ぬいぐるみ犬とお散歩 〜 ポーリッシュ・ローランド・シープドッグ

私の家族の4本足メンバー。食いしん坊の可愛い悪魔。のど元を過ぎると忘れがちなアレソレを日記に残します。

犬のイボの手術

2024年05月19日 16時40分00秒 | ポーリッシュローランドシープドッグ(2)


先週、イボの手術をしました。
ジョアは11歳。
12歳になる前が一つの目安ということを獣医さんに聞きました。
ただ、イボの手術自体は、全身麻酔以外は特にリスクは無いそうです。


写真だと見づらいのですが、背骨のすぐ横くらいにポコっと盛り上がった毛があります。
ここ1年くらいで急に大きくなってきたので、背骨を押したりしないうちに、と思いました。あと、破裂とかしないのかな?とちょっと不安もあり。



肩のあたりにもイボが一つ。
これもこの1年で急速に大きくなった気がします。
2cmくらいあるでしょうか。



半年くらい前に一度見てもらい、組織の中は角質の詰まったものだとのことでした。
その時に比べても、なんか大きくなっている気がします。
ほとんど美的な目的のイボの除去で全身麻酔も可哀想かな・・・と思っていましたが、これ以上大きくなると手術も大きくなる気がしてきて、決行。
犬友達で、妊婦みたいにお腹が大きくなった(オス犬)脂肪腫を取った子がいたのですが、あれも重かったり大変そうなので・・・。



こちら術後の写真です。
背中のイボの大きさは、触った感じ、肩のイボと同じくらい。
この2つは中身が角質で、粉瘤というそうです。


背中の部分は、手術した当日、家に帰ってから夜に出血し始めて、飼い主大慌てでした。犬の背中の止血方法なんて知らん 人間の場合も、背中ってどこを押さえれば治るのか、見当もつきませんけどね。

この姿を見た時は、自分はなんてことをしてしまったんだろうと思って落ち込みましたが、一週間すると毛も生えてきて安心な姿が戻ってきました。肩の傷は治りが良く、1週間で気を付けないと見えないくらいになりました。

これも手術直後の写真。



こちらは1週間後です。






獣医さんから、お散歩もOKと言われたので、術後2日目の夜に短いお散歩から開始。
5日目には、背中の大きい傷もじわっとした出血すらほぼ無くなり、室内でプラーを追いかけてもいいだろうと、遊んであげました。

背中のイボの、右隣にあったできかけのイボも取ってもらいました。これも粉瘤だったとのこと。
左側のお腹部分は、脂肪の塊があったとのことでした。取らなくてもいいのか迷ったのですが、今後仮に大きくなるとまた全身麻酔しないと取れないので、この機会に。

あと、左右の耳の下にできていた皮脂腺種も取ってもらいました。

取ったイボは全て綺麗に洗って、ラベルを付けて見せてくれました。思わず撮影したくなりましたが、ちょっと恥ずかしくてやめ

脇腹と背中の術痕には、セロハンテープみたいな透明の保護テープが貼ってあります。


道行く人がびっくりするといけないので、お散歩では洋服着用です。
散歩の時とご飯の時だけエリカラオフ。

糸は溶けるので抜糸は不要とのこと。現代ですね。





しかし、この時の超音波の検査で、肝臓に何か見つかってしまいました。
1cm弱の出来物が見えます。

犬の肝臓の腫瘍は、50%くらいは癌なのだとか。
そして塊で一つの葉にしかなく、太い血管などが近くに無い場合は、手術で比較的安全に取り除けるそうです。

癌かどうかは、取り出して生検しないとわからないが、結局肝臓の腫瘍は大きくなるとややこしいので良性でなくても取りやすい場合は取るのがお勧めとのことでした。
これは人間でも同じようなものかもしれません。

近くCTを撮ることになりました。
また全身麻酔で、造影剤も入るのでその点はリスクになるとのこと。
そうですね・・・正直、1cm弱の腫瘍を見るために犬が死んだら、飼い主としても本当に浮かばれません。

がんの場合は転移もするので、半年とかは待たないほうがいいそうです。
たぶん今後検査して、手術する病院にも2回行くことになると思うので、実際に手術できるのは2ヶ月後くらいなのかなと思います。

どうかまずはCTを無事に切り抜けて欲しいです。
もし手術できないくらいような状態だったら・・・そしたら毎日美味しいものを食べさせて、真夏は涼しいところに滞在したり、うんと良い思いをさせてやりたいと思います。


ひょっとして人間の身勝手かしら、と迷いつつ受けさせたイボの手術ですが、肝臓の腫瘍が見つかったので受けて良かったのかもしれません。
もし何も知らず重症になってから見つかったら、今回の比ではなくすごく落ち込んだと思います。