「京都・北山丸太」 北山杉の里だより

京都北山丸太生産協同組合のスタッフブログです

相楽小学校 4年生が校外学習に来てくださいました。

2017年10月13日 | 北山杉体験・研修

 本日もご訪問下さり、誠にありがとうございます。

先日のR小学校に続き、本日は木津川市の相楽(さがなか)小学校4年生 69名が校外学習に来てくださいました。今年で3年目になります。有り難いご縁を感じます。

到着風景  代表の子供さんがご挨拶してくれました

 

他の学習地を回ってから来られましたので、北山杉の里に見えたのはちょうどお昼になっていました。

例年は外で気持ち良くお弁当を食べられるのですが本日はあいにくの雨あがり。

気温も昨日までの暖かさとは打って変わっての涼しさで、急きょ研修室での昼食となりました。

毎年凝ったお弁当をお持ちの子供さんがいらっしゃるので、今年もいくつかご紹介します。

 

さて、研修が始まり2班に別れて「座学」と「枝打ちの実演と磨き作業の体験」です。

「座学」

ナニナニ・・・講師が上手い(笑)絵をかいて、子供さんに質問しているようですね。

4年生では授業でまだ習っていない内容だったそうですが、それでも手を挙げてくれる子供さんがいらっしゃいます。

 

北山杉の話だけでなく、どうも環境の話をしているようですね。理解して貰えたでしょうか?

ちょっと難しくなかったでしょうか。

 

 「枝打ち見学と磨き体験」

本日は雨上がりでいつもの長い木に登るのはベテランの職人さんでも危ない為、台杉の枝打ち作業の見学です。

 

ハシゴの説明・・・このハシゴはアルミのではなく、北山杉で出来ているハシゴで、木に登るとき、木が揺れても枝打ちをする際にはこの遊びがとても重要で、地面にぐっと挿して使うと具合が良いそうです。木の家は耐震構造的に弱いと言われましたが、ゆらゆら揺れて強い力を逃がすのだと聞いたことがあります。そういうことなんでしょうね。

充分注意しながら、鉈(なた)や鎌(かま)も触ってもらいました。特に鎌は北山杉の枝を打つのにとても重要で、よく研いでとってもよく切れるこの地域特有の形状なんです。

そして体験です。まず表面に残っている薄皮をパイプを使ってむく作業(こむき)を体験。

そして伝統作業の砂を使った磨き体験を、とても熱心に行っていただきました。

短い時間でしたが、研修、体験が無事終了。
最後に児童を代表して、挨拶をしていただきました。

学校からバスで約2時間かけてやってきてくれた相楽小学校4年生のみなさん。
北山杉校外学習はいかがでしたか?

大人になっても、北山杉にふれ、体験したことを頭の片隅に覚えていてくれていたら、とっても嬉しく思います。

そして願わくば、将来、家を建てるときには北山杉を1本でも使って下さいね(^^)

本日はお疲れさまでした。。

 

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