本日もご訪問下さり誠にありがとうございます。
京都市主催の「KYOTO WOOD EXHIBITION2024」の一環で10月12日(土)「北山丸太を知るトレッキング」が開催され、戦前頃までの生活道で北山杉の里中川から鷹峯まで北山丸太を肩や頭上に載せ運んだ通称「菩提道」を歩き、ガイドをさせていただきました。
集合場所はJRバス 「中川小学校前」です。
集合場所の前にある、北山杉が京都府の木に選定された事を記念する石碑の見学からスタートしました。
続いて中川八幡宮の境内にある樹齢約600年の北山杉のご神木を見学しました。
その後北山丸太の産地問屋さんで丸太製品を見学させていただきました。
北山丸太の木肌を磨くのに適した砂を採取してきた菩提の滝にも立ち寄りました。
また途中では北山杉についてお話しさせていただきました。
昼食は本来の運搬ルートから寄り道して素晴らしい景色の沢ノ池でいただきました。
ちょっと京都市ではないような風景が広がります。
キャンプをされている方や一人で歩いて来られる外国の方もいらっしゃいました。
※山中で景色の良いところですが、野生動物にはくれぐれもご注意を🐻
又ゴミは必ず持ち帰ってくださいね(尚トイレはございません。)
このような道は気持ちが良いのですが。
台風や雪害の後、整備出来ていない道はこんな風になっているのが現実です
ルート後半、上ノ水峠から坂尻までやや急な坂道を降り、そこから千束まで紙屋川沿いに舗装された道を歩いて無事ゴールとなりました。
かつてこの道は北山丸太を男性は肩に担いで女性は頭に載せて町に降り、また帰りは生活物資を引き換えに買って帰るという大変な労力をかけて生活されていたとか。
その時代、みんながそうしていたのなら私もきっと同じようにしていたのかと思うと・・・
なんだか考えさせられますね。(頭上運搬の話)
山道は下りが特にこたえます。
参加された方は足に自信のある方も大勢いらっしゃったとは思いますが。
無事解散場所に着いた時には「ホッと一息」
皆様お疲れ様でした