無線機IC-703とIC-7000のNB機能のこと
当局では日中はバンド全体にノイズレベルが高いことに、引っ越し早々に気づきました。その場面で無線機のノイズブランカー機能がとても有効なことをこの新常置場所で運用するようになって気づかされました。
同じアイコム無線機のノイズブランカーといっても、IC703/706のNB(ノイズブランカー)と違って、デジタル無線機IC-7000のNBはかなり有効です。IC-703でノイズに襲われた時は、IC-7000に切り替えてNBをONにすると一気にノイズレベルを下げることが出来ます。IC-7000は出力が50Wでもありますし、厳しいコンディションでの運用ではNBでノイズを削り落とし、さらにノイズリダクション機能も状況に合わせてONにしたりOFFにしたり、その上で出力まで加減が出来ます。こうしたIC-7000の基礎能力がとても頼みになる無線機です。
(うっかり動画の中のIC-7000では、ノイズリダクションがONのままでした!失敗!)
動画でメモしてみたのですが、人間の耳で耳障りなノイズとそうでないノイズの区別が、カメラのマイクで集音した場合には関係なく録音されてしまうため、どうも動画の再生音を聞いてもノイズブランカーが効果的に機能しているようには聞こえません。
ただ液晶画面のSメーターの振れ方が極端に違うので幸いでした。
・・・と上記のこともあって、現在の常置場所ではQSBがあるコンディションではこの周辺のローカルノイズが大きい時には無線機IC-703を使うことが実質的に不可能となります。(IC-7000に切り替えてノイズブランカー・ノイズリダクションを活用しながら運用することになります。)他方、もし強力な信号が安定して届いているケースでは困ることなくIC-703を使って運用することが可能です。
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