なにしてんの・・

仕事、趣味、出来事を不定期な日記で!

いやぁ〜参った・・・

2016年09月15日 21時12分19秒 | Weblog
お彼岸前だと言うのに
この微妙な天気 弱りますなぁ。

小学校時代の恩師に
実家の納骨堂内に水が溜まってしまっているので
なんとかならないか?との相談を受けていました。
お彼岸ぐらいまでにと・・・
言われたのが5月だったのですが・・・
急がなくていいよと言う言葉を鵜呑みにしてしまっていて
気付いたらもう彼岸前じゃん!ということで行ってきました。

場所は川口市のはずれです。
そう!どう考えても活動範囲ではないんです。
(なんでお前がこっちまで来るんだ!と先輩達に言われそうですが・・)
何故かというと・・・
そのお寺の出入りのある石屋さんに相談したら
「うちの工事じゃないからやりたくない」との返答。
恩師のお姉さんが
「こちらで別の石屋さんにお願いしても構わないですか?」
と言ったら
「どうぞご自由に!」と言われたそうです。
まぁ随分と高飛車というかねぇ。
確かに面倒くさいし、儲からないと思ったんでしょうけど・・・
(その石屋さんの名前は知っているのですが・・・)
場所が共同墓地だった為、白羽の矢が立ったと言うわけです。


拝石を開けてみるとこんな感じ。



一応、先月下見には来て確認した時と変わらず
約2寸溜まっています。
実はこの墓地には納骨堂が2つありまして
下見の段階では両方とも溜まっている。
底は全面コンクリート。
カロート自体も直打ちでしたが
建立時期やむき出しになっていた基礎の状態から
手練りの時代のようだったので
電動ドリルと削岩機他でチャレンジ!

長靴履いてカロート内に入り
電動ドリルやってみたら
なんてことはない!1寸ぐらいで底板は終わり!
「お〜楽勝じゃん!」
そのまま土の中までドリル目一杯まで押し込んで
抜いてみたら・・・
あれれ?全然水が引かない!

穴が小さいのかと思い削岩機にセリ矢打ち込む時に使っている
太めのビット付けて3箇所更にあける!



まったく水は動かない。
額から落ちた汗が水面に落ち
無情にも綺麗な波紋を描く・・そして静粛の時間が訪れる・・・うぉお〜い!!
ドリルにはグッチョリと粘土質の土がこびりついてる。

塀際に捨ててあった棒を拾ってきてこれでやってみる。
カロートの深さは2尺8寸。
そこに棒を立てるとこんな感じ。



それを土の中に少しずつ打ち込んでは引き抜きを繰り返し
最終的にはここまで入った。



それでも水は抜けない・・・

うそだろぅ〜

しかし!諦めるわけにもいかず
この作業を30分以上抜いては打ち込みを繰り返す。

すると

ゴボゴボゴボ・・・

急に渦を巻きながら水が抜けていった・・・



やったぁ〜とガッツポーズ
スローモーションでトップガンのエンディングの「アンセム」が鳴り響く
チャラ〜チャ〜ララ チャラ ラ〜ラ〜

格闘すること1時間半。
2箇所のカロートの水抜き完了した後の
タバコの美味しいこと。
気づくと湿気だらけのカロートで格闘していたせいか
ズボンは泥で真っ茶色・・・

掃除して拝石の目地留めて無事に完了しましたが
まぁなんとか終わって良かった。



もうこんな時期か・・・

2016年09月06日 21時18分15秒 | Weblog
いやぁ〜残暑厳しいですなぁ
まぁ雨よりはいいのですが・・・

さて、今朝FAXが関係各位に届いたとは思いますが
もう、後期技能検定の話が出てきました。
来月の3日から受験の申請受付が始まります。

早くも2名の方から申請書希望の返信がありました。
昨年、受験している人達がそのまま受けるとすれば
結構、人数は多そうな気がしますね。

受験する方々は当然、練習始めていると思いますが。
自分も、明日の研磨作業が終わり
字彫り等の準備が終わり次第に
白河石を叩く仕事にかかります。
あ〜また腰が痛くなりそうだな・・・
ここ数年、年に1回は白河、芦野の加工の仕事をしてるなぁ。
まっ!石屋だからね!

申請書の送付は締切後にまとめて送りますので
希望者はFAX返信しておいて下さいね!
雨の日などの現場に出れないときは
少しでも道具握って、頑張って下さい。
練習量の差はトライアルの時にハッキリ出ますから
ウソ言ってもバレちゃいますからね(笑)
まぁ受験するのは本人ですから
自由なんですけど、トライアル時に
指導してくれる人達をがっかりさせないで欲しいかな?

晴れて合格の暁には
技能士会入会申し込み書を渡しますので
宜しくお願い致します。