学長のひやかし

本(もと)はみな たれもの晒しの白木綿 
染めつよこれつ 末はいろいろ

問題を作るほうも学力低下かい。

2005年01月16日 | boyaki



8150F 北大宮~大宮公園



○センター試験国語で出題ミス

 センター試験の国語の問題で、第一学習社の教科書に掲載している
評論分をそのまま問題文として採用していたという話。
 つまるところ、文部科学省、問題を作成した教育関係者の怠慢
があったというわけだ。素人的に考えて、問題文として採用した
文章が教科書に載っているか載っていないかなんて、簡単に分かるようなもの。
ましてや第一学習社なんて、そこそこ教科書会社では名の知れた方である。
(ここの国語の教科書を採用するのは少ないかも知れぬが・・・)
まさか、教科書からは絶対でないという受験生の裏をかいて
出題したわけはないだろうし、そんな簡単な確認作業もできな
いなんて情けないとしかいいようがない。

 私は大学卒業後の今でも、教育関連の本をときたま読んでいるが、
この文部科学省というお役所の出す指針にはあいまいさ、無計画さ、
無責任さがいつも感じられる。そうしたことで現場教師が混乱し、
子供達の教育にも悪影響が出ているそうだ。外務省同様に
文部科学省という教育素人集団の存在意義も考えるべきではないだろうか。
これをたまたま目にした親御さんは、子供を安心して文部科学省
が出したあいまいな学習カリキュラムにのせて勉強させることができますか?

 話はそれたが、いずれにせよ今回の一件で多くの怠慢
テスト製作者が厳重な処分を受けることを期待したい。
一生懸命この日のために勉強した、受験生の熱意を無駄にしたのだから・・・。
 

 



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