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風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「あっ、アサギマダラ!? 咲きそろった庭の鉢植えフジバカマ」

2020-10-20 06:15:00 | 日記・エッセイ・コラム

「あっ、アサギマダラ!?」 
庭に鉢植えしてあるフジバカマに止まるチョウ。固唾をのんでカメラを向けたのですが・・・。

秋の七草のひとつのフジバカマ。日本列島と遠い南の島や国々との間を往来する「渡りチョウ」のアサギマダラが、日本を旅立つ前にエネルギーを補給する花としても知られています。
2年前、東海市の加木屋緑地で市民ボランティアが栽培しているフジバカマ園に出かけ、飛び交うアサギマダラを見て「我が家の庭にも」と鉢植えしたのです。

フジバカマは繁殖力が旺盛。直径50㌢ほどの鉢に植えた3株の苗が昨年は10本以上、今年は一気に40本余にもなりました。
アゲハチョウやシジミチョウ、名も知らぬ虫が1匹、2匹と飛んできています。ひょっとしたら、アサギマダラも、と思いながらも「鉢植えなんかに来るはずがない」と思っていました。

ところが、4日前のこと。庭に出ていた家内から「もしかしたら、アサギマダラかも」との声が聞こえました。
「どうせ、アゲハチョウだろう」とカメラを手に出てみると、フジバカマの
花に止まるチョウの閉じた羽が見えます。よく来るチョウとは違うようです。2年前に見たアサギマダラに似ています。

興奮を抑え、ゆっくりと近づき1枚、2枚とシャッターを切りました。チョウは止まったままです。
「羽を広げてくれれば、アサギマダラかどうかがはっきりするだろうに」と待つこと20秒ほどだったでしょう。開きかけたな、とシャッターを切った瞬間、パッと舞い上がり、垣根の向こうに消えました。写真もブレていました。


翌日以降も飛んで来たらすぐ気付けるように、窓のカーテンを少し開いたままにしていますが現れません。
「近所にフジバカマを栽培しているところがあって、回ってきたのだろうか」
「1匹だけだったので、はぐれ鳥ならぬ、はぐれ蝶だったのかも」

アサギマダラだったのかどうかの判断はできませんが、アサギマダラだと思って想像は膨らみます。
「旅の仲間たちと落ち合えただろうか」
「海岸近くの公園にあるフジバカマ園に集合して飛び立つのかな」
「たくさん飛んでくるようになったら、マーキング調査に協力してみるのもいいな」

それはともかく、鉢の中のフジバカマはパンパンの状態で、これ以上増えることはできそうにありません。それにフジバカマは極端に乾燥に弱いので、鉢植えは暑さが続くと枯らしてしまいかねません。
花後に大きな鉢を増やすか、半分を露地植えにしなければ、と思っています。

アサギマダラ?が羽を広げかけた時。カメラがブレてしまいました

 


こんなチョウが飛んできています

 

下の2枚は、2018年10月に東海市の加木屋緑地で撮ったアサギマダラです。

 

 





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