絵本とおはなしと子ども英語♪ゆったり・まったり・ドキドキしよ♪

「昔むかしあるところに」今ではない此処ではない別の世界へ。
わくわくするお話の中に入って、自由に心をひろげてみない?

Go to sleep, David!

2020年12月16日 | 英語教室

“It’s Christmas, David!” by David Shannon

(邦訳:クリスマスだよ、デ イビッド! 作:デ イビッド・シャノン 訳:小川 仁央)


小学校の放課後教室で


英語と日本語、

ママとサンタクロースの役柄分けをして

三人で読みました。


本文にはないけれど

絵にはしっかりと描かれている

サンタクロースのことを言葉で伝えたい。


日本の子どもたちにはピンと来ないであろう

“クリスマスリスト”。

これも大事。


悪い子には「炭」のプレゼントがくることも言葉にしたい。


アメリカのこどもが普通にうけとる印象を、

日本の子にも届けたい。


プロローグとして、


サンタクロースはいつも子どもたちを見ているよ、


悪い子には「すみ」のプレゼントだと、

サンタに言ってもらいます。

(これがサンタのリスト)


英語と日本語でつけて、

渋い男声で読んで頂きました。


そして中盤、

子どもたちの長い行列に会っているサンタクロースが

欲しいものリストを見て言うセリフもつけ、


ラストのサンタの手紙のところでも、

絵にある英文と、日本語訳を語ってもらいました。


こどもたち、

途中のデイビッドの裸ん坊姿にはクスクス笑っていました。


あの黄色い”サイン”のところは…

アメリカ出身の絵本作家ジェリー・マーティン氏は

「男の子ならすぐにピンと来る」と言っていましたが、


今時の子にはちょっと分からなかったみたい。


今時の子が反応したのは「すみ」。


すみ? 炭? と繰り返して聞いて


タンジロウだ、って。


『鬼滅の刃』かぁ。


あと、炭をもらったら、

バーベキューして美味しいお肉たべるから、いいんだって。


キャンプ流行りのご時世です。



お話がクライマックスに来ると

ママの怒りが次々と繰り出されて

シーン。。。


サンタから悪い子リストの手紙がくる。

デイビッドの目から涙がポロリ。

またまたシーン。。。

夢から覚めて、初めてママから

Yes!  いい子ね、

と言ってもらって、

サンタからも優しいお手紙が来ている。


ほっとする、あたたかいラストです。

終わってこれを書いていると、

表題の“It’s Christmas, David!”

サンタクロースの声でよかったかな、

という気がしてきました。



⭐️クリスマスイベント・オンライン公演⭐️

石井あつこ、初の脚本です。

この作品にも「クリスマスリスト」

のくだりがあります。

気づいてくださったら、うれしいな。


https://club.elicamiwa.com/stage/184/




一度視聴登録をなされば

25日まで、いつでもご自由に

その録画をご覧いただけます。


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