,
林の中のサザンカ
1979年の全国植樹祭で昭和天皇・皇后両陛下が植樹されたヒノキとハナノキ
可憐な花を咲かせた四季桜
名古屋から豊田方面へドライブに出掛け、豊田市北部の西中山にある愛知県緑化センターと、隣接する昭和の森に立ち寄ってきました。もうシーズンオフに入ったのだから、と期待はしていなっかたのですが、紅葉・紅葉、花や実のなる草木の彩りも結構楽しめました。
緑化センターは総面積約48㌶と広大。豊かな自然林が広がり、樹木見本林や花木展示林、ロックガーデン、日本庭園、オーストラリア庭園などがあります。
昭和の森は、昭和54年(1979)の第30回全国植樹祭で、昭和天皇がヒノキ、皇后がハナノキを3本ずつ植樹され、一帯は記念の森、野鳥の森、野外生活の森などといったゾーンが設けられています。
どちらも縦横に散策路が整備され、森林浴を楽しめるオアシスです。
それぞれの散策路を、厚さ数㌢に降り積もった落ち葉を踏みしめながら進むと、紅葉・黄葉、そして、白や赤のサザンカ、鮮やかな黄色のツワブキなどが次々に。直径が500円硬貨ほどの実をつけた千成柿(せんなりがき)や、名も知らぬ実をぶら下げた木も。
緑化センターの本館前では、小さな花を体いっぱいに咲かせた可憐な四季桜が迎えてくれました。
千成柿