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能年玲奈ショック「忠兵衛さんが大好きです」…蟹江さん死去

2014年04月06日 | インターネットニュース
能年玲奈ショック「忠兵衛さんが大好きです」…蟹江さん死去(スポーツ報知) - goo ニュース

能年玲奈ショック「忠兵衛さんが大好きです」…蟹江さん死去

スポーツ報知2014年4月6日(日)06:00


 3月30日に胃がんのため69歳で亡くなった俳優の蟹江敬三(かにえ・けいぞう)さんが、最後の仕事となった先月17日の後に、体調が急激に悪化していたことが5日、分かった。また、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」で共演した女優の能年玲奈(20)は「どう受け止めたらいいのか…」とコメントを寄せるなど、芸能界は突然の訃報に悲しみが広がった。

 今年1月初旬から、体調を崩して入退院を繰り返していた蟹江さん。関係者によると、治療が始まった後は容体が落ち着き、医師から「仕事をしても大丈夫」とのお墨付きをもらったことから、毎週月曜に行われていたテレビ東京系「ガイアの夜明け」(火曜・後10時)のナレーション収録には、病院から向かったこともあった。

 だが、最後の仕事となった17日の収録参加後、数日して体調が急激に悪化。24日の収録を急きょ取りやめることになった。その後は「食事ができなくなり、医師も驚くほどの早さで」(関係者)体が衰弱していった。ただ、意識は亡くなる直前までハッキリしていたという。

 蟹江さんの早すぎる死去に、「あまちゃん」の“家族”たちも悲しみに暮れた。同作で蟹江さんは、能年演じる主人公・天野アキの祖父・忠兵衛役。遠洋漁業の漁師という設定のため、出ずっぱりではなかったが、確かな演技で存在感を出していた。

 能年は「忠兵衛さんが大好きです。いつかまた絶対に共演したい、できるようにもっと頑張らなきゃ、と思っていました」と、再度のタッグを切望していただけに「あまりに突然のこと過ぎて、どう受け止めたらいいのか、戸惑っています」と胸中を吐露。「蟹江さんの、内に感じるパワーと外に放出するパワーどちらもが心地よくて、忠兵衛さんとのシーンは毎回とても楽しみにしていました。すっごく大好きでした」とコメントした。

 一方、蟹江さんの娘・春子役を務めた小泉今日子(48)は、女優になる前から好きな俳優だったことを明かし「船乗りの忠兵衛父さんは、最後誰にも告げずこっそりと漁に出ました。だからまた、ひょっこり帰って来るような気がしてなりません。怖い役も多かったけれど、優しくて笑顔がステキな方でした」。忠兵衛の妻・夏を演じた女優・宮本信子(69)は、関係者によると3日に死去の報を耳にし、大きなショックを受けているという。

 葬儀・告別式は近親者で行った。後日、お別れの会を予定しているが、日時など詳細は未定。


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