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届く Pentax-DA L18-55mm 標準ズーム・中古

2019年09月15日 | カメラ・ビデオ関連
今日ペンタックスの標準ズームレンズが届きました。今まで手持ちのレンズでもっとも広角のものは、Pentax-M28mm だったのですが、今回のレンズは18mmー55mmレンズなので、より広範囲を撮影することの出来るレンズとなります。

加えて、今まで手持ちレンズが1970年代フィルム時代のPentax-Mレンズが主でしたが、ここで個人的には初めてデジタルカメラのイメージセンサーに結像させることを前提に設計されたレンズを手にすることとなりました。(のちのち同じPentaxながら、フィルム用レンズとデジタル用レンズの違いなどについても、実際に試写してチェック、体感してみたいなあと思っています)

       SMC PENTAX DA L 18-55mm F3.5-5.6 AL

PENTAXレンズの型番の意味・・・ちょっと検索してみると・・・
(”DA"がデジタル一眼レフカメラ用設計のレンズという意味で、”L"がプラスティックマウントの計量モデルという意味、 ”D FA"となるとフルサイズセンター用レンズとありました。 また最後の"AL"は =Aspherical Lens ということで、非球面レンズを意味しているとのことでした。)

   
    (DA18-55mmはやや太く、Pentax-M135mmf3.5とほぼ同じ大きさ)

広角18mm側でのF値は3.5となりますが、夜に広い範囲の星空を撮影しようという時に利用する予定です。

18-55mm標準ズームは、手元のソニー、Canonともに利用しているので、18mm広角撮影のときは、SonyかCanonカメラで撮影すればいい!と思っていたのですが・・・・
ペンタックスカメラK-30を入手してみて、どうも星空撮影の写真が綺麗に出来上がってくるため!ペンタックスも18-55mmレンズがある方がいいなあ・・と、気持ちの軸がふらついていました(^-^;)。

(Pentaxカメラのフランジバックは、Sonyレンズ、Canonレンズをアダプターで簡単に取り付けることが出来ない状況なので、Pentaxレンズが必要!でした。逆にPentaxレンズはCanonにも、Sonyにもマウントアダプター経由で取り付け、使用可能です。・・・が、星空撮影でPentaxカメラボディをどうしても使いたかったので、しかたありませんでした。)

そんなおり、中古市場でPentaxレンズ、特に標準ズームがお手頃価格で簡単に入手できる状況であることを知り・・・・、これまた超格安価格で入手することとなりました。

DAL18-55mmは、いろいろ評判のあるレンズのようです。とくに18mm広角側で。(そのせいで信じがたい格安価格?)星空撮影で18mm側を使ってみようかなと思っての購入なので、どうかなあとも思いますが、それでもちょっとお試しとして格安で手にすることが出来たのでOKです(^-^)。



〇とりあえず試写・・室内から窓の外、緑のカーテンを撮影   2019.09.15

  
     (ノートリミング画像、クリックで一部を拡大写真)
(撮影前、一切の設定をしていなかったので「あー覚えていないなあ」と思ったのですが、そこはDAレンズですね、画像データに撮影設定が記録されてます!(^-^) ・・・覚えて置いたり、メモして置いたりしなくていいんですねー、はははこんなことがとっても便利!に感じてしまいます(^-^;) 

 焦点距離 48mm ISO100  絞りf6.3  シャッター速度 1/160 手持ち と記録されていました。
ここ最近、1970年代のPentax-M50mmなどでは、開放f1.7とか、f2.8あたりまでで撮影を楽しんでいたので、上のDAL18-55mmレンズの写真を見てちょっと違和感がありました。プログラムオートでは、絞り値をf6.3まで絞り込んでいたのですね。最近撮影しているヘチマ・ゴーヤの花の写真とずいぶん様子が違っていて、びっくりしたのですが・・・オールドレンズのMシリーズでも絞り込んだ試写をして、比較してみたいなあと思いました。)


届いたDA18-55レンズをK-30に取り付けて、ピント合わせはAF! 露出はプログラムオート!とにかく目の前にあるものでシャッターボタンを押して、普通に動作するかどうか、撮影に影響するクモリとかは大丈夫か、チェックしてみました。

100円玉握りしめてたばこ一箱買うよりも安い価格で入手したPentaxDA18-55mmレンズなのですが、もうびっくり!何もしなくてもこのまま普通に使っていくことの出来る、もしくはそれ以上の写りを実現しているレンズでした!





〇オート撮影でもう一枚 DAL18-55mm    2019.09.16

PentaxDAL18-55mmAL標準ズームレンズが届いた昨日、デジタル一眼レフカメラ用レンズで何もかもがPentaxK-30の機能と連動するレンズなので・・・
ピントもオートフォーカス、露出もプログラムオートで、室内から窓の外の緑のカーテンを何気に撮影・・・・したら・・・よく撮れてた! うーん、カメラ任せのオート撮影でもういいんじゃないかなーーーーー(^^;)。

   
         (画像をクリックで拡大写真へ)

測光ポイントだけ指定して、あとはカメラとレンズ任せのオート撮影をしたので、データは不明・・・と思っていたのですが、画像ファイルにデータが記録されているのでそれを書き写すと・・・
 ズームレンズの焦点距離は 35mm 
 撮影設定は 感度 ISO400  絞り F7.1  シャッター速度  1/160
となっていました。よく目にする評判通り、35mm付近、50mm付近での撮影ではもう十分すぎるくらいの性能を発揮してくれているように思いました。


〇窓の外、緑のカーテンのつる     2019.09.19

  


  PentaxDA18-55mm, ズームの40mm付近  IAO100 f6.3 1/160
  PentaxDSLR K-30

上の写真も、画角を選択するためにズームリングを少し回しただけです。ピントはオートフォーカス、露出はプログラムオート、シャッターボタンを押しただけです。

カメラK-30が、DA18--55mmレンズの絞りを f6.3まで絞り込んでいますから、全体によく引き締まった写真になっているなあと思いました。
ですが、他方では背景のボケ具合が、ペンタックスのMシリーズに共通する性格の描写具合だなあとも思いました。

DA18-55mm標準ズーム、マウントがプラスティックの L (このLはライトの意味かなあ)モデル・レンズは、どうも芳しくない評判が定着していたり、中古市場でも(ジャンクではなくても)数百円で売られていたりして、なかなかかわいそうな扱いを受けているレンズなのですが・・・・
特定の条件を見極めて利用することを前提としたら、なんか、かなりいいレンズ、もしくはコストパフォーマンスが際立つレンズなのではないかなあと思います。

ただ・・・僕のところで、入手後何度か星空撮影をトライしてみたのですが、どうもうまく撮影できていません。

  

昨夜のこの写真をSony NEX-5RとソニーのSEL1628で撮影した時、その同じデータ(ISO1600 F4 2.5秒)を、PentaxK-30で設定して、DA18-55mmレンズで撮影したにもかかわらず・・・・根本的に真っ暗な写真の中に一点だけ月の明かりが写っている・・・といった具合で、普通の写真になっていませんでした。

(ちなみに我が家にあるペンタックスレンズ、Pentax-M28mm、50mm、135mmと、FA28-70mmズーム、F100mm-300mmをPentaxK-30に取り付けて撮影する時、今まで通りの撮影操作、手順で普通に星空撮影が実現しています。それに対してDA18-55mmレンズをK-30に取り付けて星空撮影をしようとする場面で不都合が生じているため、何かこの18-55mmレンズそのものの特徴、個性の部分に原因があるのかなあと思ってしまうわけです。)

基本的にPentaxK-30で抱えている(構造上の)露出制御動作の問題が発生しているのは確認できています。(この件については複数の対応策情報を得て、現在のところ何とか普通に使うことが出来ています。また別記事にまとめてメモしておこうと思っています)
真っ暗な中で光芒を伴った月の写真、それも薄暗い写真になっているのですが、モード・マニュアルなのにカメラがなんらかの動作(誤動作)をしているようです。もしくは、DA18-55mmズームレンズが開放F値が大きくて「暗いレンズ」なので、ソニーの開放f2.8レンズほど、夜空の光を集めることが出来ていないのかもしれません。

とはいえ、夜空ではまだいい具合に撮影が出来ていないDA18-55mmレンズですが、日中の光量がたっぷりある状況では、ほんとうに綺麗な映像で写真を撮ることが出来ています。




〇DAL18-55mm f3.5-5.6 の広角側で星空撮影      2019.09.24

  
   (ISO3200  絞り開放f3.5 シャッター速度 6秒、  Pentax-K30)

9月24日深夜(25日早朝?)、今夜はどうかな?と外に出てみたら、透明度の高い星空だったので、つい先ほどPentax-M28mmでオリオン座を撮影しました。
「でも、もっと広い星空を撮影するために18-55mmズームを用意したのになあ、うまく星空を撮影できていないよなあ」と思って・・・・

今度はPentax-K30に、PentaxDAL18-55mmズームを取り付けてトライしてみました。

ちょっと試行錯誤してみたところ、今回は初めて18mm広角側で星空を撮影出来ました。

どうも感触として、Pentax-K30に高い確率で発生する絞り制御不具合の問題かなという手ごたえがありました。例えば、電源を入れて最初の一枚、もしくは数枚は露出不適の写真=背面液晶では真っ黒な写真、 PCディスプレイで見るとかすかに何かが写っている写真=つまり「絞り制御が動作せず最小絞りのまま撮影してしまう不具合!」という感じです。

対策として、本格撮影前に電源投入後、何枚か高速連射でカシャカシャカシャと、いわば「空打ち」をすることで、その後の露出制御は適正動作するようになります。
(この問題と、根本的なカメラ内部パーツの加工のことについては後日別記事予定)

・・・で、露出制御が適正に動作する状態にしておいて撮影したところ、上記のような写真が撮影出来ました。

広角18mmの画角は得られるものの、標準ズームはF値が大きく=レンズが暗いので、どうしてもISO感度を高めて画質があれるのを覚悟する必要があります。

対策として、赤道儀を利用して、星の動き=日周運動に合わせてカメラを移動させる撮影をすれば、ISO感度を低く抑え、露出時間を6秒からさらに10秒、20秒と大きくすることで、ある程度落ち着いた写真が出来上がるかもしれません。これはまた後日試してみようと思っています。

ともあれ、「電気接点付きレンズ」をK-30に取り付けての撮影では、持病の露出制御不具合が発生して、普通にいつも通り撮影しているつもりでも、何も映らない真っ黒な写真になってしまっていたような気がします。今回やっと実現した、標準ズームを利用して広い画角の星空撮影を、今後も繰り返していろいろ手探りを重ねて遊んでみたいなあと思っています。



〇届く レンズフード for Pentax DA L 18mm-55mm標準ズーム

  
今日10月2日、 標準ズーム18-55mm用のフードが届きました。 
Pentax-Mレンズは口径がほとんど49mmで統一されているのですが、このDA18-55mmレンズは口径が52mmとなっていました。また、フードも最近の製品らしくねじ込み式ではなく、溝があってクルリとワンタッチで取り付け、取り外しができるタイプでした。
・・・なので、新しく用意することにしました。
  
取り付けてみると・・・うーん、花形タイプのフードがなんか・・・なんか、カッコいー!(^-^;)

フードは関係ないですが、DAL18-55mmで10月1日昨日と、2日今日撮影した写真です。

  
(職場駐車場の周りはまだまだ緑一色・・・と思ったら、 ポツンと秋の色がちらほら見かけたので、撮影しておきました。)

  
(職場駐車場に到着して、ふと運転席ミラーを見たら、「なんだこれで右も左も一度に見渡せるじゃないか!」と撮影しておきました。)

1970年代のPentax-M 単焦点レンズの方がなんとなく精細な写りをするように思いますが、五百円玉でお釣りのくる格安標準ズームも、へんなクモリやカビもなく、きれいに写ります。なにより、ピント合わせをしなくてもいい点、そして、絞り・シャッターの調整をカメラ本体の手元ダイヤルで好きな設定が簡単に実現できるという点、 この二点でDAL標準ズームは便利で使いやすいですね。(^-^)












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