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風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

落書き雑記「名古屋市立工芸高校のデザイン、インテリア、グラフィックアーツ3科の卒業制作展」

2018-12-20 07:16:08 | 催し

 

名古屋市立工芸高校の7つの専門科のうち、デザイン、インテリア、グラフィックアーツの3つの学科の作品展が開かれています。

会場はデザイン科が栄にある愛知県美術館8階ギャラリー、インテリアとグラフィックアーツが名古屋市民ギャラリー矢田と別れていますが、展覧会はいずれも24日(月・祝)まで。
科によって卒業制作展だけ、卒業制作作品と科全体の作品合わせた展示など形式に違いはありますが、創立101年目という特徴のある科目を専門に学ぶ高校だけに、見ごたえある作品が並んでいます。



【デザイン科】
名市工芸デザイン科の卒業制作展は例年、生徒たちがグループに分かれて話し合い、制作にあたります。今年の統一テーマは「のぞいてのぞく」。そしてキーワードは「先入観」です。

「先入観を除いて、覗いてみよう」というわけで、約40人の生徒が6つのグループに分かれ、それぞれどのように表現するかを話し合って制作した作品を展示しています。

例えば「チキンをパクリ」「野菜をパクリ」という状況から連想するのは、どちらが男性か女性か。先入観ではチキンが男性、野菜が女性となるのが一般的ですが、表現した絵はチキンを女性が、野菜を男性がパクついています。

大きな天秤の一方の皿に両手に乗るほどの木の葉、片方の皿には両手で抱えるほどの石を乗せ、天秤は木の葉の皿が下がり、石を乗せた皿が上がっています。
「これ、おかしいわよ?石の方が重いから下がり、木の葉が上がるはずよ。木の葉の下に重いものを置いているの?」と、会場を訪れた人。

我々は物事の良し悪しや好き嫌いを含めて、判断や評価を先入観に委ねていることが少なくありません。先入観や固定観念が持つ危うさや脆さを改めて考えさせられました。

 



【インテリア科】
人間生活をより快適にし充実させるために、住居や店舗内の家具、照明器具、キッチン、内装、外装などのデザインや色彩のコーディネイト、安心・安全、設計、製作技術を学んでいます。リフォームやバリアフリーも大切な課題です。

会場には3年生以外の作品や交流する学校の作品を含めて、工夫されたデザインの椅子や書棚、テーブル、食器棚、住宅や室内模型、照明器具などが並んでいます。






【グラフィックアーツ科】
印刷物の企画に始まり、原稿づくり、印刷版の作成、印刷、製本といった工程を学び、効果的な表現力を持つ広告や発表などの印刷技術を身につけます。当然、写真や記事、レイアウトなどの力をつけるため、カメラ技術やパソコン操作力も養います。

地域や他校との交流・連携も進めており、作品展には学校のある名古屋市東区の赤い羽根共同募金ポスター、東区民の誇りである山車まつりのポスター、学校近くの「文化のみち」コースを紹介するチラシなども展示しています。




楽描き水彩画「海面の潮位をリアルタイムに観測している『検潮所』です

2018-12-10 07:13:05 | 催し

 

 

海中から伸びた4本のコンクリート柱に支えられた小さな建物。柱の一本に目盛りのプレートが取り付けられ、建物ドアには「検潮舎」とあります。検潮所の観測機器などが入っているようです。高知への旅で立ち寄った高知港で見かけました。

海面は太陽と月の引力による干満だけでなく、津波や地殻変動、風、気温、海流などによって絶えず変化しています。この潮位を電波やフロートによって海面の潮位の昇降をリアルタイムに観測しているのが検潮所です。
この夏は相次いで台風が上陸、大阪湾などでは記録的な高潮に見舞われ、検潮所も大忙しだったことでしょう。

全国にある検潮所は188地点。所管するのは気象庁だけでなく、それぞれの目的によって国土地理院、海上保安庁、国土交通省や自治体の港湾局、港の管理組合など多岐に渡っています。
国土地理院の検潮データは土地の高さ、つまり標高を決める基準になり、国土の面積を決めるデータにもなるのですね。

描いた高知港にある検潮所は気象庁の所管のようです。後方には船などが見えましたが省きました。サイズは10号です。




楽書き雑記「名古屋城の第71回菊花大会へ」

2018-11-12 07:05:56 | 催し



名古屋城で開催中の菊花展に出かけてきました。
今年で71回目。西之丸広場を中心に、名城菊の会の愛好家らが丹精込めて栽培した傑作が展示されています。1123日(金・祝日)まで。

大菊・山菊など約450点。毎年のように拝見し愛好家の説明に耳を傾けながら少しは学んだ知識をもとに、開花具合や色、大きさが揃っているか、姿はいいか、全体の調和はどうかなどと見て回りました。

いつもながら大菊を何十輪も咲かせた大輪仕立て、砂や石と山菊で深山幽谷の絶景を表す盆景、福助人形に似ているところから名付けた「福助仕立て」など、趣味とはいえここに展示されるまで一日たりとも手抜きは許されなかっただろうと、敬服する思いで鑑賞しました。


 


楽書き雑記「名古屋・円頓寺(えんどうじ)の『秋のパリ祭2018』=若者たちの行列も」)

2018-11-10 14:43:34 | 催し

 

名古屋・円頓寺(えんどうじ)商店街の「秋のパリ祭2018」(10・11日)に出かけてきました。

シャッター通りだったアーケード街を、パリに古くからあるアーケード街「パッサージュ」のように蘇らせようと、6年前から始めたこの祭り。若者だけでなく中高年の姿も増えて「円パリ人気」が定着してきたようです。

長さ220㍍、幅8㍍のアーケード街は青・白・赤の三色旗に彩られ、屋台の店にはフランスをキーワードにしたようなパンや菓子、ワイン、アクセサリー、雑貨などがずらり。レストランなどもフランスメニューで迎えています。

天候に恵まれ、店によっては20㍍以上の行列ができたところも。
アコーデオンなどの演奏が流れる中で、「パリっ子気分」の晩秋の1日を味わっていました。

若者の行列ができるところところも

 

 


楽書き雑記「風化させまい東日本大震災の記憶=名古屋で、気仙沼市のリアスアーク美術館の記録写真巡回展」

2018-11-07 06:54:56 | 催し

 

東日本大震災の記憶を風化させてはならない――。その思いを込めて宮城県気仙沼市にあるリアスアーク美術館の学芸員たちがカメラで記録した写真の巡回展が、名古屋市民センター栄で開かれています。
11日(日)までです。

リアスアーク美術館は1994年に、宮城県が地域住民の美術文化に親しむ場にと開設。三陸沿岸のリアス式海岸と、ノアの箱舟の呼称でもある「アーク」とって名付けたそうですが、2011年3月11日に発生した東日本大震災の記憶を未来に繋ぐための発信基地、という大きな役割を加わえました。

地震発生から約2年間、学芸員らが気仙沼市と南三陸町を中心に記録。被災現場の写真203点、被災物155点、その他の歴史資料など計約500点を常設展示しているそうですが、名古屋巡回展では名古屋市民ギャラリーの2つの部屋を使って写真を中心に展示しています。

時速40~50キロで襲ってきた大津波は一瞬にのみ込みました。人々の命、家屋、学校、役所、寺、神社、魚市場、商店街、漁船、車、線路、列車、駅・・・万物すべてです。

単なる物体となったがれきの山。呆然とたたずむ人。写真には場所や撮影日とともに撮影者の思いなどコメントを記したプレートが添付されています。

「天災は忘れた頃にやってくる」。科学者・寺田寅彦の言葉通り、三陸でも過去には明治三陸地震(1896年)、昭和三陸地震(1933年)などがあり、そして2011年の東日本大震災でした。

 今回の写真展にあった倒れた石碑の写真が目に止まりました。昭和三陸地震の後に、大津波への教訓として建てられていた石碑です。そこには大きくこう刻まれています。「地震があったら 津波の用心」

添付された撮影者のコメントにはこうありました。「先人たちが発した警告を、我われは受け止められていただろうか」と。

昭和三陸地震のあと建てられていた「地震があったら 津波の用心」と刻まれています

 



楽書き雑記「人気の体験コーナー。職人技が一堂に=名古屋で尾張名古屋の職人展」

2018-10-19 17:36:25 | 催し

「この道ひとすじ」の職人技が集まった「第35回尾張名古屋の職人展」が19日、名古屋のオアシス21「銀河の広場」とNHK名古屋放送センタービル「プラザウェーブ21」で始まり、出かけてきました。入場無料。21日(日)まで。

衣・食・住・生活の分野で伝統技術を引き継ぎながら、新しい製品開発にも挑戦している職人たちの40団体と伝統工芸作家らが参加。テント張りのブースで製品の紹介や実演、職人技の体験などを楽しめます。

ブースに並ぶ刺繍加工品、名古屋友禅、木製家具、仏具、節句人形、三味線、七宝焼、電波時計、掛け軸・・・。
和凧、つげ櫛、豊橋筆、竹製釣具、鯉のぼり、小原和紙、金箔押しなどの実演もあり、職人の手元を見つめる大勢の市民が囲んでいました。

クリーニングでの染み抜き、かんなかけなどの体験コーナーもなかなかの人気。体験学習で「つかの間の弟子入り」に来た小学生たちに教える職人の笑顔が印象的でした。





(楽書き雑記「名古屋で,ふるさと全国県人会まつり」)

2018-09-08 15:32:05 | 催し

名古屋を中心にある各県人会の「ふるさと全国県人会まつり」が8・9両日の日程で、名古屋市中区の久屋大通公園・久屋広場・エンゼル広場で開催。早速、出かけてきました。

現役時代の転勤暮らしで幾つもの「第2のふるさと」を持つ僕にとっては、毎年楽しみにしているイベントです。

会場は各県のブースが並び、特産の果物や漬物、菓子、焼き肉などふるさとの味がずらり。ステージでは民謡や和太鼓などが次々に披露されています。

通りなどに設けられたテーブル席は、グループや家族連れで満席。郷土のブースで買ってきたグルメを味わいながら、お国訛りで盛り上がっていました。




楽書き雑記「名古屋市民ギャラリー栄でも、平和のための2つの作品展」

2018-08-08 06:35:44 | 催し


大戦終結から73年。ことしも、平和への祈りを確かなものに、との思いを込めたイベントが各地で開かれています。

名古屋市民ギャリー栄では「第30回LOVE&PEACE2018」と「第58回あいち平和美術展」。いずれも12日(日)まで。

≪第30回LOVE&PEACE2018


PINの会(Peaceful creators In Nagoya)の主催。
愛知県内を中心に活躍するグラフィックデザイナーやイラストレーター、フォトグラファーらが作品を通して世界平和や自然保護、反原発、差別撤廃などを訴える作品展。

1984年に第1回を開いた後、途中で4年間の中断があり、今年ちょうど30回目を迎えました。

今回は交流している韓国から30人も参加。被爆地の広島・長崎からも4人の作品が寄せられるなど、会場には約70点の傑作が作家の短いコメントを添えて展示されています。

会場には観覧者による折り鶴アートのコーナーも。折った鶴は逆さに吊るした傘に投げ込んで平和を祈ります。




≪第58回あいち平和美術展≫

絵画は油彩画、日本画、切り絵など、平和への気持ちを込めて描いた作品55点。「原爆詩集」の序の書や劇団名芸の舞台を撮った写真、生け花も並んでいます。

賛助出品として「高江の生物たち~ぼくここにいるよ」のタイトルで記録した写真などの展示コーナーも。
特別展示として企画された日本原水爆被害者団体協議会による写真集「原爆と人間」も、原爆の悲惨さ改めて思い起こさせます

 

 

 

 



楽書き雑記「名古屋市民ギャラリー矢田のプロ級画家らの個展やグループ展➁尾田原茂稔水彩画展

2018-08-01 06:44:20 | 催し

名古屋市民ギャラリー矢田(地下鉄ナゴヤドーム前矢田)で開かれているプロ級画家らの作品展シリーズ2回目は、第5回尾田原茂稔水彩画展です。


5回尾田原茂稔水彩画展


尾田原さん(名古屋市守山区在住)は喜寿である77歳。
トヨタ自動車を中心にデザインを担当した後、65歳から水彩画を描くことで定年後を楽しんでいるそうです。

自動車会社や建築設計会社などでデザインを担当していた人の絵を見るたびに思うことですが、尾田原さんの作品にも「基本がしっかりしていて、すごい」と感動します。

技術的な面だけではありません。展示された8号から30号ぐらいまでの作品を拝見すると、題材の多様さに驚きます。

人物にしても若い女性だけでなく、90歳を超えた女性や高齢の紳士も。武力衝突や平昌冬季五輪のシーンもあります。
「ニュース写真を元に描いただけです」と言われますが、やはり海外勤務の経験も生かされているのでしょう。

トヨタOBの
仲間らとトヨタ関連の施設や街のギャラリーで展覧会を開催。次々と新作を描いているそうですが「公募展?それはありません。描くことを楽しむだけです」と話します。




楽書き雑記「名古屋・円頓寺(えんどうじ)七夕まつりが開幕」

2018-07-25 17:16:56 | 催し



「若い人たちが一所懸命に街おこしをしてくれています。そうそう、毎年7月の下旬には七夕まつりがあるので、見に来てくださいね」
以前、食堂の女将さんから聞いた言葉を思い出し、名古屋市西区那古野(なごの)にある円頓寺(えんどうんじ)商店街で、25日から始まった「円頓寺七夕まつり」に出かけてきました。まつりは29日(日)までです。

円頓寺商店街は古くから大須、大曽根と並ぶ名古屋の3大商店街のひとつでしたが、走っていた路面電車が廃止されるなどで客足が激減。大須が積極的な街おこしで「全国区」になったのに対し、円頓寺は数年前までは「シャッター街」になっていました。

立ち上がったのが若い商店主たち。アーケードを改修して歩行者天国にしたり、パリの老舗アーケード街と姉妹提携して「パリ祭「」を実施。60年の歴史があった七夕祭りも新感覚を取り入れ、お得意のSNSも駆使して盛り上げを図っています。

今回が63回目の七夕まつりも、色とりどりの七夕飾りや子どもたち人気のはりぼてが飾られ、若者たちや家族連れが一緒にパチリ。
屋台や、各商店の店先では協賛セールの品が並び、阿波踊りやフラダンスなど、趣向を凝らしたプログラムも企画されています。




楽描き水彩画「廃線から14年。名鉄三河線猿投―西中金間の終着駅だった西中金(にしなかがね)駅です」

2018-07-07 06:34:14 | 催し

先日、現役最古と言われる半田市亀崎のJR武豊線「亀崎駅舎」の絵を掲載しましたが、今回は廃線になった名鉄三河線猿投―西中金間の終着駅だった愛知県豊田市中金町の旧西中金駅を描きました。

廃線から14年。駅舎とプラットホームは国の登録有形文化財に指定され、豊田市郊外の山里で静かな余生を送っています。

駅舎の説明板などによると、1914年(大正3年)、当時の三河鉄道が刈谷―大浜間で開業、猿投まで伸びたあと、1928年(昭和3年)に猿投―西中金間が開通。合併で三河鉄道から事業を引き継いだ名古屋鉄道(名鉄)は、西中金からさらに紅葉で知られる香嵐渓のある足助町まで伸ばす予定でした。

しかし、自動車時代の到来。トヨタ自動車やその関連企業などへの通勤も車へと様変わりします。

名鉄は足助への延伸を断念。猿投―西中金間も、1985年(昭和60年)に電気運転(電車)を停止、線路を利用して走る気動車「レールバス」を走らせていましたが、2004年(平成16年)にはレールバスも取りやめて廃線になりました。 

1930年(昭和5年)に建設した駅舎は、木造平屋建て54平方㍍。全長36㍍、幅36㍍のプラットホームは、花崗岩の切り石積みでできています。


 


楽書き雑記「名古屋鶴舞公園の『あじさいの散歩道』も花数を増やしています」

2018-06-09 06:34:43 | 催し


梅雨が一番似合うアジサイ。名古屋の鶴舞公園にある「あじさいの散歩道」も花数をどんどん増やしています。来週は「見ごろ週間」といったところでしょう。

鶴舞公園のアジサイは約2300株とか。サクラやマツなどの古木に覆われた散策路が、さまざまなアジサイに彩られています。

 

 


楽書き雑記「用意周到に狙った一瞬=富士山百景写真展in名古屋2018」

2018-06-07 06:31:26 | 催し

 

グランプリ    霧晴れて       飯田龍治     

金賞    狙った並走    粕谷達郎   

金賞    Mt.Fuji of Mars    植松之裕

世界文化遺産「富士山」をテーマにした写真コンテスト「富士山百景写真in名古屋」を、名古屋市民ギャラリー栄で見てきました。10日まで。

静岡県富士市とその周辺の富士山麓の観光情報を発信している、一般社団法人の企画によるコンテストは13回目。
富士山が美しく見える100のエリアで、富士山の四季折々の姿と共に、すそ野の町の風景や人々の暮らし、文化などをカメラに収め、富士山の魅力をより身近に感じる写真力を競っています。

展示された作品は1441点の応募作品から選ばれた作品。偶然だけでなく用意周到にシャッターチャンスを狙った写真、エリアの中でこんな景色があったのかと驚く傑作が目立ちます。

例えば、グランプリの「霧晴れて」は、樹木に白くうっすらと降りた霜で、秋から冬に移りゆく一瞬を表現。金賞の「狙った並走」は、富士山をバックに新幹線と並走するランナーを見事に捉えています。

 

※掲載した作品写真のうち、会場の照明が入るなどで撮影できなかった作品は、富士山観光交流ビューローの作品写真を使用させていただきました。

銀賞    薔薇の彩り    辻俊行

銀賞   竹林の富士   小林康男

銅賞   農景を走る   井沢雄治

銅賞   自然のオブジェ   松﨑英

銅賞   富士を抱く   村松克則

 

 


楽書き雑記「名古屋も梅雨入りしました=雨が似合う庭のムラサキツユクサ」)

2018-06-06 11:38:04 | 催し



気象庁が6日、近畿・東海・関東甲信地方の梅雨入りを発表しました。東海地方では平年より2日早い入梅です。

南シナ海ではこの日、台風4号が発生、南方海上には台風の卵である熱帯低気圧が2つも。天気予報が一層気になる季節の始まりです。

ところで、梅雨に似合う花と言えば、やはり樹木ではアジサイ、草花ではムラサキツユクサでしょうか。雨が降りしきる庭へ出てみると、雨滴を付けたムラサキツユクサが雨を楽しむように咲いていました。

半日蔭の庭の低木の脇。手入れらしい手入れはしていないのに、多年草のムラサキツユクサは、この時季になるときちんと姿を現します。
朝開いて夜はしぼむ一日花ですが、蕾がたくさんできるので毎朝、新しい表情を見せてくれます。




(楽書き雑記「名古屋市民ギャラリーで『第15回六工房伊勢型紙教室展』開催中」)

2018-06-05 14:25:26 | 催し

 

三重県鈴鹿市の白子地区で伝わる伊勢型紙の保存・伝承者である六谷春樹さんが開く「六工房伊勢型紙教室」の第15回作品展が、名古屋市民ギャラリーで3つの展示部屋を使って開かれています。10日まで。

教室は六谷さんの自宅をはじめ、名古屋・栄の朝日カルチャーや中日文化センターなど計7カ所で開講。伊勢型紙の基礎とともに、インテリアや家具装飾に生かす技術を学んでいます。

今回は創作のテーマがネコだったといい、展示会場に並ぶ灯りや切り絵、デザイン、絵画などの作品の多くにネコがあしらわれています。