああ、ここまで下がってきたのだなあと、分かりやすい画像データだったのでメモしておきます。

ということは、列島周辺の電離層は次第に発達してきているところなので、あとは太平洋上の電離層が高い臨界周波数に発達して、それが時間の経過とともに地球上表面を移動していくようになると、日本にいながらにして各地からのDX信号が聞こえてくることになりそうです。

ps 昨日交信させていただいた7エリアのOMの話では、午前中・昼前あたりでまず国内が開けて、一時停滞したものの、夕方日暮れ近くの時間帯から再び18MHzがオープンしてきた、ということでした。次第に国内局も、ワッチ、運用する局が多くなってきている様子です。



○ 28日土曜日の電離層画像データ   2016.05.28

   

週末の土曜日の午後、画像データをチェックしてみると「 臨界周波数は低い 」&「 太平洋上の電離層範囲が小さい 」 という画像になっています。

ここのところ日を追うごとに少しずつですが、電離層観測画像に限定して言えば、コンディションがわずかに低下の方向で動いていることになります。

とはいえ、同時に、ある程度Eスポが発生しかかっていたり、発達しかかっているので、連日運用局が多くなって電波も多くなれば、ぽーーんとパスの通る伝播状況でもあるといえそうです。




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