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大芦高原キャンプ 2023.09.01

2023年09月02日 | 登山キャンプ
9月1日金曜、岡山市からそれほど遠くないキャンプ場へ行ってきました。日本列島遠くを通過する台風11号の影響か?全体に曇りがちで時々雨も降ったりやんだりという天候ですが、その後の台風12号の影響で「普通に雨降り」予報なので、このタイミングで出かけることにしました。

今回のキャンプ場は岡山市から1時間かからないような、とても近いところにあるキャンプ場、「大芦(おおあし)高原キャンプ場」(リンク)です。

 

まだまだ連日結構な猛暑なので、市街地から近いところのキャンプ場に行っても暑さで大変!と思うのですが、この大芦高原キャンプ場は、ほぼ海の高さに近い瀬戸内沿岸地域(岡山市は海抜5mから7m)から、一気に標高500mを越える山の上に上ったところに位置します。

すぐ近くには大芦(おおあし)高原温泉・雲海もあり、その名前から、この「山のてっぺん」からはまわりに雲海も見えるようなロケーションになります。個人的な経験値からいうと、岡山市内が32,33℃を越えるような最高気温の時、木陰で心地よい風に吹かれながら手元の温度計実測で23,24℃だったりします。 市街地の猛暑とは「別天地」の大芦高原キャンプ場です。

下の写真は、大芦高原キャンプ場の「管理棟・受付」です。

 
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 (アクセス、料金など詳細はリンクのホームページにあります)


今回はすべて持ち込みキャンプをしましたが、忙しかったり都合では、テント、マット、寝袋、炊事器具、などなど、管理等でレンタルを受けることも可能になっていました。


受付時に受け取るキャンプ場内のマップです。(帰宅時には返却)

 
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グランド、 オート、 ヒル、(丘の上のキャンプサイト)それぞれのエリアでは、車乗入れOKのエリアが多く、キャンプ道具、荷物をサイト~車の間で往復して運んだりしなくてもすぐキャンプできそうですね。

今回キャンプしたのはWoodsエリアで、ここはエリアの近くまで車を乗り付けて、車から自分の荷物をおろします。そのあとは車を指定駐車場まで移動させてそこへ駐車させます。車からおろしたキャンプ荷物は、サイトまで手に持って斜面を上ったり降りたりすることになります。

そのかわりテントに落ち着いた時には、自分のキャンプサイト周辺に車が出入りしたり、ドアを開け閉めしたりという音が聞こえてくることなく、ずっと静かなキャンピングが可能です。

ちなみに地形は、平坦ではなく、上のマップの「ヒル」をピークに、マップの右側へ山の斜面になって下ります。「ヒル」からすこし下ったところの山の斜面、木々に囲まれたエリアが「 Woodsエリア 」になります。

下の写真が、山の中の道路脇、Woodsエリアの入口になります。


 
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道路側からWoodsエリア入り口。奥に黄色い・・何かが見えるのが、設営したテントです。

 
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テント・・・とはいえ、都合で「非常ビバーク用ツェルト」をテントにしました。昔ながらの黄色い三角テントを設営する方法と同じで、ポールをロープで固定し(前後2本のペグ)、テント本体の四隅もペグで固定するタイプです。

 
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天候が「曇、時々雨」くらいのコンディションだったので、ツェルトとフライシートをかけました。キャンプなので(登山ではなく)、床は本体を紐でむすび床面にして、銀マットとクッションを敷いて、その上に寝袋です。大人一人縦に入って横になるとそれでいっぱい!というテント内の状況です。

 
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大芦高原キャンプ場は「直火OK」のサイトになっています。焚き火も楽しみたい人にはとてもありがたいキャンプ場ですね。

我が家では「炊事棟のかまど利用」と「持ち込みの灯油ストーブ」を利用してキャンプすることにしましたので、テントの脇で風よけの中、灯油ストーブを着火します。

ガスコンロと違って、灯油を燃料にするのでとても経済的で一度着火させるとずっと燃やし続けることも多い灯油ストーブです。ただ着火前にはコンロ本体を「予熱」して、そのままでは火がつかない灯油を気化させて使用しますから、「使用前の儀式」みたいなものがいつも必要になります。

それでも、ゴーゴーとわりと大きめの燃焼音は、とても心強く心地良いと個人的には感じています。

写真の赤い、収納金属カン表面にあるように「マナスル96灯油ストーブ」です。こちらは小さい方のマナスルです。( 大きいサイズは マナスル121 になります)

Woodsエリアから、少しだけ森の中を歩くと炊事棟にたどり着きます。すぐとなりには水洗トイレもあります。(今年、この9月トイレ改修工事とのことでした。 また炊事棟、トイレはそれぞれのエリアに複数あります )

 
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炊事棟のかまどで「焚き火」を行い、網の上に食材を並べるだけ!のバーベキューです。

 
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それ以外の、スープやその他煮物は、流し場のすみで風を避けながら「灯油ストーブ・マナスル」を利用しました。(当日はWoodsエリアの宿泊キャンプは2組だけだったので、炊事棟を広々と利用可能でした)


 
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下の写真は、少し大きめの灯油ストーブマナスル121です。

 
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手前のポンプでタンク内の圧力を高めて、ノズルから帰化した灯油ガスを吹き出させる仕組みです。ある程度は、内部圧力の加減でコンロの火力調整が可能です。

ノズルがすすで詰まる、というアクシデント以外は、基本的に壊れるところのない、丈夫で存在感だけでも大きな安心感がある道具です。

(Info:マナスル96  0.2リットル 燃焼 1.5時間  660g
   マナスル121  0.4リットル 燃焼 2.5時間  840g )

 
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かまどの隅で風を避けながら、飯盒でご飯を炊いています。


雲の上、満天の星空に会える大芦高原キャンプ場

今回は台風の影響もあって天候に恵まれないタイミングでのキャンプで、星空を見ることはできないだろうなあと覚悟して出かけました。

しかしながら、夜には・・・・

あたり全体に薄く霧(雲の中?)がかかっていてその向こうに明るい月が見えていたので、用意してきていたカメラ・レンズで撮影しました。

 
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岡山県の南部でも、車で数十分西になる備前地域は、とても星空のきれいな地域です。平地でもかなりきれいに星空が見えるので、その地域で標高500mを越えるロケーションとなる「大芦高原キャンプ場」が、星空観測には最適のキャンプ場であることは想像できます。

また次回、星空を眺めるためにキャンプに訪れたいなあと思っています。

ちなみにキャンプ場の「Hillヒル」エリアは、もっとも標高の高いところにあるサイトで、まわりに大木のない(朝の日差しが直接テントに照りつける!)エリアなので、その隣りにある駐車場あたりへ三脚とカメラ・レンズを持って、(Woodsエリアから)歩いて星空観測、星空撮影を楽しむのが良さそうだなあと思っています。










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