学長のひやかし

本(もと)はみな たれもの晒しの白木綿 
染めつよこれつ 末はいろいろ

中立関係

2005年12月06日 | news
市川海老蔵、米倉涼子 破局していた (スポーツニッポン) - goo ニュースの記事から引用。

「今年の春にそういう関係ではなくなったようです。ただ食事とかは今でも普通にしており、友人としての交際は続いている」

 この一文が非常に気になった。以前なんかの討論番組で「男と女は友達でいられるか。」という論争をしていたのを思いだしたが、そんな関係が長続きするのだろうか。
 これが破局後の大人の男女の付き合いだと言われればそれまでだが、仮にそれが
長く続いたとしよう。その後新しい恋が始まったときに、その新しい相手はその関係についてどう思うだろうか。人によって考え方はまちまちで、食事くらいなら、肉体関係をもたなければいいという人もいるかもしれない。しかし少なくとも、その新しい関係が真剣であればあるほどおもしろくは感じないだろう。嫉妬深い人間ならば、修羅場にだって発展するかもしれない。
 男と女なんて友達のままでいられるならば、それほど楽なことはない。しかし人間は悲しいかな、親しくなればなるほど恋し、愛したくなる生き物でその関係を中立に保ったままでいるのは難しい。まったく関係を切れとは言わないが、白黒はっきりして、友人関係で関係を保つなら新しい関係に影響がでない程度に、節度を持ってもらいたいものだ。