トライアル

いやぁ～めっきり冬本番になって参りました。
今日も日は出ていますが冷たい風が吹いておりましたね。

さて昨日は石屋さんの国家試験でもある後期技能検定のトライアルが行われました。
僕は技能士会事務局でもありますので
朝からお手伝いに行って参りました。

朝８時集合だったのですが
道が混むのが嫌だったので５時半に家を出て
途中で朝飯食ってちょうどいいかと思いきや
着いたらまだ７時１０分でした。・・・・早すぎた・・・

７時半を過ぎると会場の左官業協会会館の事務員さんが来て
篠原先輩、会長さんと続々集合。
参加者の人達も次々やってきます。

まずは作業スペースの区割りを行い
斎藤会長から挨拶、注意事項となり
トライアルがスタートとなります。

こぶの付いた大きな石を規定寸法にする為
ノミ、コヤスケ等を使って参加者の人たちは
作業を行います。
今回は青年部から5名、越境参加者が3名と計8名となりましたが
初めて手加工する人もいるので、僕ら技能士会スタッフが
指導しながらとなりますがいろんな人がいます。

確かに今は業界的にも手加工ってほとんどしませんからね。
参加者の人も数分で汗だくになってました。
はい・・僕も思い出します。

服部先輩と一人の人を見てたのですが
削り方教えることになったのですが
な～んかしっくり削れない・・・
刃先を良く見たら全然刃が研いでなくて
あげくに買ったままの状態ですので
さし刃の「2番」が張ってしまっていて
際まで刃が入っていかないんですよ。
それに微妙なんですが
柄が細くて若干短い・・・

そうそう！
貴重なワンショットです！

服部先輩のノミをいれる姿です！（爆）
順ちゃんとあきちゃん先輩は
何の意味からか「お守り」と称して
携帯の待ち受けにしておりました！（笑）
（なんのお守りなのかはホント意味不明）

普段、イメージがない（失礼しました！）
貴重なシーンでした。
さすが青年部４代会長です！

やる時はやりますねぇ～
尊敬してますよ！常日頃から！（笑）

それに青年部OBの大先輩達の
作業風景も見れましたので
それだけでも圧巻でしたね！

刃をあきちゃん先輩に研いでもらい
やり直すと本来のいい感じの削る音が！
「やっぱこうですよね！」なんて服部先輩と言いながら
参加者の人に続けてもらいました。
その人も最後の方は最初とは比べ物にならないくらい
いい感じになってましたが
いかんせん、今の状態だと時間が・・・

あくまでも検定ですので制限時間がありますから
今のままだとちょっときついかな？

本試験まで約1ヶ月ありますので
頑張ってくれればと思いますが。
技能士会長からも終了後に厳しい檄が飛んでましたが
確かにまずいかもしれないですね。

確か僕はトライアル後、本試験までは
7個ぐらい作ったかな？
（思い出すのつらい・・正月は元旦しか休まずやっていたなぁ）
後は4×10材を小面側から
5分づつ削るのを繰り返ししていたような記憶が。
僕も基本的に荒削りが遅くて遅くて・・・
やっぱり最初の荒削りで時間が取られ過ぎてしまうと
仕上げの叩き等の仕上げに回す時間がなくなっちゃうんでね。

ホント受験者の人達は頑張ってね！
協力できることは協力するから
それに青年部には　ホント「いい先輩」達がいっぱいいるんだから！
（お酒入ると　ちょっと怖い時もあるけどね（笑）　）